5月2日
いよいよイラン観光のハイライト、イスファハンである。
少し早めの8時半に出発、ホテルのあるアルメニア地区からザーヤンデ川を渡ると大通りは中央が緑の遊歩道になっている。
車を降りてイマーム広場へ。
まだ観光客の姿もまばらな広場はさすがに広い!
目立つのは大きなドームのモスクだが、まずは左手のアリ・ガープ宮殿へ。
ここは16世紀末、イスファハンに遷都したサファビー朝のアッバス1世が建てた宮殿。
地味な入口から入ると
1階はこれまた彩色が褪せて地味ながら、繊細な装飾で早速趣味の良さがうかがえる。
途中階の部屋の装飾は19世紀以降に破壊されてしまったとのことだが、階段まで美しいタイル張り。
これを上がって行くと大きなテラスに出る。
ここから広場を一望できるのだが
現在テラスを修復中のため、正面は足場で視界を遮られてしまう。
それでもここから眺めれば、左手にマスジェデ・イマーム、正面にマスジェデ・シェイフ・ロトゥフォラーが見えて広場の大きさが改めて実感できる。
木造のテラスの天井も精緻な模様で彩られ
壁には優雅な美女たちがいる。
テラスに続く部屋の装飾も優美だ。
そしてこの上の階にあるのが有名な音楽室。
壁や天井に無数につぼ型の穴があけられているが、これは雑音を吸収し楽器の音を際立たせるための工夫なのだそう。
同じような装飾はアンベール城など、インドのムガール建築でよく見かけるが、こちらペルシャがオリジナルだ。
最初の建物からもう興奮しきりだが
広場中央の噴水をまわり
次はお向かいのマスジェデ・シェイフ・ロトゥフォラーへ。モスクへの入り口は正面、両脇にはバザールが続いている。
入口の見事な鍾乳石飾りをくぐると
天井が低く華やかな廊下が途中で折れ、そこを抜けると
圧巻の空間。
この洗練された美しさには息をのむしかない。
正方形の室内は正面にミフラーブがあるのみでからっぽだが、まわりを覆い尽くすタイルはとにかく精緻の一言。
壁の下部こそ彩色タイルだが、ドームも含めた上部はすべてモザイクタイルで、これもアッバス1世建造のこのモスクは完成まで17年かかったとか。
彩色タイルもトルコとは違った華やかさで、さすがペルシャ!
ということでタイルをもっと見たい方はこちら。
しかしイスファハン観光はまだ始まったばかり。
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いよいよイラン観光のハイライト、イスファハンである。
少し早めの8時半に出発、ホテルのあるアルメニア地区からザーヤンデ川を渡ると大通りは中央が緑の遊歩道になっている。
車を降りてイマーム広場へ。
まだ観光客の姿もまばらな広場はさすがに広い!
目立つのは大きなドームのモスクだが、まずは左手のアリ・ガープ宮殿へ。
ここは16世紀末、イスファハンに遷都したサファビー朝のアッバス1世が建てた宮殿。
地味な入口から入ると
1階はこれまた彩色が褪せて地味ながら、繊細な装飾で早速趣味の良さがうかがえる。
途中階の部屋の装飾は19世紀以降に破壊されてしまったとのことだが、階段まで美しいタイル張り。
これを上がって行くと大きなテラスに出る。
ここから広場を一望できるのだが
現在テラスを修復中のため、正面は足場で視界を遮られてしまう。
それでもここから眺めれば、左手にマスジェデ・イマーム、正面にマスジェデ・シェイフ・ロトゥフォラーが見えて広場の大きさが改めて実感できる。
木造のテラスの天井も精緻な模様で彩られ
壁には優雅な美女たちがいる。
テラスに続く部屋の装飾も優美だ。
そしてこの上の階にあるのが有名な音楽室。
壁や天井に無数につぼ型の穴があけられているが、これは雑音を吸収し楽器の音を際立たせるための工夫なのだそう。
同じような装飾はアンベール城など、インドのムガール建築でよく見かけるが、こちらペルシャがオリジナルだ。
最初の建物からもう興奮しきりだが
広場中央の噴水をまわり
次はお向かいのマスジェデ・シェイフ・ロトゥフォラーへ。モスクへの入り口は正面、両脇にはバザールが続いている。
入口の見事な鍾乳石飾りをくぐると
天井が低く華やかな廊下が途中で折れ、そこを抜けると
圧巻の空間。
この洗練された美しさには息をのむしかない。
正方形の室内は正面にミフラーブがあるのみでからっぽだが、まわりを覆い尽くすタイルはとにかく精緻の一言。
壁の下部こそ彩色タイルだが、ドームも含めた上部はすべてモザイクタイルで、これもアッバス1世建造のこのモスクは完成まで17年かかったとか。
彩色タイルもトルコとは違った華やかさで、さすがペルシャ!
ということでタイルをもっと見たい方はこちら。
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