Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

歯磨き粉コレクション 12

2017-10-28 16:34:11 | コレクション
今年の歯磨き粉コレクションはちょっと不調。

まずはオマーンで買った歯磨き。

 この製品名は「ムーミン」と読むのだろうか、ハラル認証のついたマレーシア製。
パッケージのデザインがイスラム・タイルのようで、メスワック入りはイスラム圏でおなじみの成分。
レモンとクローブも入っているらしいが、普通の白い歯磨き粉にそれらの風味はまったく感じない。
100g入りは間違いないのだろうが、チューブが大きすぎるのか、最初から3分の1は入っていなくて、ちょっと損をした気分になる。


台湾ではちょっと変わったものを発見。
 
「無患子」とは日本語ではこれを「ムクロジ」と読むのだそうで、パッケージの絵にある黒い種は羽根つきの羽根に使われたとか。
皮の方にはサポニンが含まれているのでこすり合わせると石鹸のように泡立ち、だから英語名は「Soapberry」。
真珠の粉も入っていると言う歯磨き粉は半透明のジェルで、ミントも少し入っているらしいがほとんど味がしないほど薄味。
ただし泡立ちはすごく良くて、これが無患子の力だろうか。


バルト三国は旧ソ連圏なのでロシア製品があるかと期待したが、EUにも加入してロシアからは距離を置きたいらしく、歯磨き粉に限らずロシア製品はほぼまったく見かけず。
その代わり小さい国ながら、リトアニアで自国製品を発見。
 
なかなかシックなパッケージで、ミントとセージ入りという中身は写真ではわかりづらいが真珠色の半透明ジェル。ただしセージの香りはわからない。
箱の裏面にはリトアニア語、英語の表記の他にラトビア、エストニアはもちろん、ロシア、ポーランド、ドイツ、スロバキア向けの表示があって、当然輸出もしている様子。


こちらはエストニアのスーパーにあったコルゲートだが、なんと中国製。
 
アジアン・レモンとアロエ・エキス入りとあるが、たいていはほとんど味のしない「レモン風味」の中でこれははっきりレモン・キャンディーのような味がして美味。薄いグリーンのジェルもきれいだ。

箱の表示はリトアニア製品よりさらにすごくて、この同じ商品が東欧を中心に20か国に流通されていることがわかる。
グローバル化とはこういうことだが、この箱の校正、大変だろうな、と元製品メーカーの人間はくだらないことを心配してしまう。


ふんだんにあると思ったストックも目新しいものが見つからなかった旅行先もあって減ってきた。
またどこかに面白いものを探しに行かねば。


過去のコレクション:

歯磨き粉の話
また歯磨き粉の話
歯磨き粉コレクション 3
歯磨き粉コレクション 4
歯磨き粉コレクション 5
歯磨き粉コレクション 6
歯磨き粉コレクション 7
歯磨き粉コレクション 8
歯磨き粉コレクション 9
歯磨き粉コレクション 10
歯磨き粉コレクション 11


にほんブログ村 旅行ブログへ  ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする