京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

「ほめられた報告」

2021年11月19日 | HALL家の話
空手や柔道にレスリングやボクシング等が融合した「マーシャル アーツ」(和訳すると「武芸」)というスポーツ、総合格闘技があるようでして、その元世界チャンピョンが経営するジムに、孫のLukasは9月から週2回、通っているのです。もちろん4歳で最年少。

そのうち(兄の)Tylerはぼこぼこにされるやろ、って母親と笑っていたところ、最近、兄の方もキックボクシングだけを練習に通い出しました。


英語にもう少し自信がついたら、とチームプレーでもあるラグビーは敬遠している最中。体育の先生の誘いでテニスを始め、以来、朝練から熱心に参加していることを聞いています。キックボクシングを始めたと聞いて間もないところに、この15日から、今度はスイミングのレッスンを開始。
小学校に外部のコーチが来て教えてくれるのだそうです。きれいなフォームで泳ぐのを見て、「ナチュラル アビリティよ! これから頑張りなさい」とほめられたのだとか。まあ、「持って生まれた才能よ。才能があるわ」ってところ?

「僕だって!!」

あちらでは、子供たち一人ひとりが、折に触れてなんらかの形で褒められる、認められる言葉を浴びることが多いと感じます。やる気に火をつけるのが上手な教師が多いのでしょうか。

初回でレッスンを見守っていた母親は、我が子が褒められれば当然嬉しい。夜、「さすが! 私のNDAまちがいないわ」って。「うん。ボールをおでこで受けようとした?母親だからね。さすがのDNAだわよ」ほんと、よく言うわ、なんですけど、「嬉しいね。スポーツ万能だわ」と相乗り。「とりあえず、ほめられた報告ね。おやすみ」って。

身内の会話ならいざ知らず、外部に向けてはいかがな話題かとは思うのですが、オーストラリアに住まいを戻し、まだまだ不十分な会話力ながらも、様々な影響を受けて、たくましく成長している姿と読み取っていただければ幸いです。

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2 コメント

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好きなればこそで、Reiさん (kei)
2021-11-21 10:33:19
男の子はスポーツをしてたらいい、と母親も今は構えておりますから、家族みんなが同じ方向です。
子供は、褒められて気持ちも燃えますよね。
スポーツを通して、何かを心に培っていくことでしょうね。
タフな割には「枯れ木みたい」な細身です。

ピアノにバイオリンに公文…、確かに月謝は大変でしょうが、
好きなことに熱中できる時間は楽しいことでしょう。
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お孫さんたち (Rei)
2021-11-20 21:39:53
Lukas君もTyler君もスポーツ派のようですね。
子供時代は多くのことを経験させるのは素晴らしいと思います。
褒められた>きっと才能もおありなのでしょう。
英語もですが、お仲間との交流も大きなプラスでしょうね。
すっかりオーストラリアの生活にも慣れて、とけこまれてよかったですね。
確かパパはスポーツ万能の方のようでした?
我がひ孫たち、1号(小2)2号(幼稚園年長)はピアノだバイオリンだ公文だと忙しそうで、
私は月謝も大変ではとそんなことおもいました。
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