京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

無になれと?

2021年08月04日 | 日々の暮らしの中で

名前はリトープス。
5月26日には2.5センチだったのが4センチまでに成長しています(左端)。
6月からは夏季休眠中でして、月の半ばと末に水やりをするだけ。寝る子は育っています。
全体にすっきり見え出したのは、周りをかこっていた果肉?が、かたくしぼんで姿を消しているから。

「なにごとも じわじわがよろし 季節の移ろいゆくがごとし」

いつもそばにいる?置いておくと相棒とはいかなくてもオトモダチ的な親しみがわいて、みつめている。ちょっとなでたりして。
ひそやかな命の気配。無音の中に、ふと仏さまの声を聞かせていただきますか…。ちょっとざわついた気持ちにも、心落ち着く存在です。

  
  (左から5月、6月、7月。上は今日)

追記:気持ちが穏やかでないとき、それを見た夫は「無になることだ」と口にするのでした。そんな聖人君子みたいなことをよく言えると反発もしたものでした。「無心」など程遠いですが、なんとなく感じるものがあるようになってきた心境です。歳を重ねたせいです。自分の都合、自分にばかりこだわる自分を意識できるようになったからかも…。
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