京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 お礼参り

2011年12月11日 | 日々の暮らしの中で

娘の「本厄」で厄除け祈願を済ませ、ほっとする間もなく突きつけられたのが「大凶」の2文字。たった一枚の紙切れなのに、その持つ魔力のでかいこと。と、そこへ今度は、娘の第二子妊娠の知らせが届く、という新年の始まりだった。

古来、「神の配慮は公平」と信じ、「偶然は公平」と考えられてきた。とすれば、4番で大凶を引き当てるように仕向けた神の意はいかに…。
わが身に降りかかる災難への不安が勝り、厄除けもどこへやらの感だった。
ずっと意識の底にはこの「大凶」が見え隠れし、いつ何ごとが起こるやらとあらゆる面で多少の節制を余儀なくされた気もする。

      

娘には元気な男の子が授かり、何よりの厄落としになったのだと喜べた。おかげさまで順調以上の生育振りだ。6年間親の愛情を独り占めしてきたJessieだから、その胸のうちの寂しさを思いやるが、弟Tylerのよきお姉さんになることだろう。

お礼参りなどというのがあるのかどうか、いまこの時期にしてもよいのかどうかも知らないのだけれど、ぜひこの年内にしておこうという思いになって立木観音にお参りをした。おかげさまで… と。ここでとめるべきだったのか。よい年が迎えられますようにと、やはりついひと言頼みごとなどもしてしまった。

“All happy in the end” すべては幸せにおさまった。      
    言ってもよいのかな…? いや、危ない危ない、あと3週間!気を抜かずに自重あるのみだ。
コメント (4)
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