「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

【日記】鳥の親子

2007-07-16 23:11:46 | Weblog
私のクリニックから、
月島方向に20-30mのところに、
酒屋さんがある。
ふくむら薬局さんの隣り。
その軒先に、
鳥かごに入った、
名前のわからない鳥がいる。
黒と緑色の羽。
いかにも野鳥である。

その鳥は、店のおねえさんが、
道で横たわっていたのをひらい、
かごの中で看病しているところ。

今、ようやく人の背を越せるまで
飛べるようになったらしい。

驚くべきことに、
この鳥の親が、
毎日、かごのところにやってきて、
餌を与えるのだというし、
私も、その現場を目撃した。

巣の中のひなに、親鳥が
餌をあげるのはよくある光景。
でも、ここは、巣ではないが、
わが子に、餌をあげているのである。

鳥は、鳥で、顔が違うのを識別しているのであろうか?

以前、心理学の講座で、
鳥が訓練すると、
海難救助の現場で、おぼれている人の浮き輪を認識できると、
聞いたことがある。
目は、きっとよいのであろう。


鳥でさえ、
わが子への責任をきちんと果たしている。
小児虐待、ネグレクトを起こす人間は、
見習わねばならない。。。
コメント
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