民主主義の実現には、
話し合いの中で、合意を形成するとき、
そのプロセスを大切にしなければならない。
民主主義的な合意形成とは、
どうやったら、できるのであろうか。
合意形成とは、次の3つのプロセスがある。
①自己決定
↓
②集団決定
↓
③分かち合い
基本中の基本、
大切なこととして、
当たり前であるが、
集団決定の前に、
「自己決定」がなくてはならない。
私が、どう考えたか、これをもつことが、
まず、話し合いの大前提である。
自己決定の後、
集団決定に臨む。
集団決定では、
現実は、
“声の大きい人”が勝つ。
そして、多くの人は、
“長いものにまかれろ”となる。
多くの人は、“安易に妥協”してしまっている。
集団決定では、気をつけるべきことは、
どういうことか?
①話し合いは、納得がいくまで
十分、納得できるまで話し合う。自分の意見を変える場合には、自分自身にも、
他のメンバーにも、その理由を明らかにすることが必要。
②他者に勝つのが目的ではない
自分の判断に固執して、他者に勝つための揚げ足取りは、避ける。また、あえて反対のための反対意見を出す必要はない。
③多数決や平均化、取引は、しない
決定するのに、多数決や平均値を出してみる、または取引するといった「葛藤をなくす方法は避ける。また結論を急ぐあまり、あるいは葛藤を避けるために、安易な妥協はしない。
④少数意見の尊重
少数意見は、考え方の視点を広げてくれるものとして、尊重する姿勢が大切。なぜ、そう思うのかをよく聴き合う。
⑤理屈でない場合もある
理論的に考えることは大切であるが、それぞれのメンバーの感情や、グループの状況にも十分配慮する。
上記に注意しながら、集団決定がなされれば、
決定したことを集団で「分かちあう」
このことを「価値観の共有化」(シェアする)という。
意見の違いを“乗り越えて”ではなく、
意見の違いを“のみこんで”行く作業。
ここに“大胆な妥協”がある。
中央区には、地域協議会が、
様々な場面である。
防災、教育、まちづくりなどなど。
是非、民主主義的な合意形成が、
なされることを望む。
子ども達にも、
教育の場で、
①自己決定
②集団決定
③分かち合い
にそった合意形成がなされる機会を
どんどんもっていってほしいと思う。
NPO法人生態教育センター
理事長 小河原孝生氏による
ワークショップを受講してのまとめ。
話し合いの中で、合意を形成するとき、
そのプロセスを大切にしなければならない。
民主主義的な合意形成とは、
どうやったら、できるのであろうか。
合意形成とは、次の3つのプロセスがある。
①自己決定
↓
②集団決定
↓
③分かち合い
基本中の基本、
大切なこととして、
当たり前であるが、
集団決定の前に、
「自己決定」がなくてはならない。
私が、どう考えたか、これをもつことが、
まず、話し合いの大前提である。
自己決定の後、
集団決定に臨む。
集団決定では、
現実は、
“声の大きい人”が勝つ。
そして、多くの人は、
“長いものにまかれろ”となる。
多くの人は、“安易に妥協”してしまっている。
集団決定では、気をつけるべきことは、
どういうことか?
①話し合いは、納得がいくまで
十分、納得できるまで話し合う。自分の意見を変える場合には、自分自身にも、
他のメンバーにも、その理由を明らかにすることが必要。
②他者に勝つのが目的ではない
自分の判断に固執して、他者に勝つための揚げ足取りは、避ける。また、あえて反対のための反対意見を出す必要はない。
③多数決や平均化、取引は、しない
決定するのに、多数決や平均値を出してみる、または取引するといった「葛藤をなくす方法は避ける。また結論を急ぐあまり、あるいは葛藤を避けるために、安易な妥協はしない。
④少数意見の尊重
少数意見は、考え方の視点を広げてくれるものとして、尊重する姿勢が大切。なぜ、そう思うのかをよく聴き合う。
⑤理屈でない場合もある
理論的に考えることは大切であるが、それぞれのメンバーの感情や、グループの状況にも十分配慮する。
上記に注意しながら、集団決定がなされれば、
決定したことを集団で「分かちあう」
このことを「価値観の共有化」(シェアする)という。
意見の違いを“乗り越えて”ではなく、
意見の違いを“のみこんで”行く作業。
ここに“大胆な妥協”がある。
中央区には、地域協議会が、
様々な場面である。
防災、教育、まちづくりなどなど。
是非、民主主義的な合意形成が、
なされることを望む。
子ども達にも、
教育の場で、
①自己決定
②集団決定
③分かち合い
にそった合意形成がなされる機会を
どんどんもっていってほしいと思う。
NPO法人生態教育センター
理事長 小河原孝生氏による
ワークショップを受講してのまとめ。