京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 針仕事

2011年12月08日 | 日々の暮らしの中で


Jessieは初孫ということもあって、その誕生に向けてはガーゼの長短の肌着から手作りしたものだった。三重ガーゼのキルトでふっくらベスト、お座りできる頃を見計らってはフリルで飾ったロンパースなども。よだれかけやエプロンなど数がいって重宝したのではないかと思っている。

大したものはできないが、型紙をあれこれ少しだけ工夫して手を入れれば、出来上がりの違いは出せる。あとはシンプルに、柄で着るという具合に楽しませてもらった。ワンピースもなにぶんにも小さな服なので、「簡単」の域だった。すべては、作り手にもかなりの気力があった頃の話ということにはなるのだけれど…。

日本風な柄に飛びついた娘。赤地に蝶、くどくならないようにあっさりサンドレスにしてほしいという要望で、布地を持ち帰っている。まあだ、手付かずのままなのだ。肩紐で胸周りはゴムシャーリングでと。さて、…一度取り掛かりさえすれば早いのだが、そこまでが、なのだ。

  

30度に達する翌日は24度に下がるなど不順な陽気に、娘は風邪気味でいる。例年雨の多い12月だ、Jessieのドレスは来月回しでもよさそうかとずぼらを決め込んできた。それでも、そろそろ…、だなあ。夏が終わらないうちにと目のつくところに引っ張り出した。着せてみたい。
コメント (4)
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