いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

ハグロトンボのオス

2012-09-12 23:55:06 | トンボ
先だってしたハグロトンボのメスを見た日から一週間後に、

今度は同じ場所の同じ枝にオスが止まっているのを見つけた。



オスの体はメスの黒っぽいだけとは違って、メタリックな青緑色でとても綺麗~。

写真的には、この用水路がもう少し綺麗だったら言うことないんだけどね~。

この頃はず~っと雨が降ってない時期で川底は決して綺麗とは言えないのが残念。

さて、夕日に照らされてトンボの影も写ってますよね・・・で、トンボ本体の上の方にも何か?

四つの丸い影が写っているでしょ!何の影だか分りますか?



この時も連写で翅を広げる瞬間を撮ったのですが、前回と同じなので何枚かだけを見て頂くことに。




夕日の精かな?翅の色が黒ではなく綺麗な青色に見えてオハグロトンボじゃないみたい。




最初から気になっていたけど、やっぱり右側の後翅の一部の色が変、傷つけちゃったのかな?




・・・と。優雅に翅を広げたり閉じたりを繰り返していたら、向こうからダンゴ虫がやって来た。

どうするかな~。。。と暫く眺めていたらハグロトンボは飛び立とうともせず。




ダンゴ虫の方が枝の下に回って通行の邪魔者を避けて通って行っちゃったよ。


訂正 写真にミズスマシと書いていますが、アメンボの間違いでした。

さてさて、1枚目の写真に写っていた四つの丸い影、何だか分ったでしょうか?

そう~アメンボの影だったんですね。皆さんはすぐに分っていたかも・・・ですね。

ここにはアメンボが何匹も居ておチビちゃん達は虫取り網ですくってバケツに入れて遊ぶんですが、

何と!アメンボが跳ねて飛んでバケツから脱出するのを初めて見ました~。

なので、バケツの水は少なめにして置かないと全部逃げられるのでした。



一見綺麗には見えないこの用水路だけど、水質はそれ程汚れていないのかも、

いろいろな種類のトンボや昆虫が生きられる環境がどうにか保たれているのか!?

いつまでも小さな生き物たちが暮せる環境がこのまま残ってほしいと改めて思うのだが、

新しい道が出来たら・・・そんなささやかな願いも叶わなくなるのだろうか。

「新しい道なんかいらん!」のに。







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6 コメント

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川の生き物 (pochiko)
2012-09-13 23:34:57
ハグロトンボ…いますいます、メタリックなのが。
やっぱりトンボの世界も雄が美しいんですね。
人間とは違うようです(笑)

あの翅の端っこってレンズのキズだったのですか?
最初っから、そういう翅のトンボって事はないんでしょうかね。
私なんかだったら、よくレンズに汚れがついたまんま
構わずに写真撮ったりしてましたけど(笑)

だんご虫対ハグロトンボは負けるが勝ちのだんご虫君勝利でしたね。
そういう時って、避ける方っていうのは
知らず知らずのうちに決まっちゃうんでしょうか。

ミズスマシって、よくこの辺りで言ってるアメンボですよね。
あれ飛んじゃうんですよね。
この辺りでは蚊トンボって言われてるのがアメンボのなれの果てみたいですけど
たぶん…そうですよね?

おチビちゃんたち、せっかく捕ったミズスマシに翅が生えて飛んで行ったら
ガッカリしちゃったでしょうね~~

昔は川底を覗くと、ヤゴがいたり水カマキリなんてのもいましたよね。
川は魚だけでなく、水底で生きる虫たちの宝庫でもありました。
無論ホタルそうですよね。
護岸工事とか新しい道とかが出来て
そういう虫たちの住処が無くなってしまうのは
外来種の魚の為に生態系が崩れるとか騒いでいますが
もちろん、そういう駆除も大切だとは思うんですけど
ちょっと水底の虫たちにも目を向けて欲しいと思うのですよ。
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小さな生き物の生きる場所なのに・・・ (azami)
2012-09-14 21:46:54
pochikoさん、こんばんは~。
いるんですね!体の色がとっても綺麗なハグロトンボのオス。
そうなのよね、動物も昆虫もだけどトンボもその例に漏れずオスが綺麗ってね~。
人間とは反対なのはどうして?とか思うけど、どうやらオスはメスに選んでもらう立場だからそうなってるらしいよね。

翅の色が一部分変なのは何処かで翅を痛めちゃったのではないかと。
レンズが傷付いているんじゃないのよ。
私の文章の書き方がマズかった様で
ありますよ~私もレンズの汚れに気が付かないで、そのまま撮ってたりって。
パソコンで画像を見るまで分らないんですよね。

ダンゴ虫がやって来た時、多分トンボの方が飛んで行っちゃう~と思って見てたんですよ。
そしたら、寸前まで来たダンゴ虫がトンボを交わして通り過ぎて・・・賢いダンゴ虫の勝利だよね!
ダンゴ虫くん、負けて勝つ作戦で無益な争いを避けたみたいね。うふふ

いや~参った!参った!これミズスマシじゃなかったです。
pochikoさんのおっしゃる通り、アメンボです。
すっかりミズスマシだって勘違い、思い違いしてました~。
最近、こんな間違いが多くて 
蚊トンボと呼ばれるものがアメンボの成虫なのか?どう何だか知らないんだけど、
アメンボはあの状態のまま(翅が生えるとか無くて)バケツに入れるとすぐに水面を蹴るようにしてピョンって飛び上がるんですよ。
その勢いったらお見事!って感じなの。
後で、ミズスマシをアメンボって訂正しておかなくちゃ~pochikoさん、気づかせてくれてありがとうね。

