京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

緊張とわくわく感と

2024年02月27日 | 日々の暮らしの中で

霙に驚かされ、霰が降りしきる中を滋賀県の大津市まで車で向かった。

久しぶりにプライベート点訳に関わることにした。
依頼の絵本を手打ちすることに。

パソコン点訳では、左から右へ、6点を使っての入力に指が自然と動いてくれるという部分はあるが、手打ちとなると、入力する点の位置が真逆になる。間違いを極力減らしてきれいな仕上がりにしようと思えば、久しぶりのこと、よほど慎重に意識を集中させなくてはならないだろうなあ。


点字器と点筆を取り出した。タックシールをはさんで…。

読むには凸面を左から右へと蝕読していくので、「あ」の文字は1の点が打たれて「あ」と読めるわけです。
手打ちの場合は、シールの裏面から打つので、凸面の状態にするには右から左へ、点を打つ場所も「あ」は1の点ではなく4の点を打つのです。

 凸面(読む面)

                                   
待ち人のお顔を思い浮かべ、まず丁寧に! 楽しんで仕上げようっと。
コメント (9)
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