京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 終い弘法

2014年12月21日 | JessicaとTylerの日本滞在記

JessieもTylerも冬休みとなり、「あしたは何するの?どこ行くの?」とうるさい。 
昨日の雨も上がった。寒さも緩んだ日差しの中を、年内最後の縁日・終い弘法で賑わう東寺を覗いてみることにした。正月用品を売る露店や古道具店など冷やかし、香煙にむせりながら大師像の前で立ち止まって手を合わせた。

娘がオーストラリアに持って帰りたいと、ヒツジの可愛い置物を買い求めた。お正月だけはわが家を飾ってくれるとか。彼女は未年のうまれ。「わたしは?」と聞くJessieに「あんたは酉よ~」、「ターくんは卯、うさぎ」。昨年は十二支を暗唱するJessieの声が毎日聞こえていたものだった。
好みの色のコンペイトーを100gぶんビニール袋にすくい入れて、シェアしながら満足のふたり。ごった返す人々、これこそ年の市の見もの、だとか。

今日のJessieの日記の末文には「クリスマスが楽しみ」と書かれてあった。

    年の瀬を忙しといひつつ遊ぶなり   星野立子


 
コメント (4)
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