京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

照葉

2016年11月10日 | 日々の暮らしの中で

明日の分をウォ―キングに出ておくことにした。「食いだめしておこう」なんて言うけれど、「歩きだめ」、…ってできる??
明日は歩いている時間がないから代わりに今日。おまけに天気も回復してきたし。


ツイ—、ツイ―って短く鳴く鳥の声に姿を探すと、左右の木を盛んに移動しながらたくさんの姿が丸見えだ。葉がすっかり落ちてしまった木は塒なのか。
スズメよりもひと回りは小さくてスッキリ、スマートだ。名前はわからない。ふくら雀のようにふくれて見えているが。


「紅葉は昼間の光の中で鑑賞されてきたのではないか。だから照葉(てりは)のような美しい言葉が残った」
「夜の紅葉は闇に深く沈んでいる方が好ましい。露や霜に濡れて紅葉は朝の光を待つ」
坪内稔典さんが『季語集』の中で言われている。

貴船ではすでにライトアップが始まっている。
コメント (4)
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