京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

秋の花見も…

2018年10月15日 | こんなところ訪ねて
映画「モリのいる場所」を観ようと、上映開始時間が午後2時5分なので1時間前にチケット売り場で待ち合わせたところ、残席は5席だと言われた。最悪の場合は最前列で首を上げて観なくてはならない。とても我慢できそうになくて今日はあきらめることにした。朝、一旦チケットだけ買いに来てもらうのがいい、と言われる。亡くなられた樹木希林さんが出演されているという話題性もあるのだろう。

せっかく大阪から出てきた友でもあり、秋の花見に誘ってみた。
準絶滅危惧種に指定されているフジバカマ。その育成に努める「源氏藤袴会」によって開催されている「藤袴祭」に期待してのことだったのだが、会期は昨日までだった。幸い、まだ境内や道筋には鉢植えが並んでいた。


西國第十九番札所、革堂(こうどう)行願寺(中京区)を訪ね、本堂では本尊の千手観音像が公開され、内陣からの拝観が可能だった。

                                 下御霊神社
                                   
友人曰く、「もさもさしてる」フジバカマ。春の花見の華麗さはないが、秋の七草の一つをゆっくりと…、ではあったが、どれも中途半端で、どこか物足りず…、ちぐはぐに終わってしまった。さんざんだった。疲れた。


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6 コメント

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藤袴祭 (ryo)
2018-10-16 08:36:13
地味な花だけど、こうして並ぶと
良いものですね。
さて、折角の映画鑑賞の気持ちでしたのに
残念なことでしたね。
私は日々、あっと言う間に暮れて行きまして、俳句をじっくりと考えることも
なくです。ぼおっとちはしてるのですが
なにしろやにをやるのもゆっくりに
なりまして〜
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精一杯咲いて、ryoさん (kei)
2018-10-16 13:28:48
ツアーだったり、巡礼姿の団体、外国人なども含めてたくさんのお参りでした。
「もさもさ」見えないこともありませんが、並ぶとやはり街を彩ってくれます。
一回見逃した映画で、この機会を待っていたのですが、朝からチケット買いにとは、無理かもです。

ゆっくりでも、新たな世界を紡ぎ出す才がおありなのですから、まだまだ!です。
感動や思いを言葉にする、、、尽きない道ですね。
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又いつの日か・・・ (伊豆の花)
2018-10-17 11:46:48
こんにちわ

我が家の近くに畑を持っているご近所さんが、その畑の隅に「フジバカマ」を植えたのですね。
とても大きく育って、見ごたえも出てきた頃、何処からか(九州方面とか)渡蝶の「アサギマダラ」が群れるようになったのです。

毎年、花の時期には、必ず飛来してくるのが可愛くて、楽しみにしていたのに、その「フジバカマ」が枯れ始め(生命の有るものの宿命ですよね)ると、パッタリ来なくなってしまいました。

今、ご近所さんは、かつての「フジバカマ」を株分けして育てています。
また、何時の日か「アサギマダラ」に出会える日を待ちながら・・・
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フジバカマとアサギマダラ、伊豆の花さん (kei)
2018-10-17 14:08:41
こんにちは。
いつか、きっと飛来することでしょう。
私の感覚からするととても不思議です。どうしてわかるのでしょう。

この日、ちょっと楽しみにしましたが群がるのはツマグロチョウモンばかりでした。
ただ、京都御苑を抜けるように歩いていたとき、体の脇をひらひらと~。
アサギマダラじゃない!?ということがありましたんですが。

徳島の地で、友人のお兄さんが(私には関係のない方のことですが)翅に印をつけて飛来の生態を調べたりしているようです。
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秋の花見 (Rei)
2018-10-17 22:35:49
華やかさはないかもしれませんが、
秋の草花を愛でるのもいいですね。
京都の秋はしっとり落ち着いた感じと
思いますが、
多くの観光客でそうもいかないかも?

村田喜代子さんの本、一冊だけ持っています。
「雲南の妻」です。
ブログ友から頂いた本です。
雲南省は少数民族の宝庫と言われ
中国の文化とは異なる興味深い地です。
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愛でる、Reiさん (kei)
2018-10-17 23:02:19
夏の暑さに疲れた心身をやさしく癒してくれるような秋の草花ですね。
京都御苑でもの台風被害による木々は200本に及んだそうです。
時代まつりもッもうすぐで、片付けに追われる様子が見られました。
全てし終えるのか疑問なほどですが、一生懸命です。

少数民族だけにその独特な文化があるのですね。
村田作品、初めて読みました。
朝井まかてさんの「恋歌」をReiさんにご紹介いただいたのをきっかけに何冊か…。
今、「悪玉伝」を抱えております。
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