5月2日 続き
陽も傾いてきた頃合いにまたホテルを出発。
ザクロジュースを飲みに行きましょう、とイマーム広場近くの有名らしいジュース屋に行くが、ザクロはシーズンじゃないのでないとのこと。
我らがガイドさん、いろいろと気を使ってはくれるのだが、いまいち詰めが甘い。
それではチャイハネに行きましょう、とイマーム広場を通ると

暑い昼間よりも人出が増えて、芝生ではピクニックをしている人たちもいっぱい。
このイラン人のピクニック、シラーズでは夜中にも見たが、座り込めるところがあればどこででも見られて
これなどはなんと交通量の多いロータリーの真ん中。
なにも排気ガスを吸いながらピクニックすることもないだろう、と日本人は思ってしまう。
さて、案内されたチャイハネはバザールのアーケードを出たすぐのところにあるこちら。

この看板の下をくぐると

通路にはがらくたっぽい古道具があふれ、店内も骨董っぽいランプ類でいっぱい。
この店、入ってすぐの部屋は地元の男性ばかりが水タバコをふかしており、案内された奥の部屋には女性も含めた外国人ツーリストがたくさんいる。
チャイハネと言えば中央アジアのように庭の高台に座ってお茶を飲むところだと思っていたのだが、こういう穴倉のようなところでタバコを吸うのもチャイハネ、ただしこちらは普通女性は来ないのだそうだ。ここはツーリストのために部屋を分けていて、ジモティー専用部屋の方は写真撮影禁止になっていた。
そんなわけで、健全部屋の方でガイドさんにお茶を淹れてもらい、シロップ漬けの甘~いお菓子を食べながら一服。
でも確かにこの穴倉より外のピクニックの方が気持ちよさそうだ。
チャイハネでおなかがたぽたぽになるまでお茶をいただいたが、まだ外は明るい。
イスファハン一の繁華街を歩くと

持ち帰り専門の店はハリームだったかな、ベリヤニも店先で焼いている専門店の方がおいしそう。
ショッピングモールではセール中のスカーフの店に引っかかる。
イランのスカーフ屋さんは当然ながら品数豊富で、日本でも使えるものがいっぱいでお安いのだ。
と遊んでいるうちにようやく暗くなってきたので、橋の見学のためにザーヤンデ川へ。
まずは1602年完成のスィー・オ・セ橋。

長さが300mもあって、ライトアップされたアーチがとてもきれい。
下段のアーチの下は本来なら水が流れているはずなのだが、この数年来、降雨量の減少と上流のダムのせいで川に水があることの方が珍しくなってしまったとかでこの時もカラカラ。
ガイドブックに良く出ていた橋のたもとのチャイハネも最近なくなってしまったそう。

それでも橋の上は散歩をしたり、座っておしゃべりをしたりする人で大にぎわい。
橋の上部はてっきり屋根が付いているのだと思っていたが、上はオープンで、両脇の壁のアーチはところどころ外へ開かれている。
意外に複雑な造りで面白い。
ここから1.5キロ離れたところにあるのは1666年完成のハージュー橋。

こちらは130mほどと少し短いが、上下段とも歩いて渡ることができ

中央には豪華な王様専用のテラスもある。

下部はダムの役目も果たすように作られているそうだが、川はご覧の状態。

この橋の下段には柱の間に座り込めるスペースがあって、ここでもやっぱりピクニック。
イラン人、どれだけピクニックが好きなんだか。
ザーヤンデ川を行ったり来たりしているうちにすっかり夜も更けたが、食事をまだしていない。
いい加減おなかも空いたのでホテルのすぐ裏手にある通りへ。

