1月29日
いささか重い掛け布団と格闘しつつ、目を覚ましたらすぐにお風呂へ。
夜中の12時から男女が入れ替わるので、朝はこちら。
入口が2つあって、手前は内湯、奥は露天用だが、実はどちらからも2つのお風呂に裸で入ることができる。
というのもこちらの内湯は廊下の長さいっぱい、実に大きな岩風呂だからで、手前の脱衣場から入ってもここを通り抜け、奥の脱衣場を通って露天に出られる。
今朝も内湯はかなり熱い、ので適温の露天でまったり。
朝食はフロントの奥にある1階のお食事処で。
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焼き魚がホッケなのが北海道らしく、みそ汁の具は自分たちで摘んだ「みみのり」という海藻とか。わかめより柔らかくて海の香り。セルフのコーヒーは部屋に持ち帰らせてもらった。
さてこの宿にはまだ3ヶ所野天風呂がある(実はもう1つあるがこの日は使用不可)。これを全部制覇するために連泊にしたのだ、早速入りに行くぞ、とまた長靴を借りて宿の裏に回る。
今日も1つ目は揺れる吊り橋を渡り、すぐに右手に折れて川沿いをしばらく行った先にある「どんぐりの湯」。
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門を入るとすぐに雪に覆われた階段があり、その下に川を向いて小さな丸い浴槽がある。
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小さな脱衣かごと時計が置かれた脱衣場で急いで服を脱いでお湯に飛び込めば
ちょっと熱めのお湯が気持ちいい~ 
ここも他のお湯と同様、ちょっと褐色がかった薄濁りのナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉だが、源泉がちがうためか他よりも油臭が少し強く、いかにも温泉らしい。
しかし何より素晴らしいのは浴槽の造り。石で作られているのだが、縁の三分の一だけは木で作られ、ここに頭を乗せて川を眺められるようになっているのだ。完璧!
お昼は森の「いかめし」とお夜食用の饅頭ですませ、また鍵を借りて外へ。
今度はつり橋の手前で右に折れ、並木道を通って「かつらの湯」へ。
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こちらはなんと大きな岩の上に作られたお風呂なので階段を上る。
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すると脱衣場は木のうろ、浴槽は大岩のてっぺんをくりぬいたもの。
浴槽に体を伸ばして上を見上げれば葉を落とした桂の木が頭上に伸びる。
これまた素晴らしい演出。
こちらのお湯はちょっとぬるめだったので、フロントまで戻ってすぐに次へはしごする。
最後は「かつらの湯」の先にある「杉の湯」。
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名前の通り杉の木に囲まれ、ここだけは野天ではなく、かわいい湯小屋。
中は小さな窓から明かりが入るだけなので薄暗いが、これが小さな浴槽と相まってなんとも落ち着く。このお風呂もいい~。
宿からの距離もそれほどない「杉の湯」だが、こちらは冬季は閉鎖になる。トチニやどんぐりの方が大変そうなのに、と不思議に思って宿のご主人に聞いてみると、なぜかこのお風呂は「お湯喰い」で、冬場にこちらにお湯を回すと他のお風呂の温度が下がってしまうのだそうだ。
温泉の管理はやっぱり大変。
それにしてもこちらの宿、すべてのお風呂の造りと言い、なんと温泉を大切にしていることか。
ともあれ野天制覇に気をよくして部屋で休むうち、今夜も6時から部屋出しで夕食。
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メニューは一新、今夜の寄せ鍋も具だくさん。
そばを魚で巻いた煮物が面白く、これを食べてしまったら山菜ごはんが入らなくなった。
デザートのリンゴは当然、冷蔵庫へ。お夜食の揚げドーナッツは翌日へ。
この宿の連泊では食べ過ぎてしまう。
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いささか重い掛け布団と格闘しつつ、目を覚ましたらすぐにお風呂へ。
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入口が2つあって、手前は内湯、奥は露天用だが、実はどちらからも2つのお風呂に裸で入ることができる。
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というのもこちらの内湯は廊下の長さいっぱい、実に大きな岩風呂だからで、手前の脱衣場から入ってもここを通り抜け、奥の脱衣場を通って露天に出られる。
今朝も内湯はかなり熱い、ので適温の露天でまったり。
朝食はフロントの奥にある1階のお食事処で。
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焼き魚がホッケなのが北海道らしく、みそ汁の具は自分たちで摘んだ「みみのり」という海藻とか。わかめより柔らかくて海の香り。セルフのコーヒーは部屋に持ち帰らせてもらった。
さてこの宿にはまだ3ヶ所野天風呂がある(実はもう1つあるがこの日は使用不可)。これを全部制覇するために連泊にしたのだ、早速入りに行くぞ、とまた長靴を借りて宿の裏に回る。
今日も1つ目は揺れる吊り橋を渡り、すぐに右手に折れて川沿いをしばらく行った先にある「どんぐりの湯」。
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門を入るとすぐに雪に覆われた階段があり、その下に川を向いて小さな丸い浴槽がある。
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小さな脱衣かごと時計が置かれた脱衣場で急いで服を脱いでお湯に飛び込めば
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ここも他のお湯と同様、ちょっと褐色がかった薄濁りのナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉だが、源泉がちがうためか他よりも油臭が少し強く、いかにも温泉らしい。
しかし何より素晴らしいのは浴槽の造り。石で作られているのだが、縁の三分の一だけは木で作られ、ここに頭を乗せて川を眺められるようになっているのだ。完璧!
お昼は森の「いかめし」とお夜食用の饅頭ですませ、また鍵を借りて外へ。
今度はつり橋の手前で右に折れ、並木道を通って「かつらの湯」へ。
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こちらはなんと大きな岩の上に作られたお風呂なので階段を上る。
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すると脱衣場は木のうろ、浴槽は大岩のてっぺんをくりぬいたもの。
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これまた素晴らしい演出。
こちらのお湯はちょっとぬるめだったので、フロントまで戻ってすぐに次へはしごする。
最後は「かつらの湯」の先にある「杉の湯」。
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名前の通り杉の木に囲まれ、ここだけは野天ではなく、かわいい湯小屋。
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宿からの距離もそれほどない「杉の湯」だが、こちらは冬季は閉鎖になる。トチニやどんぐりの方が大変そうなのに、と不思議に思って宿のご主人に聞いてみると、なぜかこのお風呂は「お湯喰い」で、冬場にこちらにお湯を回すと他のお風呂の温度が下がってしまうのだそうだ。
温泉の管理はやっぱり大変。
それにしてもこちらの宿、すべてのお風呂の造りと言い、なんと温泉を大切にしていることか。
ともあれ野天制覇に気をよくして部屋で休むうち、今夜も6時から部屋出しで夕食。
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メニューは一新、今夜の寄せ鍋も具だくさん。
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そばを魚で巻いた煮物が面白く、これを食べてしまったら山菜ごはんが入らなくなった。
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デザートのリンゴは当然、冷蔵庫へ。お夜食の揚げドーナッツは翌日へ。
この宿の連泊では食べ過ぎてしまう。
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