「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

防災等安全対策特別委員会 6月(初会合)

2007-06-19 18:55:31 | 防災・減災
本日6/19、防災等安全対策特別委員会が開催されました。

行政側からの報告は、
①区施設におけるエレベーターの緊急点検について
②災害に際し応急措置の業務等に従事した者に係わる損害補償の損害補償基礎額の改定について
③平成19年度中央区総合防災訓練の実施について



審議内容で大切と思われるところを、
小坂の解釈の範囲で書きます。
審議の全ては網羅していません。
実際のところは、委員会の議事録が
中央区のホームページで掲載されるのをご確認ください。
{ }で囲んだところが委員会で出た内容。


①防災拠点運営委員会
{中央区を、学校等を中心にして、21の地域に分け、
各々の地域に防災拠点運営委員会をもっています。
災害時に、行政機関などがマヒした場合でも、
地元の人たちが、力を合わせ学校を中心とした
防災拠点の運営を円滑に行われるよう活動しています。
その運営委員会運営がスムーズに行くような配慮、
またこの運営委員会が存在することの周知をする必要がある。}
私は、災害において、地域を守る大切な鍵の一つは、
まさにこの防災拠点運営委員会であると考えます。
実際に機能するように、この運営委員会を常日頃から
盛り上げていく必要があると考えます。
民生委員や青少年委員、消防団、医師会、薬剤師会、歯科医師会、
など関連する多くの人が参加する会になるとよいと考えます。

②月島第二公園が再開発中
{万が一、明日にでも地震がきたら、
さて、その周辺地域の人は、
どこに逃げればよいか。
月島第二小学校防災拠点運営委員会で、
そのあたりを検討していく}

③中央区国民保護計画 平成19年3月作成
{この計画が、基本的人権がおかされることのないよう、
実施する必要がある。}

④高層住宅防災対策パンフレット
{高層住宅の防災対策の情報が入ったパンフを、
区が作成し配布中である。
行き渡るように配布していく必要がある。}

⑤震災時の非難通路
{震災時に非難通路となる道路は、
都の計画に沿って、定められている。
その道路が実際、使えるように、
その道路に沿った建物は、
耐震補強の必要を考える必要がある。}

⑥プレディでの避難訓練
{プレディの時間帯において、災害が起こる可能性がある。
よって、プレディでも避難訓練が必要である。}

以上。

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政治に信頼を取り戻すために。

2007-06-19 11:24:49 | 政策・マニフェスト
注意:このブログは、書きかけです!!

昨日6/18の朝日新聞が、
とても大切な世論調査による記事を載せいていたので、
取り上げたい。

 政治や政党に関する意識調査である。
実施者:佐々木毅・前東大総長(学習院大教授)
    朝日新聞本社社会経済生産性本部の前田和敬・政治改革推進部長

調査目的:政党・政治家の評価や支持・投票の基準、世論調査の受け止め方など広く有権者の政治意識を探る。

調査時期:年金問題が国会で焦点となる前の4~5月
対象:3千人
調査方法:郵送によるアンケート
回答:2166人
回答率:72%


結果の傾向:政治をまじめにとらえる姿勢が目立つ一方で、政党の現状に対する不満は強い。支持する政党があっても入党や寄付までしようという人は少なく、その党の候補に「必ず投票」も半数だ。政党を支える意識の希薄さがうかがえる。

 
政党が「期待される役割を果たしている」:10%
政党が「役割果たしていない」:83%

政党という存在が「大切だ」:53%
    「そうは思わない」:40%

政治は「ふだんの生活や仕事と切り離せないもの」:62%
「ふだんの生活や仕事とはあまり関係がないもの」:34%


 
政治に「興味がある」:82%(大いに31%+少しは51%)
   「興味がない」:18%(あまり16%+まったく2%)

「政治はドラマである」:18%
「そうは思わない」:67%

「政治は面白くなければならない」:27%
「そうは思わない」:67%

「今の政治はワイドショー政治である」:54%
「そうは思わない」:39%

⇒有権者は政治に関心をもちつつ、政治は軽いものではないと意識しているようだ。

 

政治を「信頼していない」:58%(あまり49%+まったく9%)
政治を「信頼している」:41%(大いに2%+ある程度39%)

政治が「変わってほしい」:92%(大いに44%+ある程度48%)
   「変わってほしくない」:6%(あまり6%+まったく0%)  
              

⇒現実の政治への視線は厳しい。


いまの政治を「ワイドショー政治」とみる:54%

政治家に対しては言葉を「大切にしていない」:80%

「立ち居振る舞いやファッションなど言葉以外の要素でアピールすることに力を入れる傾向がある」:56%

 
有権者は「政党支持」をどうとらえているか。

支持する政党があれば
「党員になってもよい」:17%
「寄付してもよい」:13%
「政治活動や選挙にボランティアで参加してもよい」:30%

⇒支持の脆弱(ぜいじゃく)さがくっきりと出た。「寄付」や「参加」は自民、民主支持層で他の政党支持層より少なかった。


支持する政党があれば
その政党の候補者に
「必ず投票する」:51%
「そうは思わない」:45%
政党を支持する人でみると、
共産、公明支持層:7割台
民主支持層:61%
自民支持層:55%
⇒「二大政党」といわれる両党で支持の緩さが顕著だ。

 
いま支持する政党があるかどうかにかかわらず、
自分が「無党派層」と思うかどうか聞くと、
「思う」:47%
「思わない」:46%
「無党派層だ思う」と答えた人に
それはどうしてですか。
支持する政党を見つけたいが、見当たらないから:14%
支持する政党がたびたび変わるから:3%
特定の政党に縛られたくないから:9%
政党という存在を好きになれないから:10%
政治そのものに関心がないから:3%

*無党派層と思うと答えた人の政治意識
政治に「大いに興味」は全体より低く、
政治を「信頼している」も少なめ。
半面、政治が「大いに変わってほしい」は全体より多く、
政権交代がたびたび行われる方が「よい」も高い。
⇒いまの政治に冷めつつ、
 改革にはこだわりを見せる
 横顔が浮かぶ。




政治的な立場を説明する言葉として使われてきた
「保守―革新」については、物差しとして「適切ではない」:58%
「右―左」「ハト派―タカ派」「抵抗勢力―改革派」:「適切ではない」が6~7割

⇒有効な座標軸が失われている。
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オッサン少年

2007-06-19 09:08:48 | 子育て・子育ち
昨日6/18、NEWS23にての特集
『不登校児を救う駆け込み寺に密着』
付いていたテレビに、
何気なく気を取られたのであるが、
その取組に感動した。
途中からだったので、一部不明な点もあるが、
記しておく。

オッサン少年こと川野弘樹氏が塾長。
(なんで、オッサン少年なのかは、不明)
もともとは、看護師だったらしい。
不登校児の居場所として、
『夢翔塾』を開き、
数名の不登校児と、ともに生活していく中で、
暴走族への誘惑を断ち切らせたり、
家庭内暴力をやめさせ、
高校進学や、職業選択をできるように
立ち直らせていく。

思春期の子ども達と、
心を開いた対話の中で、
立ち直らせていっていた。
入塾した当初と、
子どもの目の輝きが、
変わっていくのである。
それは、驚きであった。

子ども達に、真正面から取り組んでいく
大人の姿。
これは、必ず、子ども達に伝わるはずである。
そのことを示してくれている。

川野氏自身も、
浄光寺住職、
寒香智軒氏との出会いで、
変わったという。

人はよい出会いで、
必ず変われる。
特に、子ども達は。
コメント (6)
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