「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

中学生まで医療費 無料化  中央区も本日6/1から

2007-06-01 12:13:30 | 小児医療
0歳児から中学3年生までの
子どもの医療費(通院・入院とも)が、
中央区も無料になります。

①子ども医療費助成(中央区):
http://www.city.chuo.lg.jp/koho/180515/05_03/index.html
②子ども医療費助成制度のご案内(中央区):
http://www.chuo-med.or.jp/HP/news06.htm#001


本日、一日の診療が終わりましたが、
特に混乱なく、無料化に移行しています。




ちなみに、他区の無料化の状況は以下。


東京23区では、
すでに
港、台東、北、世田谷が実施されていました。

そして
07年4月から
大田、杉並、荒川、練馬、葛飾。

07年6月から私たち中央。

07年10月から、
千代田、新宿、文京、品川、目黒、
渋谷、中野、豊島、墨田。

一方、
江戸川区:入院は無料、
     通院は10月から小6まで無料、中学は自己負担の1/3助成

足立区:入院は無料、
    通院は10月から小1~中3の自己負担の1/3助成

江東区:入院は無料、
    通院は小3まで無料
    10月から中3まで自己負担の1/3助成

板橋区:入院は所得制限つきで小6まで無料
    10月から入院も通院も小6まで所得制限なしで無料

(予定の部分もあるので、ご確認を。
参考:朝日新聞2007/3/27)





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後期高齢者医療制度(H20.4月スタート)に向けて

2007-06-01 07:14:49 | 医療
平成20年4月から、
75歳以上の方(65歳以上で一定の障害のある方を含む)を
対象とする新たな高齢者医療制度が創設されます。
(現在の老人保険制度は廃止されます。)

注1:法律が変わります!
老人保健法 全部改正⇒「高齢者の医療を確保する法律」
平成20年4月 施行

注2:高齢者に前期とか後期とか、あるのか?
後期高齢者:75歳以上
前期高齢者:65歳から74歳



この医療制度の運営主体は、
都道府県ごとに全区市町村が加入して設立された
『後期高齢者医療広域連合』です。
これは、“特別地方公共団体”であります。
東京都の場合、62区市町村が参加し、
準備委員会を経て、都知事の許可を得て、
『東京都後期高齢者医療広域連合』が設立されました。
*資格の管理
*保険料の決定
*医療の保険給付などの事務
*制度の運営
これらを、行います。
一つの団体でありますから、議会があります。
議会の組織は、定数31人の「議員」からなり、
その議員は、「関係区市町村の議会の議員」が候補となる
選挙から選ばれます。
中央区議会からも議員を一名候補者として出しました。
その候補者選びが、
本日5/31の中央区議会臨時会で話されました。
結局、中央区議会議長であるところの鈴木久雄氏が、
推薦されました。
「“議長のあて職”でよいのか」という意見もありましたが、
鈴木久雄氏が、候補者として中央区から出ることとなりました。



当然“議長のあて職”でよいわけがなく、
鈴木氏一人に任せるのではなく、
我々中央区議会議員全員で、
高齢者医療充実のために、
今後、東京都後期高齢者医療広域連合で
議論される事項や動向を、
注意深く見ていく必要があります!!
広域連合には、十分な情報公開・情報開示が求められます。


さて、どのような医療がなされればよいのか。
社会保障審議会後期高齢者医療の在り方に関する特別部会による
『後期高齢者医療の在り方に関する基本的考え方』
が、非常に参考になると私は思います。


後期高齢者は、
①複数の疾患に罹患
②慢性疾患に罹患
③多くが認知症をもつ
④いずれ死を迎えることは避けがたい
状態にあります。

そういった高齢者に
①生活を重視し
②尊厳に配慮し
③安心・納得できる
医療を提供していく必要があります。

具体的には、
①急性期から慢性期まで総合的な治療計画を立てる入院医療
②後期高齢者を総合的に診る開業医(主治医)
③訪問診療・訪問看護など在宅医療
④地域の医療機関間の医療連携
⑤口腔管理を行う歯科医師
⑥薬剤管理のできる薬局・薬剤師
⑦主治医と連携を密にとるケアマネージャー
⑧自己決定を重視した終末期医療
⑨疼痛緩和ケア
⑩一人ぐらし高齢者対策
これらが、機能する必要があります。



19年6月広域連合議員の選挙
19年7月広域連合議会
と進んでいきます。
今後の高齢者医療の充実のため、
動向を見ていく必要があります。

そして、ここでもネットワークがとても大切です。
病院と開業医と訪問看護と老健施設と福祉関連NPOと地域包括支援センターと敬老館とサービス提供事業所と.....
医師と薬剤師と歯科医師と訪問看護師と作業療法士・理学療法士・言語聴覚士とケアマネージャーと社会福祉士と保健師と民生委員と......
網の目の様なネットワークで高齢者福祉を支えていきます。


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区議会 福祉保健委員会委員及び築地市場に関わる委員に就任!!

2007-06-01 00:30:02 | 政策・マニフェスト
臨時会2日目(にして最終日)は、以下の議案が審議されました。
 ・専決処分の承認について
  「中央区特別区税条例の一部改正」を承認
  地方税法がH19.3.30に一部改正され、同年4月1日施行ということで、
  特別区税が平成19年度分から適用にともない、区長権限で“専決処分”。
  (本来なら議会の承認が必要であるが、「議会を招集するひまがないとき」
   区長が専決処分すると地方自治法第179条第1項に規定されている)
  そのことを議会で承認した。
  ちなみに地方税法が変わったのは、株式配当や譲渡益に関わる税。

 ・監査委員の選任同意について

・議会委員会条例の一部改正する条例について
  文教委員会⇒区民文教委員会、
  教育委員会⇒区民部及び教育委員会
  区民福祉保健委員会⇒福祉保健委員会 と改正されました。

・東京都後期高齢者医療広域連合議会 議員選挙法補者の推薦について
  (別にブログで書きました。)

 ・常任委員会委員定数および選任について
 ・議会運営委員会委員選任について
 ・特別委員会委員定数および選任について

そして議会の後、それぞれの委員会が開催。

私は、
常任委員会の一つ:福祉保健委員会
特別委員会の一つ:築地市場等街づくり対策特別委員会
に属することができました!!


医師として、小児科医師として、
中央区の保健医療福祉の充実に
がんばって取り組みます。


また、移転に揺れる築地市場について
議論する場に入れましたことも、
非常にうれしく思っています。
築地は、守ります。

皆様の声を反映できますよう、
全力を尽くす所存です。
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