「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

7/12すぎなみ地域大学で、講義しました。

2007-07-12 17:19:09 | 子育て・子育ち
本日7/12、すぎなみ地域大学で講義をさせていただきました。

『地域で子育て講座ー子育て事業の担い手やサービスの支援者を拡げるためにー』
として、24講座あるうちの一講座。

題して、第9講『子どもの身体の発達と遊び~小児科医からみた子どもの身体の発達と遊び~』
10:00~11:40 講義
11:45~12:00 グループ話し合い
12:00~12:40 グループ話し合い発表と質疑応答

私の講義の切り口は、

*子どもの発達を「睡眠」、「笑い」、「手の使い方」、「言葉」、「認知」のそれぞれの切り口から。及びそれぞれの発達を促す遊びの紹介。

*子どものこころの発達で、最も重要な母(養育者)との「愛着形成」

*「美しき三歳児」の行動と、その対応

以上。

場所は、杉並区職員能力開発センター。
対象は、これから子育て支援に係っていきたいと考える杉並区民。20名程度の参加であった。


グループの話し合いの発表を踏まえた質疑応答は、私自身も勉強させていただいた。
以下、その内容。

グループA
①(質問)発達障害の子の支援をする場合、気をつける点は?親御さんへの声かけのポイントは?
②(質問)与える道具・おもちゃによって、発達に差が出るのか?
③(質問)親の手元で育てることと、保育園で他人の手で育てた場合で、将来、こころのトラブルの出方など、なにか差があるのか?三歳児神話関連の質問。すなわち、3歳まではお母さんが育てなくてはならないのか?
④(質問)発達の遅いことを気づく時期は、いつごろか。

グループB
①(感想)各時期に子ども達のそれぞれの行動には意味があることが、あらためて理解できた。
②(感想)愛らしい赤ちゃん、かわいらしいということが、自然な防衛本能であり、お母さんに愛されて、そして自立につながって行くことが理解できた。
③(感想)反抗する子でも、自分の意志が認められた時、素直になり、自立することが出来るということを理解できた。
④(感想)子どもには個人差があるということを理解して、子育て支援の現場で子ども達に接していくことが大事であると感じた。
⑤(質問)6歳の子の指しゃぶりはどうしたらよいか?

グループC
①(質問)おしゃべりする人形は、ダメという理由は?
②(質問)歩行器がダメな理由は?
③(質問)反抗期の三歳児の対応で、気持ちのそらし方のテクニックは?
④(質問)自閉症、AD/HDの子の診断は、いつぐらいにつくのか?
⑤(感想)プレママ、プレパパの段階で、発達を知ると、子育てがもっと楽しくなるのではないでしょうか。

コメント (1)
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本日7/12から 月島草市

2007-07-12 15:27:58 | NPO・地域力
本日7/12から、恒例の月島草市 開催。

これが始まって、いよいよ夏、突入。
これが始まらなければ、夏は始まらない。

月島西仲商店街にて、14:00-21:00.

主催する月島西仲共栄会商店街振興組合、
および、共催の月島連合町会
各種団体、各大学等など、
そして、草市の安全を守る、
PTA,青少年委員会関連各団体、消防団等など、
お疲れ様でございます。

今回は、雨模様ではあり、
大変ですが、地域の子ども達も
楽しみにしておりますので、
どうかよろしくお願い申し上げます。

ひとつの地域力を感じるイベントです。

皆様、是非お出かけ下さい。

子ども達のたくさんの笑顔に出会えますように。
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