「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

委員会出席から感じたもの

2007-06-07 07:16:34 | 政策・マニフェスト
「にこにこさん」のコメント(2007-06-06 18:55:25)に対し、
区役所・行政と区民の橋渡しを、
役割のひとつとしてもつ区議として、
取り急ぎ回答をする必要があると思い、書きます。

区議になって、約一ヶ月であり、
また、委員会経験も、
三回済んだだけで(議会運営委員会の傍聴、企画総務委員会の傍聴、福祉保健委員会の出席)
すべてを分かっていないという状況や、
小坂の主観が大いに入っていることを
ご理解の上、お読み下さい。


にこにこさんとの想定Q&Aにしました。


Q「にこにこさん」:
本当に「問う」なのですね。
区議会便りのような区報の質疑応答を拝見したことはございましたが、あまり本腰を入れて読んだことはなく・・・。やはり身近な方が区議になられると興味の深度も違いますね。

さて、まず始めに疑問に思ったことは、こちらから「問う」ことがないと区が何をやっているか判らないのですか?(認識が違ったらすみません)
区から「これこれこういうこと(施策)をしています」ということに「えー、もっと、こんなことやってよ」「「そんな無益なことをー」というやりとりがあるものだと思ってました。(「提案」はないのですか)

A小坂区議:
委員会は、まず、行政側(理事者側)から、施策の提案があります。
その提案書は、委員会の場合、二日前に委員会の委員に渡されます。
例えば、今回6/6の福祉保健委員会の提案書は、
6/4に頂きました。
二日間で、行政の提案を分析するのには、
時間がなさ過ぎ、もう少し余裕があればとは思います。
アンテナを高く張れば、各々の時期の委員会には、
行政側が何を出してくるか
分かるようになるのかもしれません。
議員努力の部分なのかも。。。

「にこにこさん」がご心配のところ、
区からの提案、それに対し、
区議の分析、評価、意見の場、
それこそが、各種委員会であります。

また、「にこにこさん」がおっしゃる
「「問う」ことがないと区が何をやっているか判らないのですか?」
という点については、
例えば、
「小児医療の充実」や、
「地域福祉の充実のためにNPOとの協働」
「保健福祉委員会の公開」について、
今回の委員会では、
行政から提案や説明がありませんでしたので、
私の方から「問う」必要があったと思います。


Q「にこにこさん」:
情報開示(というか、お伺い?)して頂いてからのやり取りだなんて、何て時間がかかるのか。

A小坂区議:
おっしゃるとおり、情報公開・情報開示が、
区政・行政でとても大切なことです。
私は、このブログで、
私の行動の情報公開・情報開示をしていきます。

行政側は、粛々と事業を遂行していきます。
その進行度合いは「○○計画」とかを立て、
それにそって遂行していきます。

「○○計画」を立てる前に、
ニーズを知る必要があります。
そのために住民に調査します。
アンケートなどをとったり、
統計をとったりします。

PLAN⇒DO⇒CHECK⇒ACTION
を粛々と進めるのです。
時間がとても、かかります。

時間=その分働く職員がいる=税金をつかう
ことになりますので、
極力、時間を短くするように
提言していくのが、
区議の仕事の一つと思っています。


Q「にこにこさん」:
そして「お考え」を「お聞かせ」願わなくてならないのですか?
大人社会の相手を思い遣っての敬語なのかもしれませんが(勿論喧嘩腰はありえませんが)、、施策立案者、施工者はそんなに偉いのですか?

単純に区民本位でない気がしました。

発言の中身が重要であることは承知しております。単に言葉の枝葉末節に囚われたつもりではないのですが、少々ひっかかりました。

A小坂区議:
「お考え」を「お聞かせ」願うという
書き方は、私の文章の書き方であり、
それ以上の他意はありません。
もう少し自然な言い方をすればよかったというところです。
語彙力の問題ありでした。

私の認識は、
行政すなわち自治体の職員は、
そして区政すなわち区議も含め、
区民のために働く人と思っています。
会社や企業と同じで、
税金というお金を頂きつつ、
サービスを提供してくれる人なのだと思います。
そして、会社でも、企業でも、自治体でも、
医師会をはじめ各種団体でも、NPOでも、
人のためにがんばろうという
“熱い思いを”持った人の割合が高いところほど、
活力が出てきます。

会社や企業と違う点は、
売り上げがわるいと(言い方悪いですが)、
その負担は、
買う側にまず跳ね返るという点など、
多々あるのですが。。。


まさに“区民本位”であるべきです。
区民のために、身を粉にして働くのが、
区の職員であり、区議であります。
これからも、
ご指摘、よろしくお願い申し上げます。

2007年6月7日(5/1区議になって38日目)
現在の私の分析でした。




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