JessieもTylerも冬休みとなり、「あしたは何するの?どこ行くの?」とうるさい。
昨日の雨も上がった。寒さも緩んだ日差しの中を、年内最後の縁日・終い弘法で賑わう東寺を覗いてみることにした。正月用品を売る露店や古道具店など冷やかし、香煙にむせりながら大師像の前で立ち止まって手を合わせた。
娘がオーストラリアに持って帰りたいと、ヒツジの可愛い置物を買い求めた。お正月だけはわが家を飾ってくれるとか。彼女は未年のうまれ。「わたしは?」と聞くJessieに「あんたは酉よ~」、「ターくんは卯、うさぎ」。昨年は十二支を暗唱するJessieの声が毎日聞こえていたものだった。
好みの色のコンペイトーを100gぶんビニール袋にすくい入れて、シェアしながら満足のふたり。ごった返す人々、これこそ年の市の見もの、だとか。
今日のJessieの日記の末文には「クリスマスが楽しみ」と書かれてあった。
年の瀬を忙しといひつつ遊ぶなり 星野立子