ウチョウランは本州・四国・九州の低山
の湿った岩場に自生する小型の地生ラン
です。
地域変異が多く、かつては自生地ごとに
産地名を付けて販売され、野生種が激減
しました。
左は、30年も前から球根を更新しながら今年も開花した2種で、
「石鎚産」と、ラベルを失い産地不明 のウチョウランです。
下は ウチョウランの亜種としての「アワチドリ」(安房千鳥)の
人工交配種で、原産は千葉県南部です。7月4日と9日に撮りました。
次は同じく亜種の、鹿児島県産の「サツ
マチドリ」の3タイプです。
6月末から7月10日の撮影です。
左は「星の砂」と銘打った、唇弁の斑紋が
細点となったサツマチドリです。
下は、普通のサツマチドリとして過去に通販で入手した2種で、
草姿と花のアップです。
庭の松の木に掛けてある巣箱は、出入り口の穴を28ミリにしてシジュウカラに営巣
させていました。 3月まで時々シジュウカラのペアが来て巣箱の点検をしていたのに、
4月になると来なくなりました。 今年は諦めていた所、スズメが巣作りを始めました。
5月の末、巣箱にやってきたスズメのペア、
スズメには小さすぎる出入り口なので、巣材を運び込むのみ苦労していました。
6月下旬、巣箱から飛び立つ親鳥が雛の糞を加えています。
親スズメの、巣箱への出入りが多くなり、雛の鳴き声が聞こえてきます。
雛が大きくなると、親は巣箱に入らずに入
り口で餌を与える場面が多くなりました。
黄色い口を大きく開けて餌をせがむ雛、
親が頻繁に昆虫などを運んできます。
下の4枚は7月5日です。興味深そうに外
を見る雛と近くで巣立ちを促す?親鳥です。
翌7月6日、朝ひときわ賑やかな雛の声が響きました。
巣立ちしたようです。 庭が急に静かになってしまいました。