
5月10日撮影
畑の畦にヤマツツジが大きく枝を伸ばして
今年も沢山の花を咲かせていました。(過去形、すでに咲き終わっています)
植えたものでは無く、ず~~っと昔から自生しているものです。
私はブログを始めるまで「紅ツツジ」という名前だと思っていました。
子供の頃に親から聞き覚えたので。

この10年程みて来て、”クロアゲハはヤマツツジがお好きらしい”と、
気が付きました。ヤマツツジで見かける機会が多いので。
この日も、家から見えたので「おお~やって来てる!」と急いで駆けつけ、
逃げられない様に、そ~っとジワジワっと距離を縮めて撮りました。
クロアゲハだと思い込んでシャッターを押していたんだけど。。。
尾状突起に青色が見えた時点で、これはクロアゲハとは違うぞ~と。

後翅の表側の綺麗な青色のラインが見えて、もう~絶対にこれは、
いつも撮り慣れているクロアゲハじゃない!と確信しました。
この時点では、何て言うアゲハチョウか分からないので、
撮り終ってからネットで名前を調べたところ、
カラスアゲハかミヤマカラスアゲハに辿り着きました。

あちこちのサイトを巡ってみた結果、
多分?だけど、ミヤマカラスアゲハじゃなかろうか~と。
カラスアゲハだと、後翅の表側に青色のラインが無いようなので。

そして、後翅の裏側の矢印で差している部分の白っぽいラインも、
ミヤマカラスアゲハに見られるもののようなので。
(もっと白いラインがが太い個体の方が多いのかも・・・)
・・・とは言え、確信を持って言い切れないのが、
少々もどかしいんですけどね。

ちなみに、2016年のカラスアゲハと思われる記事に
リンクを貼って置きますね。

黒いアゲハチョウって、私的には高貴なイメージがあるんですよね。
家の周りで見られる黒いアゲハは、クロアゲハと、ナガサキアゲハ、
モンキアゲハ、なんです。
そんな中、今回初めて美しい青い翅のミヤマカラスアゲハに、
出会えたこと、とても嬉しかったです。

見かけたからと言って、写真に撮れるチャンスって、
そうそうあるわけじゃ無いので、
偶然の出会いにはいつも感謝です。
ワクワクをありがとう~!って気持ちです。

ナミアゲハとクロアゲハとナガサキアゲハは、
家の大きくも無いユズの木に卵を産むので
幼虫が育つ過程を観察することが出来るんですけど、
時々やって来る、モンキアゲハとか、
一度だけしか写真に撮れていないカラスアゲハや、
今回のミヤマカラスアゲハはどこで成虫になって居るのか?
知りたいところですが・・・

幼虫の食草は、ミカン科のキハダ、カラスザンショウ、ハマセンダン等で、
ミカン科の野生種が生えているところで多くが育つらしいです。
つまり、栽培種をあまり好まないらしく、
であれば、家のユズの木に卵を産みには来ないよなぁ~。。。

来年も我が家の周りのヤマツツジに来てくれると嬉しいけど、
そうそうラッキーなことがあるとは思えないし、
何年か後に、又、出会えると良いなぁ~と思っています。
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