12月21日 続き
マンダワの町を出て西へ30キロ。
車が止まったのはファテープルの町。
ここはマンダワ以上に砂色っぽく、もちろん観光客など影も見えない。
しかし目の前の建物をよく見れば
壁には楽しげなフレスコがいっぱい。
正面入り口の方に回ってみれば玄関から窓からポーチから、凝った造りの屋敷であることがわかる。
そのちょっと先にある壁には華やかで大きな象。
入り口のアーチの裏側にまで細かな絵が描かれ、あまり人通りのないこの町でこの下にだけ家族がいた。
このお隣は一般の民家のようだけれど、おばさんが手招きするので中を見学させてもらう。
中庭が2つつながった形のこの家は築100年以上らしい。
通りを歩けばマンダワ以上に繊細な装飾の建物が次から次に現れる。
この王様ははて誰だろう。100年前と言うとジョージ5世あたりだろうか。
壁画を見ていると乗り物のはやりもよくわかる。
昔はラクダや象がステイタスだったけど
今はやっぱりリムジンよね。
と見飽きることのないファテープルの家々だが、保存状態ははなはだよくない。
この自然さがいいと言えばいいのだが、
こんなに繊細な細工の家が廃屋になり、朽ちていくのはとてももったいない気がする。
ラジャスタンの田舎にはお宝がたくさん隠れている。
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マンダワの町を出て西へ30キロ。
車が止まったのはファテープルの町。
ここはマンダワ以上に砂色っぽく、もちろん観光客など影も見えない。
しかし目の前の建物をよく見れば
壁には楽しげなフレスコがいっぱい。
正面入り口の方に回ってみれば玄関から窓からポーチから、凝った造りの屋敷であることがわかる。
そのちょっと先にある壁には華やかで大きな象。
入り口のアーチの裏側にまで細かな絵が描かれ、あまり人通りのないこの町でこの下にだけ家族がいた。
このお隣は一般の民家のようだけれど、おばさんが手招きするので中を見学させてもらう。
中庭が2つつながった形のこの家は築100年以上らしい。
通りを歩けばマンダワ以上に繊細な装飾の建物が次から次に現れる。
この王様ははて誰だろう。100年前と言うとジョージ5世あたりだろうか。
壁画を見ていると乗り物のはやりもよくわかる。
昔はラクダや象がステイタスだったけど
今はやっぱりリムジンよね。
と見飽きることのないファテープルの家々だが、保存状態ははなはだよくない。
この自然さがいいと言えばいいのだが、
こんなに繊細な細工の家が廃屋になり、朽ちていくのはとてももったいない気がする。
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