Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

六本木でアフリカ料理@「アフリカンホームタッチ」

2018-11-29 18:12:55 | 食べ歩き
旅行三昧のkimcafeさんが1ヶ月に渡る西アフリカ旅行から戻られたので、今度は珍しいアフリカ料理店で帰朝報告会。

 「アフリカンホームタッチ」

場所はドンキホーテの先、昔懐かしロア・ビルの向かいのビル3階。
六本木なんて随分久しぶりに来たけれど、ロア・ビルはいまだ健在なのだね。

結構広い店内だけれど、平日の夜のせいか我々の他はアフリカ系のお客さんがパラパラと来る程度でほぼ貸し切り状態。
 先に揃っていた皆さんが飲んでいたのはちょっと甘みのあるアフリカのビール。飲めない自分はMaltaなる物を頼んでみたが、ガラナだと言われたこれは甘いコーラ。

注文はもちろんアフリカ帰りのkimcafeさんにおまかせ。

 まず登場したのはヤム芋フライ。添えられたお味噌は他の料理にも付いてきたが、タイのエビ味噌のような風味がある。
 こちらは山羊肉のフライ。これが臭みなどまったくなく、スパイスがほどよく効いてすごくおいしい。

 サラダと共に登場したのはアフリカン・ミスト。しっかりした白身魚のフリットで、サクサクした衣がてんぷらよりさっぱりしていい。

ここからがメインで、まずはフフとピーナッツスープ。
 
フフとはプランタン(料理バナナ)を搗いて作るものだそうで、店内にも緑のプランタンがあったがこれは箱に入ったフフの素で作ったものかな。餅のようと言われるが確かに柔らかくて弾力があり、食感も味も北海道のイモ餅に近いと思う。
ピーナッツスープの方はちょっとピリ辛で香辛料の種類が違うカレースープと言ったところ。ピーナッツの味はほとんどしないが、フフを漬けて食べるとなるほどアフリカの食事という感じ。

 
続いては唐揚げにしたテラピアと、ラップに包まれているのはバンク―。こちらは発酵したとうもろこしでできているそうだが切るとういろうのような感触で、食べるとかなり酸味があって、これは今までに食べたことのない味。

西アフリカにはこのような穀類の粉を練った主食が何種類もあって、材料の違いで名前が違い、さらに部族ごとに呼び名が変わるのでややこしい、と西アフリカの屋台を食べ歩いたkimcafeさん。
こちらのレストランのメニューにもケンキーとかガリとかまた別の練り物が載っているが、今日はできないとのことで食べ比べが出来なくて残念。

 ワーチェは朝食によく食べられるというお米の料理だが、小豆のような豆が入って赤いそうで、堅めのリゾットのようなもちっとした食感。癖のない味でおいしく食べられる。

ここで本日のスペシャル登場はkimcafeさんのお土産、ガーナの食べる石。
 
気が動転して写真がぶれた(笑)わけではないが、これはどう見ても石と言うより粘土を丸めたもの。
ガーナ出身のママ・シェフが早速食べて見せてくれたが、確かにガーナでは女性が良く食べるそうで、特に妊婦にいいとされているとか。ただし当然のことながらいくつも食べるものではないらしい。

そこでこちらもいただいてみると、齧ると意外に簡単に割れる。
しかし食感も味もチョークみたい(食べたことないけど)で、口の中で粘土に変わる。
珍しいものをいただきました、がおいしくはない。

 ということでココナッツ・アイスでお口直しをして〆。

珍しい食事と楽しいお話しで満腹して、家に帰りついたらkimcafeさんにいただいたブードゥー人形のお土産を店に忘れてきたことに気が付いた。
kimcafeさん、スクムビットさん、ごめんなさい 絶対にわざとじゃありません。


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コメント (7)
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