さて、弘前はフランス料理の街、となれば昼はフレンチを食べないわけに行くまい。
というわけで選んだのは弘前駅から徒歩5分ほどの「シェ・モア」
この店は秋から春にかけて提供するりんごを使った料理が自慢とのことなので、りんごづくしのランチコースをお願いしてみた。
初めに出てきたのはりんごは使われていないアミューズのフォワグラ・パテ
次はりんごの冷製スープ。
りんごの香りと酸味が生きたスープは甘すぎることなく、冬に冷たいスープはなんだけれど、とてもおいしくいただけた。
お魚はホタテとタラのソテー。
青森のホタテはさすがのおいしさ、ソースにりんごが使われている。
お肉は牛ほほ肉とりんごのパートフィーロ包み。
ほほ肉はやわらかく煮込まれ、これがりんごと合わないわけはないのだけれど、かかっている赤ワインソースがかなり少なくて、これはもっとたっぷりかけていただきたかった。
締めのデザートはアイスクリームとアップルパイ。
しかしこのアップルパイ、まわりはフルーツ入りのパウンドケーキ、りんごの真ん中にはクリームチーズ、これが二切れも乗っているのだからとんでもないボリューム。
お腹いっぱい食べさせてくれるのが弘前流なのだろうか。
このお店にお邪魔したのは日曜のお昼だが、入ってしばらくすると次々にお客さんが来て、帰る頃にはほとんどのテーブルがうまった。
聞こえてくるのは青森の言葉、お客さんには年配の方も多くて、この店が本当に地元に根付いているのがわかる。
弘前は人口比で日本一フランス料理屋が多く、それで「フランス料理の街」を自称しているそうだが、店の客層からそれが実感できた。看板に偽りなし。
ところで弘前はフランス料理のほかにアップルパイの街も名乗りたいらしく、こんなパンフレットが作られている。
紹介されている店はなんと45軒。
そのうちの1軒、「パティスリーヴェルジェ」のアップルパイを買ってみると
サクサクと軽いパイの中のりんごが酸味ほどよく、甘すぎずにとても洗練されたおいしさ。これほどレベルが高いなら他の店のものも食べ比べてみればよかった。
ついでにこちらは青森のA-Factory内、「アルパジョン」のタルト・タタン。
どっしり、たっぷり使われたりんごのキャラメリゼされた部分が苦味が入っておいしい。ただしこちらはかなり甘いので、甘くない生クリームをたっぷりのせてもらったほうがいい。
さらに青森では定番のお土産らしい、「らぷる」
今川焼きのような皮の中にりんごが入っているのだが、このりんごが小さな角切りでしゃくしゃくとした歯ざわり。ただのジャムなどでないところがとてもいい。
りんごついでに青森で飲みまくったリンゴジュースの数々。
すべて青森のシャイニーアップルジュースと言う会社のものなのだが、青缶やらシルバー、ゴールドなど種類がいろいろあり、値段も微妙に違う。
さらにこんな瓶入りのものもあって、こちらは220円とお高い。この瓶入りは濃厚で甘味が強く感じたが、青、シルバー、ゴールドの違いは正直よくわからない。どれも十二分においしい。
とさんざんりんごを楽しんで、この後は五能線のリゾートしらかみで日本海を見、秋田から新幹線で東京に帰るつもりだった。
ところが駅に戻ってみると日本海側は強風で運休になる列車まで出ているらしい。
秋田での乗り継ぎは15分、乗り継げないと今日中に東京に帰れないが、駅員さんに聞いてみるとかなり難しそうな状況。
せっかくとれたリゾートしらかみの予約だけれど、ここは涙を呑んでキャンセル。新青森から東北新幹線で東京に戻ることにする。
最後は夕食用に弘前駅で「ばっちゃん御膳」を購入。ご飯の上には貝焼き味噌、おかずにはイカミンチやら棒ダラ、蕗やミズの煮物など津軽の郷土料理がいっぱい入っていて満足度高し。
新青森駅で東北新幹線延長による経済効果を確認し、無事東京に戻った。
