京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

月の美しい夜

2019年09月13日 | 日々の暮らしの中で

中秋の名月。今月の満月は明日だというが、雲の切れ間に東方の山の上にあがった月を見上げた。足元、周囲には鳴き声を増した虫の音があふれる。

厳しい残暑が続く夕刻の空に白いお月さんを孫のLukasと見る機会があった。予想以上に喜んで反応してくれたので、その数日後、今度は夜空に輝く月を見上げた。そして、キラキラ(星)をふたっつと。

       場所を変えると、「くる、くる」と月が自分のあとをついてくるような感覚を表現する。指をさし無言で見つめる…。この子の心にちょっとした感動の一瞬を刻めたかしら。 
午後8時過ぎ、今夜はお月さんが見えないと言ってきた。

明けた窓から涼しい風が入り込み、秋の気配に気分は満たされている。「人をまつむし枕にすだけど…」、こんな言葉が浮かぶのも秋だから? 情緒好みのなせるわざ?




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