京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

ボールをつないで、つないで

2019年09月22日 | 日々の暮らしの中で
20日、ラグビー・ワールドカップが開幕し、開幕式、その後の開幕戦「日本-ロシア」線を娘家族といっしょに観戦した。

繰り返されるだんご状態(スクラム)、ボールをもって走り出したかと思うと倒されて(タックル)、そこにまた折り重なって…。ルールも知らずにいたから試合展開がのろくて、まどろっこしくて、ずっと面白さがわからないままにきた。
それが、ラグビーのクラブに所属し練習に励む孫のTylerのおかげで関心を持ち始めたし、「ヒョウロンカ」ぶって知り得たことを彼に横流しすることで面目を保ったり?と、「ラグビー」を共有することもあるこの頃になれたようだ


パスは自分の位置より後方の味方にしか回せないことを教えてくれたのはTylerだった。外国人がなぜ日本代表チームに入っているのかもずっと知らずにいたが、大会ムードが盛り上がっていく中での情報で初めて知ったことだった。まあ、細かなルールを知らなくても見る機会が増えるにつれ、ゲームの展開を追って思わずガッツポーズ!なんてこともあるくらいだから、応援にも力が入る。

歓声 奇声に悲鳴!! 「ご近所さんに恥ずかしいから抑えて!抑えて!」、と賑やかな観戦だった。
テレビの前には解説者が二人、三人?といる。そして、「ニッポンがんばれ」とTyerの声がとどろく。
まだ幼くてじっと観戦してはいられないLukas。。
  〽パプリカ 花が咲いたら 
   晴れた空に 種を蒔こう
テレビ前の応援席に向き合って、あの「パプリカ」の歌の一節を口ずさむ。記念すべきこの大会に、どこか相応しい。心得ているねぇ、2歳児も。

今日は「アイルランドースコットランド」戦を観た。ボールをもっての力強い突進力、フットワークの巧みさ、速さ、あのパワフルさに日本チームはどんなふうに戦うのだろう。楽しませてもらいたい。オーストラリアも勝ったし、楽しみは広がる。


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