京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

三人組の協力は強力よ

2023年03月10日 | 日々の暮らしの中で
点訳ボランティア養成の講習会を修了したのが2001年3月だったから、今年で22年になった。

図書点訳を目ざしていた。
それも古典文学作品をなどと独りよがりの思いをひそかに秘めてもいたのだ。が修了後は、外に出て社会の中で活かそうと視覚障害のある人たちと一緒に活動を共にして何年かを過ごした。
その間には京大生と英語の教科書点訳にも関わらせてもらったし、音訳のグループに顔出ししたこともあった。標準語だからいいというものではなく、朗読とも異なり、これは私の関心が続かなかった。

22年か…と、我ながら年月の経過を感じる。が、絵本を含む書籍の点訳はノルマがあるわけではなくマイペースに取り組んできたせいで、さほど密度の濃さは感じていない。

自分は点訳するだけだが、当時共に学んだSさんとGさんは校正や修正にまで携わって熱心に活動されている。
で、分担の話がまた舞い込んだのだ。長編小説の点訳だけの作業で長期に渡らないためには、分担も一つの方法になる。
協力の三人組は強力で心強いことを経験済みだ。打診されていたので、ご一緒させてもらうことにした。
共通の表記、抑えどころなど確認したあとは、おしゃべりで過ごした。



日本の点字は東京聾啞学校の教員・石川倉次(1859-1944)氏によって翻案され、1890年に制定されたものです。
コメント欄で「川倉治」となってしまいましたので、ここに記し直します
コメント (9)
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