今日の写真は【がんす】です。
と言っても、この名前は私の住んで居る所あたりだけで通用する
呼び名でしょうね。
ツツジ科の【ナツハゼ】が本当の名前です。
又、【ヤマナスビ】と呼ぶ所もあるそうです。
子供の頃、山の木の実をチョットしたおやつ?代わりにいろいろ食べていました。
【アサドリ・ビービ・チョウケ・がんす】その他に山桃・アケビ・イタドリ等など
今日、これらの本当の名前をネットで調べてみました。
【アサドリ=アキグミ】
【ビービ=ナワシログミ】苗代を作る頃に実が赤く熟すので
この名前が付いたとか。
【チョウケ=ウスノキ】ツツジ科で実の先の所の凹みが臼の形に
似ているから・・・とか
60年近く生きて来てこんな事も知らなかった私です。
でも、やっぱり・・・・
これからも長年使って来た呼び名を使うと思います。
良い所で大きくなられたんですね。
此方は川と言える程の川がないので川のある所に暮らしている人が大人になった今でも羨ましいんですよ。
私は【物より思い出・・】ってCMの言葉がとても好きなんです。
どんどん自然が無くなっていく中でも
子供さんたちを少しの時間でも山や川や海に連れて行って上げたら良いのになぁ~って気がします。
お金で買えない体験、この年になってみると
中々良いものだったと思うから・・・
家から300mの所が川幅100m位の芦田川で、その川を挟んだ向こうが私立の女子高で??(オッと!これは関係なかった)。
ともあれ、自然には恵まれていて、とにかく良く山や川で遊ぶと言うより、もう浸かっていた状態です。
その裏山も、今は団地に変わり、夏でも20度以下の沢は、造成の為地下水の道が変わったのか水が無くなり・・・です。
夏休みには、其処に竹や木で小屋を作って、みんなの勉強部屋でした。
もば爺様も子供の頃食べられていたのですね。
懐かしい光景・・・同じような事をして遊んで居たみたいですね。
ただ、運動神経の鈍い私は木登りは下手でしたけど。
黄色のシメジ私の所では【キシメジ】って呼んでました。あの頃あったキノコ、今は何も採れなくなってしまって!環境が変わった精でしょうね。
木の実も同じで、昔は実が鈴生りだったけど、今はほんの少ししか付いていないんですよ。
チョット寂しい気がします。
小学校の頃、そう今時期。
山に行っては良く食べていました。
この木の有る近くに、黄色いシメジ(私の周りでは「オコン・シメジ」と言っていましたが)が生えていて、両方とも・・・。
ちなみに私の地域では「山ナス」と呼んでいました。
これの大きな木が有って、男の子も女の子も、その木に這い登って・・・うぅーん、40年前の光景が蘇えってきます。