Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

高峰温泉でバードウォッチング&スノーシュー

2013-12-29 17:22:29 | 国内旅行
朝、目覚めて見たら思いがけず7時を過ぎている。温泉ではたいてい早起きなのに。

あわてて部屋からすぐの、2階にある四季の湯へ。
 
1階のランプの湯に比べて1.5倍ほどの大きさ。見晴らしのいい窓が大きく、明るくて気持ちがいい。
ここも浴槽が2つに分かれているが、小さい方は37℃とのことで源泉そのままと言うわけではない。

 このお風呂の外には飲泉所があって、お湯を持って帰れるように空のペットボトルまで用意されている。しかしここのお湯も鼻を近づけると硫黄のにおいが強く、味はそれほどひどくないがやっぱり飲みにくい。体にいいと言われても、美味しい温泉はなかなかない。

温泉で目を覚ましたところで、1階の休憩所へ。
  
 大きな窓の外に鳥の餌箱が置かれ、ここにやってくる鳥をお兄さんが説明してくれるのだ。

ここで朝から夕方にかけて見られた鳥さんたち。
 
羽に黄色いアクセントのあるカワラヒワ。
 
胸に黒いネクタイをしたシジュウカラ。
 
目元に黒いアイラインが入っているのはゴジュウカラ。頭の黒いコガラはころっとしてかわいいがちょこまかと動き回るので写真が撮りにくい。
 
グレーに茶色がきれいなのはヤマガラ。肩に白い斑点のある大きな鳥はホシガラス。
 
これも大きなカケスは羽の下に青いアクセントがあって、飛ぶととてもきれい。
  
しかし一番派手だったのはキツツキの仲間のアカゲラ。お腹の赤が目立つが、頭にも赤い部分があるのがオス、ないのがメスなのだそうだ。

にわかに野鳥に詳しくなったところで朝ご飯。
 
美味しいふろふき大根など、野菜中心でヘルシーだ。

食後はすぐに着替え、チェックアウトを済ませて荷物を預ける。
 9時からスノーシューの体験コースに出発するので忙しいのだ。
この宿ではスノーシューやストックはもちろん、トレッキングシューズ、スパッツ、手袋やジャケットまで無料で貸してもらえるので何も用意がなくても参加することができる。
 宿の前でスノーシューの装着法を教わり、ガイドさんに先導されて出発。

 
宿から5分ほどのところから高峰山に上って行くのだが、結構な急こう配の雪の中を慣れないスノーシューで上がるのは大変。なにしろ出発点がすでに標高2000メートル、ちょっと動いただけで息がゼーゼー。それを聞くのが楽しいのだ、とSなガイドさんは笑う。

途中には見晴らしのいいところもあったが写真を撮る余裕もなし。撮ろうとしてもポケットに入れたカメラは気温が低すぎてバッテリーが動かない。
 
1時間半ほどかかって高峰山の山頂に到着。やっとバッテリーを少し温めることができたが、まわりの山は雲がかかってきてしまい、見えるはずの富士山も残念ながら雲の中。

  
この山頂には水の神様を祀る小さな神社があって、これは高峰温泉さんが寄進したものだそう。だからか「僕がこの山に上る時は絶対に天候が悪くならないんだ」とここでテレビの取材に答える若旦那。

帰りは来た道を時にお尻で滑りながら戻り、3時間弱でツアー終了。
体験というにはハードなコースだったが、無事に歩き通すことができてよかった!
これで用具のレンタルも含めて無料なのだからありがたい。

宿に戻ればちょうどお昼なので、また食堂へ。
 
昨夜お願いしておいたおやきとおそばを友人と半分こしておいしくいただく。

その後はもちろん温泉でまったり、ぬるいお湯に1時間ほど浸り、
  
休憩室に戻ったらココナッツアイスをいただきながらバードウォッチング。

のんびり時間をつぶして16時にやっと帰りの雪上車に乗車。
 
帰りは人数が少し少なかったのでちょっと小さめの雪上車。またスキー場でバスに乗り換え、帰りは佐久平から新幹線で1時間で東京へ。

ほんの1泊2日だったが、今回はイベント満載、盛りだくさんで実に満足度の高い滞在だった。
イベントと言っても大人向けの充実した内容なのがありがたい。
それにしても高峰温泉の皆さん、朝早くから夜遅くまで、その努力とサービス精神には本当に頭が下がる。
次は高山植物を見に、初夏に再訪決定。

東京では丸の内のイルミネーションをちょっと覗いてみようと改札を出てみたが、大勢の警備員の先導で人波に乗って歩いてみれば
 
あら、今年はこれだけなの、とかなりがっかりな内容。

 
それよりこっちの方がかっこいいね、とKitteから東京駅を眺めて、今年の旅行はこれで打ち止め。


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コメント
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