これはヤブコウジの晩秋から冬に見られる実です。
去年は実の付きが良くなかったので、写真もこれ1枚しか撮っていなかった。
ヤブコウジは、あまり日が当たらない林の下などにひっそりとあるものの、
冬に美しい赤い実が1つ2つ付くと見つかりやすくなる。
お正月にマンリョウ、センリョウなどと同じく縁起物として飾ることも多い。
6月17日頃、蕾が付いて、花が咲くのはいつかな?と待つが、咲くまでに何日もかかった。
家の裏の土手にひと塊になっている。ただ、そのどれもに蕾が付くわけではない。
それにしても、今年は蕾の数が多いので楽しみにしていた。
待ちに待っていた蕾がついに開いた~。可愛い
白か淡いピンクの花が咲くと記載されていたりするのだけれど・・・
こうしてみると、マンリョウの花と同じく白い花にピンクっぽい点々があるので
淡いピンクっぽい花と言えなくもないのかな?と思ったりする。
うつむいたまま咲ききった花の中を覗いてみると、あれが秋の終わり頃に赤い実になるのかな?と、
思えるものが見えている。すでに準備は始まっているのだろうか?
今日の写真はどれも家の裏の土手に咲いているものばかりだけど、
狭い庭の椿やモミジの下にも、父が移植した鉢植えのヤブコウジが同じ様に花を付けている。
いつ頃だったか?マンリョウの実を鉢に埋め込んでいた父。その時にヤブコウジも一緒に移植したようで、
「マンリョウの実を埋めて芽が出るん!?」って、いぶかしがった私だったが、
そこは山野に自生する植物の強みか・・・今ではマンリョウもヤブコウジもしっかり育って毎年お正月の玄関先を飾っている。
ヤブコウジは見られたことありませんでしたか!?
大体が山の木の根元などにひっそり生えているので、
中々見る機会がないかもしれないですよね。
小さな赤い実がポツンポツンと付くだけだけど、
マンリョウやセンリョウと同じに飾られるみたいです。
本当に小っちゃな蕾が出来て、しばらく待つ内にソッと花開いているって感じなんです。
それも、下向きに咲くので余計に目立たなくて・・・
う~ん、,何だかね奥ゆかしくて控えめな古き良き時代の日本女性みたいでしょ。ふふ
赤い実になるまで、まだまだ当分時間がかかるけど、まずは青い実になって、少しづつ熟れて・・・
私も楽しみにしているので、時々記録写真を撮っておきますね。
又、その内にお見せしたいです~。待っててね。
やっぱり赤い実が生る事から縁起物とされていたのですね。
枇杷っぽい葉っぱ?に白い小さな蕾
それが少しずつ開いて行く様子…可愛いですね。
うつむき加減の花弁が、何かにジッと耐えている様にも見受けられました。
これから夏が過ぎて秋が近づく頃から
この花から実が生って、少しずつ赤らんで来るのかと思うと
なんだかワクワクします。
その移り変わる様も見せてくださいね^^