寺子屋エッセイサロン、老若男女の文章仲間が集いました。
三連休ですので、顔だけでも見せてくれた若い子たちの参加は嬉しいことです。
車で送ってもらったという中学生が、川柳だと言って披露していました。
〈おばあちゃん何になりたい孫が聞く〉
「そんなもんあるかいな」
思わず一座は笑いました。
まさに「そんなもんあるかいな」。
私も聞くたびに、この一瞬の間をはさんでクスッとしています。
これ、ラジオから聞こえてくるCM京都銀行川柳劇場の1句なのです。一度聞いたら忘れない。
開始前、膝を寄せあい、お茶をいただきながらのくつろいだひとときも、活気があります。
冬の朝、水と柄杓を入れたままのバケツがそっくり凍っていたのを発見し、句にした小学生がいました。ジュニア俳句の先生は、
「冬の大発見。自然の魔術です」
「驚いた声で音読するといいですよ。俳句は声の文学でもあるのです」と言われてました
ー という話題にも発展。 私も地元紙で読んでいました。
俳句は声の文学でしたか。
(新聞はよく読んでおこう)と思ったのでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/06/92e17728db80bf9779c8e0bb3b22452f.jpg)
先日通りかかった畑では、3畝ある真ん中一列にずらっとネギが栽培されていた(写真はネットより拝借)。出荷してるのだろうと思うほどの一畝。
夕飯の支度をしながら、思い出したのは書家の榊莫山さんの「ネギは畑の哲学者やと思う」という言葉だった。
「真っすぐ天に向かってんのよな。周囲の野菜は花を咲かせたり、横に葉を広げたりするかもしれんけどな。わしは知らんと。無駄がない。こういうふううに生きられたらええよなあ」
ネギの句…、〈ねぎ白く洗ひたてたる寒さかな〉ぐらいしか出てきませんなあ…。
どんな調子で音読したらいいのやら。
三連休ですので、顔だけでも見せてくれた若い子たちの参加は嬉しいことです。
車で送ってもらったという中学生が、川柳だと言って披露していました。
〈おばあちゃん何になりたい孫が聞く〉
「そんなもんあるかいな」
思わず一座は笑いました。
まさに「そんなもんあるかいな」。
私も聞くたびに、この一瞬の間をはさんでクスッとしています。
これ、ラジオから聞こえてくるCM京都銀行川柳劇場の1句なのです。一度聞いたら忘れない。
開始前、膝を寄せあい、お茶をいただきながらのくつろいだひとときも、活気があります。
冬の朝、水と柄杓を入れたままのバケツがそっくり凍っていたのを発見し、句にした小学生がいました。ジュニア俳句の先生は、
「冬の大発見。自然の魔術です」
「驚いた声で音読するといいですよ。俳句は声の文学でもあるのです」と言われてました
ー という話題にも発展。 私も地元紙で読んでいました。
俳句は声の文学でしたか。
(新聞はよく読んでおこう)と思ったのでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/06/92e17728db80bf9779c8e0bb3b22452f.jpg)
先日通りかかった畑では、3畝ある真ん中一列にずらっとネギが栽培されていた(写真はネットより拝借)。出荷してるのだろうと思うほどの一畝。
夕飯の支度をしながら、思い出したのは書家の榊莫山さんの「ネギは畑の哲学者やと思う」という言葉だった。
「真っすぐ天に向かってんのよな。周囲の野菜は花を咲かせたり、横に葉を広げたりするかもしれんけどな。わしは知らんと。無駄がない。こういうふううに生きられたらええよなあ」
ネギの句…、〈ねぎ白く洗ひたてたる寒さかな〉ぐらいしか出てきませんなあ…。
どんな調子で音読したらいいのやら。