ねぇ~、私達が子供の頃までは川って小さな生き物がいろいろ居て楽しかったのにね~。
ヤゴにサワガニ、ザリガニ、カワニナなんかも居て、ホタルだって珍しくなかったもんね。
なのに、護岸工事や新しい道を作る為にそんな環境がアッと言う間に失われてしまうんですよね。
勿論、外来生物の駆除だって必要なことだけど、必要以上に新しく道を作ったりして、
川に住む小さい生き物の住める場所を奪ってしまうことは殆ど考えられていない現状はいかがなものかと・・・
近い内に道路工事が始まる我が家周辺なので、余計に残念に思えてならないんですよ。
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ようやく秋がきました (チョコミント)
2012-09-23 11:08:51
今年の夏は特別暑くて長かったですね。
でも今朝は肌寒いくらいで、爽やかな秋の訪れを感じています。

1枚目の写真で「あれ?この黒いマル4つは何?」と思いました。
アメンボでしたか~!面白い!
細い身体でも、水面に体重がかかってるって事ですよね。

後翅の一部が変色したトンボさん、飛ぶのには支障がなさそうだし目印になっていいかも。
この夏、三男が家で羽化させたクマゼミも透明な翅に小さなゴミが付いたようなシミがありました。
朝になり、とまっていた網戸から確かに飛び立って行ったんです。
なのに、夕方ベランダの隅に見覚えのあるシミがついたセミを発見。
三男は「会いに来てくれた!」と喜んでいましたが、不思議な出来事でした。
その後セミは三男に見送られてまた空に飛んで行きました
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いきなりの涼しさに (azami)
2012-09-23 20:13:15
チョコミントさん、こんばんは~。
本当に暑くて暑くて厳しい夏でしたよね~。
それがこの2,3日でいきなり涼しくなって朝晩はちょっと寒いよ~ってくらいで。

黒い4つの丸い影ね、まさかのアメンボって以外でしょう。
あんなに細いアメンボが夕日に照らされてこんな影を作るなんてね~。
しっかり水面に張り付くようにして泳いでいるってことよね。

ハグロトンボの翅の変色はどうしてなのかわからないけど、
三男君が羽化させたクマゼミにも小さなシミがあったってことは、
このハグロトンボも生まれる時にすでに何かの障害が加わって変色しちゃったのかもしれないよね。
それにしても、三男君、羽化する前のクマゼミを見つけて来たってことですよね!
そんな経験って中々出来ないよね、セミが出て来るポイントを日頃から良く知っていて、
朝早くにそこへ出かけて連れて帰って来るわけでしょう。
羽化するのを1度も見たことが無い私、とっても興味深いなぁ~。
小さなシミがあったからこそ、再びベランダに帰ってきたクマゼミさんだと分る目印になってたなんてね~、
もう1度三男君に会って「、無事に生まれさせてくれてありがとう~」のお礼を言いたかったのかもしれないですね。
何だか夢のある良い出来事でしたね~。
それと、飛んで行くセミさんを見送った三男君の気持ちが少し分る様な。。。
私も一年に1度会えるか会えないかのアサギマダラ蝶が空に舞い上がって行く時に
「元気で行くんだよ~」とか「来年も会おうな~」とか思っちゃうので。
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セミの羽化 (チョコミント)
2012-09-23 23:43:33
羽化直前のセミは夕方探しに行きます。
だいたい5時以降。
木の根元あたりの地面に1cmくらいの穴が開いてたら、セミが出て来た証拠。
近くの木を探すと羽化前のセミがいるはずです。
中にはもう背中が割れてるセミもいるかもしれません。
傷付けない様にそっと持ち帰り(三男は自分の胸にくっつけます)、網戸(外側)にとまらせておきます。
今までの経験からいうと、羽化は8時くらいから始まります。
ガンバレガンバレと応援しながら見守ります。
2時間くらいかけて羽化終了でしょうか。
そして、朝になるといつの間にか飛んで行ってます。
今回のシミ付きクマゼミはお寝坊さんで、私達が起きるのを待ってから飛んで行きました。
azamiさん、来年もし羽化前のセミを見つけられたら、おチビちゃん達と観察してみてください。
生命の神秘に触れる事ができ、感動しますよ~!
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貴重な経験を教えてくれてありがとう (azami)
2012-09-26 19:48:43
チョコミントさん、こんばんは~。
え~~そうなんですか!?
未明とか早朝に土から出て来るんだとばかり思ってました~。
トンボや蝶の羽化して間もない姿を見たのは朝だったので
てっきり夜明け頃に羽化が始まるものだと。。。
じゃ!時々セミの脱け殻が見つかる木などの周囲をよくよく見れば1cmくらいの穴が見つかるはずってことなんですね。
観察の仕方やどの位の時間を掛けて羽化が終了するのかも教えて頂いたので、すご~い参考になります。
毎年、大好きなセミさんを観察して見守っている三男君やチョコミントさんの経験、本当に貴重ですね~。

来年の夏、丁度おチビたちが我が家に来ている時にその穴を発見したいなぁ~。。。
そしたらどんなに興奮して大喜びすることか!!!
来年が無理だったとしても、いつかは実現させたいなぁ~。。。
おチビたちだけじゃなくて、私も妹たちも姪っ子も絶対に生命の神秘に感激感動するのは間違いないと思います。
来年用にこの情報はメモって置きますね。本当にありがとう~。
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