黄金に熟し、穂が垂れた秋の田。その脇に彼岸花が群れ咲いている。
午後2時半を過ぎての雨に持って出た折りたたみ傘を開いたが、肩先やひざ上から足元にかけてかなり濡れてしまった。
家の近くまで帰ってくると、顔見知りの高齢のご婦人が車椅子にもたれるように立って、タオルで頬被りをしている。「小止みになったのでお使いに出ようと思ったんだけど、また降ってきたねえ」と言われた。
ジャンバーのようなものを羽織っているが、傘を差さずにタオル1枚ではすぐにびしょ濡れだろうと想像できた。こんな雨の中をと思っているうちに、腰を下ろし素早く方向転換させると婦人はすっと出て行ってしまわれた。私は「気を付けて」と声をかけただけ。
ウォーキングから戻ったときのこと。人助け、マイナス1点!? 一人暮らしの彼女に代わって買い物をしてきてあげるべきだったのか…。たずねてみるべきだったのかしら…。
厚い雲がかかって怪しげな空でしたが、少し遠出しました。
汗もかき、雨で結構練れてしまいました。
ご近所の顔見知りですのに、どこかで早く家に入りたいと思ったかもしれません。
言葉が出なかったのがその証拠ですね。
彼岸花がきれいです。
人助けはタイミングを失うと難しいですね。
それに、高齢の方はまた、助けて欲しい人もいれば
違う方もおられて、むずかしいところがありますね。
重そうな荷物を「お持ちしましょうか?」と言ったら盗られるのか〜と言う顔でみられたことがあり
はたまた、地下街の階段を降りておられる老婦人の荷物を「持ちましょうか?」と言ったら「バッグも荷物も全部私に預けた婦人もおられました。いろいろありますね。