近鉄奈良駅から東大寺を目指して、連休で込み合う人の中を歩いた。

表玄関は南大門だが、明治、大正期は人力車々夫が臨時でガイドをしていたらしい。そのために、仁王像を見上げて「右は運慶、左は快慶、ともに左甚五郎の作です」と、随分と変な説明がなされていたということが何かの書物にあった。ふっと笑えてくるが…。
露店が立ち並んだ先の左手に昨年10月オープンの東大寺ミュージアムが見えてきた。東大寺には宝物が数多くあるのに、これまでは展覧する施設がなかった。東大寺ですら…、不退寺の老僧が、観光振興のための政策や支援が行き届かないことを嘆いておられたのを思い出す。
国宝・法華堂(三月堂)の本尊・不空羂索観音立像の宝冠の修理(2010年から始まる)が終わって、宝冠は外したままの不空羂索観音立像と日光・月光両菩薩とともに公開されている。これを目当てに3人でやってきた。
私は、法華堂内で2度拝観した事があるが、ご本尊よりも両脇侍の菩薩像のファンだった。とりわけ月光菩薩の柔らかな祈りの姿に心惹かれるものがあった。正面の装飾品もすっきりと静かなたたずまいが好ましかった。


上段左・南大門、右・二月堂への道、下段左・二月堂、右・法華堂(三月堂)
額にも縦に目を一つ、手は8本、三目八臂という変わった不空羂索観音立像が今回はなかなか印象深く、とてつもない大きさで存在しているのを仰ぎ見た。古代奈良の都に暮らす多くの庶民は貧しい労働者であったはずだ。疫病もはやった。そうした庶民の苦しみをきっぱりと救いとる強い祈りの姿が感じられる。宝冠を戴き法華堂に入られたら、必ずもう一度参拝してみたいと思う。
ミュージアムを出てからは東大寺大仏殿の裏手から二月堂・法華堂(三月堂)へと向かった。今日の一日を三人それぞれに文章にしてみようということになった。こんな試みは初めてだが、面白い、かな??


表玄関は南大門だが、明治、大正期は人力車々夫が臨時でガイドをしていたらしい。そのために、仁王像を見上げて「右は運慶、左は快慶、ともに左甚五郎の作です」と、随分と変な説明がなされていたということが何かの書物にあった。ふっと笑えてくるが…。
露店が立ち並んだ先の左手に昨年10月オープンの東大寺ミュージアムが見えてきた。東大寺には宝物が数多くあるのに、これまでは展覧する施設がなかった。東大寺ですら…、不退寺の老僧が、観光振興のための政策や支援が行き届かないことを嘆いておられたのを思い出す。
国宝・法華堂(三月堂)の本尊・不空羂索観音立像の宝冠の修理(2010年から始まる)が終わって、宝冠は外したままの不空羂索観音立像と日光・月光両菩薩とともに公開されている。これを目当てに3人でやってきた。
私は、法華堂内で2度拝観した事があるが、ご本尊よりも両脇侍の菩薩像のファンだった。とりわけ月光菩薩の柔らかな祈りの姿に心惹かれるものがあった。正面の装飾品もすっきりと静かなたたずまいが好ましかった。




上段左・南大門、右・二月堂への道、下段左・二月堂、右・法華堂(三月堂)
額にも縦に目を一つ、手は8本、三目八臂という変わった不空羂索観音立像が今回はなかなか印象深く、とてつもない大きさで存在しているのを仰ぎ見た。古代奈良の都に暮らす多くの庶民は貧しい労働者であったはずだ。疫病もはやった。そうした庶民の苦しみをきっぱりと救いとる強い祈りの姿が感じられる。宝冠を戴き法華堂に入られたら、必ずもう一度参拝してみたいと思う。
ミュージアムを出てからは東大寺大仏殿の裏手から二月堂・法華堂(三月堂)へと向かった。今日の一日を三人それぞれに文章にしてみようということになった。こんな試みは初めてだが、面白い、かな??
GWの混雑はあったのでしょうが、目を輝かせて雑踏の一人になられたのですね。
東大寺南大門・二月堂・法華堂、中学校修学旅行で確か行ったような・・・。
あいまいな記憶です。
叶うなら、宝冠を戴き法華堂に入られた不空羂索観音立像、この目で。
日光・月光両菩薩とともに拝みたいものです。
三者三様、どんな感想文になるのか・・・楽しみですね。
大仏殿の東側から回って、三月堂、二月堂を見ましたよね。
三月堂は来年3月まで拝観停止のようですから、それ以降ですね。
随分と異質なものを感じていましたが、仏さんを見る目、感じる目は違ってくるのでしょうね、きっと。
何日かゆっくりしたいところです。奈良はいいですね~。
遠足につきものの宿題みたい、感想文ですが、面白そうですよ。
日帰りで参拝できるなんて羨ましい限りです。東大寺には2回参りました。
石段を上りつめた広場の茶店で二月堂を眺めながらお蕎麦を食べたことも思い出します。
最も印象に残っているのは戒壇院の四天王像です。
圧倒的は迫力に息をのんだ記憶があります。
1日いっぱい時間をかけて歩き回りたいですね。
夢が叶うよう今から足、腰を鍛えなくちゃいけませんね。
写真の仏様を拝みたいです。
奈良の東大寺は中学の修学旅行の思いでしか浮かびません。京都へは度々行きますが、奈良へは旅行する機会がありませんでした。以後。東大寺の大仏さんの煤払いをテレビで見る程度でした。日本の文化財、歴史を学べる環境にいなさることはkeiさんに似合う気がしております。
お水取りに合わせてバスツアーもありますから、行ってみたいと思うのですが、毎年なかなか実現しません。
エリア別の地図を広げて、どう歩こうかなどと楽しんでいることが多いです。
茶店でお蕎麦、ご主人との思い出ですね。
来年3月以降に法華寺内で拝観可能となると、matsuさんにとってもよい時期になるのではありませんか。
母も女学校の修学旅行で訪れ、猿沢の池に巡らされたロープを飛び越えそこなった思い出をよく口にしていました。
で、母と二人で奈良に遊んだ思い出もあります。母にとっては二度目の修学旅行でした。
この辺りは奈良公園、春日大社、興福寺、猿沢の池…と楽しめるところいっぱいです。鹿せんべいなど手にしてると大歓迎してくれますから、マーヤンさんも二度目の修学旅行を実現してみてください。
京都から楽に行けます。