京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 山科義士まつり

2011年12月14日 | こんなところ訪ねて

赤穂浪士が吉良邸に討ち入りを果たした12月14日、討ち入り当時を再現した行列が練り歩く「山科義士まつり」が行われた。
行列は、午前10時に山科盆地の北端に近い毘沙門堂を出発し、大石内蔵助ゆかりの瑞光院や岩屋寺を訪れながら、午後2時30分に約6キロ先の大石神社に入るという行程になっている。

        毘沙門堂

  瑞光院:この寺の第三世和尚が浅野内匠頭長矩夫人瑤泉院と族縁に当たることから、浅野家の祈願寺となったのだそうだ。右に、衣冠と短刀を埋めて建立した浅野内匠頭長矩公の供養塔。左には、切腹二日前に46人の髷の髪を貰い受け、帰京後に瓶の器に納めて埋められている遺髪塚。46人の姓名と戒名が刻まれた石碑が囲んでいる。
朝ゆっくりだったので、毘沙門堂・瑞光院はもうすでに出発後2時間も経過してからの訪れだった。


    岩屋寺(左)と大石神社
大石内蔵助の隠棲地として有名で、大石寺とも呼ばれる。赤穂城明け渡しの後、ここに隠れて密かにあだ討ちの謀をめぐらしたとか。
        
  甘酒でひと休み
  大石神社へと
             

「雪が降ったんやね」と聞こえてきたが、今日はまぶしいほどの日差しに恵まれた。そんな中、初めて忠臣蔵ゆかりの地をこうして何箇所かだけ巡ってみた。交通の便も悪く、かなりの距離を歩いた。運動不足も今日に関しては解消だ。

コメント (6)
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