Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

13年初冬の大人旅 4 函館・五稜郭

2013-12-09 15:43:24 | 国内旅行
11月30日

目覚めの一湯はここだけまだ入っていなかった家族風呂へ。
 一人で足を伸ばすのにちょうどいいサイズの浴槽、ここも頭を乗せるところが木になっていて気の利いた造り。
ただし本日はお湯がぬるめ、なのですぐに大浴場に移動したがこちらもぬるめ。
やはり温泉の温度管理は難しそう。

 窓の外の雪景色を眺めながら朝食をいただいたら、ちょっと早めにチェックアウト。
こちらの宿は本館に一人泊で一泊11,700円。
温泉も食事も、なにより宿の人がすばらしくて、近くだったら通いたくなるようなコスパの良さ。

落部駅では事務所のストーブに当たりながら列車を待つ。
 
快速だけれどたった一両の列車で函館までまっすぐ、1時間15分。
 途中、湾越しに駒ケ岳も見える。

 初めて降り立つ函館の駅。
ここまで来ると雪はなくなった。

 まずはいつものごとく、高いところから街を見ようとバスに乗って五稜郭タワーへ。
入場チケットを買うと、「もうすぐガイドツアーがありますがいかがですか」と勧められた。
てっきり公園の方も案内してもらえると思ってお願いしたが、実際はタワーの中だけの案内。しかしイヤホンも使ったお姉さんのガイド、結果的にはとてもよかった。

エレベーターを降りた途端、目の下に広がる五稜郭。
 この眺めは高いところに上ってこそ。
  
ぐるりと回れば函館山や函館港が見える。

 展望台の中には人形で幕末の函館を説明する展示があり、
  
ペリー来航の様子やら、榎本武揚らの写真撮影の様子やら、これがガイドさんの説明もあって面白いのだ。

大きく取り上げられるのはもちろん人気の土方歳三。
  
しかしあまりにも有名なこの写真、実際はもっとむくんで写っているものをちょっとカッコよく修正しているんだそうな。
銅像の前ではたくさんの中国人観光客がさかんに記念撮影をしていたけれど、どんな人だか知っているのかね。
土方ってルックスがいいので人気があるが、今風に言えばテロリストよね。

45分ほどタワーでガイドを聞いたあとは下に降りて五稜郭の中へ。
  
内部には奉行所の建物だけがあるが、これはつい最近復元されたもの。
幕末に7年かけて作られた五稜郭内の建物はたった7年使われただけで、明治時代になってから資材を札幌で使うという名目で取り壊されたものの、実際にはほとんど廃棄されてしまったのだそうだ。

雪こそないが、さすがに函館は冷たい風が吹いて寒い。
早々と公園は引き上げて、ちょうど時分どきなので昼食へ。

函館といえば常識的には海鮮ものかラーメンだろうが、本日はちょっと変化球。
 五稜郭タワーのすぐ下にある、こちらは函館限定のハンバーガー・チェーン、「ラッキーピエロ」。
 市内にある16店舗はそれぞれテーマがあるそうで、ここのテーマは「エンジェルたちのおしゃべり」だそうだが、エンジェルよりたくさんの張り紙が目立って、なんだか雑然とした店内。
 一番人気と言う「チャイニーズチキンバーガー」を頼むと、バンズの中には唐揚げが3つ。中華風の甘辛味で大きいが、いささか脂っぽく、なにより大きすぎて食べにくい。
たくさんの地元客はバーガーならぬカレーやオムライスを食べていたが、その理由を納得。
バーガーは若い子にまかせて、やっぱり順当にラーメンにすればよかった。

と反省しつつ
 今度は市電に乗ってベイエリアへ向かう。


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コメント (2)
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