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というわけで選んだのは弘前駅から徒歩5分ほどの「シェ・モア」
この店は秋から春にかけて提供するりんごを使った料理が自慢とのことなので、りんごづくしのランチコースをお願いしてみた。
初めに出てきたのはりんごは使われていないアミューズのフォワグラ・パテ
次はりんごの冷製スープ。
りんごの香りと酸味が生きたスープは甘すぎることなく、冬に冷たいスープはなんだけれど、とてもおいしくいただけた。
お魚はホタテとタラのソテー。
青森のホタテはさすがのおいしさ、ソースにりんごが使われている。
お肉は牛ほほ肉とりんごのパートフィーロ包み。
ほほ肉はやわらかく煮込まれ、これがりんごと合わないわけはないのだけれど、かかっている赤ワインソースがかなり少なくて、これはもっとたっぷりかけていただきたかった。
締めのデザートはアイスクリームとアップルパイ。
しかしこのアップルパイ、まわりはフルーツ入りのパウンドケーキ、りんごの真ん中にはクリームチーズ、これが二切れも乗っているのだからとんでもないボリューム。
お腹いっぱい食べさせてくれるのが弘前流なのだろうか。
このお店にお邪魔したのは日曜のお昼だが、入ってしばらくすると次々にお客さんが来て、帰る頃にはほとんどのテーブルがうまった。
聞こえてくるのは青森の言葉、お客さんには年配の方も多くて、この店が本当に地元に根付いているのがわかる。
弘前は人口比で日本一フランス料理屋が多く、それで「フランス料理の街」を自称しているそうだが、店の客層からそれが実感できた。看板に偽りなし。
ところで弘前はフランス料理のほかにアップルパイの街も名乗りたいらしく、こんなパンフレットが作られている。
紹介されている店はなんと45軒。
そのうちの1軒、「パティスリーヴェルジェ」のアップルパイを買ってみると
サクサクと軽いパイの中のりんごが酸味ほどよく、甘すぎずにとても洗練されたおいしさ。これほどレベルが高いなら他の店のものも食べ比べてみればよかった。
ついでにこちらは青森のA-Factory内、「アルパジョン」のタルト・タタン。
どっしり、たっぷり使われたりんごのキャラメリゼされた部分が苦味が入っておいしい。ただしこちらはかなり甘いので、甘くない生クリームをたっぷりのせてもらったほうがいい。
さらに青森では定番のお土産らしい、「らぷる」
今川焼きのような皮の中にりんごが入っているのだが、このりんごが小さな角切りでしゃくしゃくとした歯ざわり。ただのジャムなどでないところがとてもいい。
りんごついでに青森で飲みまくったリンゴジュースの数々。
すべて青森のシャイニーアップルジュースと言う会社のものなのだが、青缶やらシルバー、ゴールドなど種類がいろいろあり、値段も微妙に違う。
さらにこんな瓶入りのものもあって、こちらは220円とお高い。この瓶入りは濃厚で甘味が強く感じたが、青、シルバー、ゴールドの違いは正直よくわからない。どれも十二分においしい。
とさんざんりんごを楽しんで、この後は五能線のリゾートしらかみで日本海を見、秋田から新幹線で東京に帰るつもりだった。
ところが駅に戻ってみると日本海側は強風で運休になる列車まで出ているらしい。
秋田での乗り継ぎは15分、乗り継げないと今日中に東京に帰れないが、駅員さんに聞いてみるとかなり難しそうな状況。
せっかくとれたリゾートしらかみの予約だけれど、ここは涙を呑んでキャンセル。新青森から東北新幹線で東京に戻ることにする。
最後は夕食用に弘前駅で「ばっちゃん御膳」を購入。ご飯の上には貝焼き味噌、おかずにはイカミンチやら棒ダラ、蕗やミズの煮物など津軽の郷土料理がいっぱい入っていて満足度高し。
新青森駅で東北新幹線延長による経済効果を確認し、無事東京に戻った。
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