こんな店がいくつも並んでいるこの通りを我々は「チキン・ストリート」と命名した。
その中でもおいしそうなチキンがグルグル回っているこちらの店で

ハーフチキンを所望。我らがドライバー氏もテイクアウトしていたここのチキンは皮もパリッとおいしかった。
さらに隣のかわいいジュース屋さんで
マシャドですっかり気に入ったマージュンを注文。ここのは前のものほどチョコレートやゴマが入っていないが、その分ナッツとココナッツがたっぷり。
食事が一人あたま60,000リアルだったのにこの一杯は100,000リアル(約300円)とやっぱりお高いが、大満足のプチ贅沢。
もう夜中なのに。
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陽も傾いてきた頃合いにまたホテルを出発。
ザクロジュースを飲みに行きましょう、とイマーム広場近くの有名らしいジュース屋に行くが、ザクロはシーズンじゃないのでないとのこと。
我らがガイドさん、いろいろと気を使ってはくれるのだが、いまいち詰めが甘い。
それではチャイハネに行きましょう、とイマーム広場を通ると


暑い昼間よりも人出が増えて、芝生ではピクニックをしている人たちもいっぱい。
このイラン人のピクニック、シラーズでは夜中にも見たが、座り込めるところがあればどこででも見られて

なにも排気ガスを吸いながらピクニックすることもないだろう、と日本人は思ってしまう。
さて、案内されたチャイハネはバザールのアーケードを出たすぐのところにあるこちら。


この看板の下をくぐると


通路にはがらくたっぽい古道具があふれ、店内も骨董っぽいランプ類でいっぱい。
この店、入ってすぐの部屋は地元の男性ばかりが水タバコをふかしており、案内された奥の部屋には女性も含めた外国人ツーリストがたくさんいる。
チャイハネと言えば中央アジアのように庭の高台に座ってお茶を飲むところだと思っていたのだが、こういう穴倉のようなところでタバコを吸うのもチャイハネ、ただしこちらは普通女性は来ないのだそうだ。ここはツーリストのために部屋を分けていて、ジモティー専用部屋の方は写真撮影禁止になっていた。


でも確かにこの穴倉より外のピクニックの方が気持ちよさそうだ。
チャイハネでおなかがたぽたぽになるまでお茶をいただいたが、まだ外は明るい。
イスファハン一の繁華街を歩くと


持ち帰り専門の店はハリームだったかな、ベリヤニも店先で焼いている専門店の方がおいしそう。

イランのスカーフ屋さんは当然ながら品数豊富で、日本でも使えるものがいっぱいでお安いのだ。
と遊んでいるうちにようやく暗くなってきたので、橋の見学のためにザーヤンデ川へ。
まずは1602年完成のスィー・オ・セ橋。


長さが300mもあって、ライトアップされたアーチがとてもきれい。
下段のアーチの下は本来なら水が流れているはずなのだが、この数年来、降雨量の減少と上流のダムのせいで川に水があることの方が珍しくなってしまったとかでこの時もカラカラ。
ガイドブックに良く出ていた橋のたもとのチャイハネも最近なくなってしまったそう。


それでも橋の上は散歩をしたり、座っておしゃべりをしたりする人で大にぎわい。
橋の上部はてっきり屋根が付いているのだと思っていたが、上はオープンで、両脇の壁のアーチはところどころ外へ開かれている。


ここから1.5キロ離れたところにあるのは1666年完成のハージュー橋。


こちらは130mほどと少し短いが、上下段とも歩いて渡ることができ


中央には豪華な王様専用のテラスもある。


下部はダムの役目も果たすように作られているそうだが、川はご覧の状態。


この橋の下段には柱の間に座り込めるスペースがあって、ここでもやっぱりピクニック。
イラン人、どれだけピクニックが好きなんだか。
ザーヤンデ川を行ったり来たりしているうちにすっかり夜も更けたが、食事をまだしていない。
いい加減おなかも空いたのでホテルのすぐ裏手にある通りへ。


こんな店がいくつも並んでいるこの通りを我々は「チキン・ストリート」と命名した。




ハーフチキンを所望。我らがドライバー氏もテイクアウトしていたここのチキンは皮もパリッとおいしかった。



マシャドですっかり気に入ったマージュンを注文。ここのは前のものほどチョコレートやゴマが入っていないが、その分ナッツとココナッツがたっぷり。
食事が一人あたま60,000リアルだったのにこの一杯は100,000リアル(約300円)とやっぱりお高いが、大満足のプチ贅沢。
もう夜中なのに。
