京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

息子どの!

2009年05月19日 | 日々の暮らしの中で
「元気ですか。忙しいのにごめんね~。
突然だけど、マスクを買って送ってほしいのです。こちらはどこを探しても完売、入荷予定も未定、予約もできず、買い置きが少なく底をつきそうです。マスクなしでは外出もできません。大人用と子供用ね(キティちゃんの絵柄入りなどであります。なければボーイ用でもよいと)。多めに買ってほしいのだけど。
ぜひお願いします。困り果てておりまする。助けてたもれ。 母」

夕刻五時半ごろ、メールしたけれど、返信なし。…時間は過ぎる。
娘曰く、「電話した方がいいんじゃない?」(そうは言うけど、仕事してたら困るでしょうに…)あんたがしてよ。

ふと思い出した息子の存在。あれやこれと、遠慮しながらもぐたぐたと書き並べた。親を思う子の愛の深さ、息子どの、試されておりますぞ~。
東京ではまだ騒ぎになっていない。今ならマスクもありそうじゃない。困った人を助けるとご加護がありますよ~。

午後九時、「見てみます」と、なんとも頼もしき、当てにもしにくいお言葉が返ってきた。「できることなら早く見てよね!」とは言葉にできず、娘の言葉を伝えておいた。「紙袋にでも入れたら、コンビニからでもチョイチョイと送れるから大量に頼みます」、“って言ってるよ”と付け加えて。

いつもいつも人を頼って、この癖は抜けないんだろうなあ。
息子様、頼りにしています。

            (「母の日」のゆり、蕾が開いて…)
コメント (4)
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