5月1日 続き
ヤズドを離れる前に昼食、ということでハマムを改装したレストランに入る。
内部は雰囲気があって、これはいい、と喜んでいたら、なんと今日は料理を近くのホテルのビュッフェに出しているのでここでは食べられないと言う。
がっかりしつつ、それでは、とそのホテルのダイニングを覗くとツーリストでいっぱい。
料理も昨晩と同じようなものなので、もっとローカルなところに行きたいと車を走らせ、目に留まったこのコックさんの店へ。
ほとんどファーストフード店のような店構えだが、奥には広くてピカピカの厨房があり、しばらく待つうちに出てきたケバブは
ボリュームたっぷりでジューシー。イランで食べたケバブの中で一番おいしかったが、この一皿がなんとたったの100円!
しかも料理ができあがるまで隣の八百屋を覗いて遊んでいたら、そこからこんな差し入れが。
おじさん、おいしいメロン、ありがとう。
やっぱりこういうローカル・レストランが性に合う。
ヤズドを出て1時間ほど行ったところで、ガイドさんが寄り道をしようと提案してくれた。
アルダカンという町に元大統領のハタミさんの生家があり、内部の見学ができると言う。
我々がヤズドで伝統家屋に興味を示したので気を利かせてくれたらしい。
車を降りて住宅地の中に入って行くと
ヤズド同様、バードギールやカナートがいっぱい。崩れかけた建物も多いが、修復作業中のところもたくさんある。
台の上に上って立ったままおじさんが織っているのはサドルバッグ。
昔はロバの背中にかけたのだろうが、今は自転車で活躍中。
それにしてもこんな織り方、初めて見た。
結局迷いながらたどり着いたハタミさんの家は閉まっていて中を見られなかったのだが、観光地ではない生きた旧市街が見られてとてもよかった。
どうも我らが若いガイドさんは改革派のハタミさんの支持者だったようだ。
アルダカンからまた1時間でナインと言う町。
ヤズドとイスファハンのちょうど中間地点で、ツーリストの車の休憩地となっているようだが
ここも日干し煉瓦でできた砂漠型のいい感じの街並み。
高いミナレットが目立つこの町のマスジェデ・ジャーメは8世紀から10世紀ごろまでに作られたイランでも最古のモスクの一つだそうで、ドームも色鮮やかなタイル装飾もないが
レンガ組みや細かい漆喰装飾が渋くていい。
このモスクのはす向かいにあるのはサファヴィー朝(16~18世紀)に建てられたお屋敷。
今は民族学博物館になっている。
入口を入るときれいなドーム屋根の部屋があり、そこを抜けると中庭の周りをたくさんの部屋が取り囲む構造。
中には昔の生活の様子を見せる展示も少しあるが、見るべきは屋敷そのもの。
鮮やかだったろう彩色こそ褪せてしまっているが、細かな装飾はむしろこうなってこそ日本人好み。
さらにマスジェデ・ジャーメの隣には高いドームの建物があるが、ここもモスクだったのだろうか。
中では地元の写真家が絵葉書を売り、観光案内をしている。
ただの休憩地にしてはもったいないようなナインから2時間、21時にようやくイスファハンに到着。
広くて混雑した街中をさらに30分かかり、ジョルファ地区のホテルにチェックイン。
通された部屋はキッチン付きで、その奥に大きなベッドがもう一つ、バスルームも2つあって、イスファハンには3泊するのでこれはうれしい。
夜も遅いのですぐに食事を、とホテルの1階のレストランに行くと、10時過ぎなのに家族連れでいっぱい。
それも食べてみれば納得で
サラダ・ビュッフェは充実しているし、そら豆のポロウ(ピラフ)は中から大きな鶏ももが出現。
味はいいし、値段は安く、インド人マネージャ-の指揮するサービスもいい。
イスファハンのジョルファ・ホテルは食事におすすめ。
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ヤズドを離れる前に昼食、ということでハマムを改装したレストランに入る。
内部は雰囲気があって、これはいい、と喜んでいたら、なんと今日は料理を近くのホテルのビュッフェに出しているのでここでは食べられないと言う。
がっかりしつつ、それでは、とそのホテルのダイニングを覗くとツーリストでいっぱい。
料理も昨晩と同じようなものなので、もっとローカルなところに行きたいと車を走らせ、目に留まったこのコックさんの店へ。
ほとんどファーストフード店のような店構えだが、奥には広くてピカピカの厨房があり、しばらく待つうちに出てきたケバブは
ボリュームたっぷりでジューシー。イランで食べたケバブの中で一番おいしかったが、この一皿がなんとたったの100円!
しかも料理ができあがるまで隣の八百屋を覗いて遊んでいたら、そこからこんな差し入れが。
おじさん、おいしいメロン、ありがとう。
やっぱりこういうローカル・レストランが性に合う。
ヤズドを出て1時間ほど行ったところで、ガイドさんが寄り道をしようと提案してくれた。
アルダカンという町に元大統領のハタミさんの生家があり、内部の見学ができると言う。
我々がヤズドで伝統家屋に興味を示したので気を利かせてくれたらしい。
車を降りて住宅地の中に入って行くと
ヤズド同様、バードギールやカナートがいっぱい。崩れかけた建物も多いが、修復作業中のところもたくさんある。
台の上に上って立ったままおじさんが織っているのはサドルバッグ。
昔はロバの背中にかけたのだろうが、今は自転車で活躍中。
それにしてもこんな織り方、初めて見た。
結局迷いながらたどり着いたハタミさんの家は閉まっていて中を見られなかったのだが、観光地ではない生きた旧市街が見られてとてもよかった。
どうも我らが若いガイドさんは改革派のハタミさんの支持者だったようだ。
アルダカンからまた1時間でナインと言う町。
ヤズドとイスファハンのちょうど中間地点で、ツーリストの車の休憩地となっているようだが
ここも日干し煉瓦でできた砂漠型のいい感じの街並み。
高いミナレットが目立つこの町のマスジェデ・ジャーメは8世紀から10世紀ごろまでに作られたイランでも最古のモスクの一つだそうで、ドームも色鮮やかなタイル装飾もないが
レンガ組みや細かい漆喰装飾が渋くていい。
このモスクのはす向かいにあるのはサファヴィー朝(16~18世紀)に建てられたお屋敷。
今は民族学博物館になっている。
入口を入るときれいなドーム屋根の部屋があり、そこを抜けると中庭の周りをたくさんの部屋が取り囲む構造。
中には昔の生活の様子を見せる展示も少しあるが、見るべきは屋敷そのもの。
鮮やかだったろう彩色こそ褪せてしまっているが、細かな装飾はむしろこうなってこそ日本人好み。
さらにマスジェデ・ジャーメの隣には高いドームの建物があるが、ここもモスクだったのだろうか。
中では地元の写真家が絵葉書を売り、観光案内をしている。
ただの休憩地にしてはもったいないようなナインから2時間、21時にようやくイスファハンに到着。
広くて混雑した街中をさらに30分かかり、ジョルファ地区のホテルにチェックイン。
通された部屋はキッチン付きで、その奥に大きなベッドがもう一つ、バスルームも2つあって、イスファハンには3泊するのでこれはうれしい。
夜も遅いのですぐに食事を、とホテルの1階のレストランに行くと、10時過ぎなのに家族連れでいっぱい。
それも食べてみれば納得で
サラダ・ビュッフェは充実しているし、そら豆のポロウ(ピラフ)は中から大きな鶏ももが出現。
味はいいし、値段は安く、インド人マネージャ-の指揮するサービスもいい。
イスファハンのジョルファ・ホテルは食事におすすめ。
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