Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

プーリアの旅 10 ポリニャーノ・ア・マーレ

2018-11-14 22:47:54 | ヨーロッパ
10月17日

 朝、改めて見るホテルのお部屋。

屋上に上がる階段があったので上ってみると

まわりはネットをかけたブドウ棚だらけ。その向こうに見える大きな建物はパスタやクッキーなど小麦製品の会社で、日清もここに小麦の買い付けに来たりするんだそうだ。

 敷地内にはブドウ畑はもちろん
 
人懐こいうさぎやあひる、山羊やポニーもいて、夏には家族連れでにぎわうのだろう。

 朝食はこちらで、7:45という中途半端な時間から。
 
テーブルにはリコッタやハム、ブドウなどが並ぶが、イタリア人を見ているとこれも何種類も並べられた甘いケーキとコーヒーだけで簡単に済ませて出て行く。朝は甘いものしか食べないって本当だったんだ。

さて、本日もケイコさんに案内されて、今度はプーリアの南を見に行く。
まずは車で30分、海辺のリゾート地、ポリニャーノ・ア・マーレへ。

海沿いにはもちろん真っ白なリゾート・マンションやペンションがいっぱい。
しかしこの町、実は紀元前4世紀からの歴史があるそうで、ちゃんと旧市街がある。
   
 
門を入るとすぐに広場があって、その脇の鐘楼があるのが宇多田ヒカルが結婚式を挙げた教会とか。

  
狭くてくねくねと曲がる小路沿いの家はこぎれいで
 
小さな礼拝堂はイベントスペースに変わってしまったようだが、あちらこちらに聖母像が見える。

そしてポリニャーノと言えば有名なのはこの景色。
 
小さな入り江の水の色がものすごくきれい。ここの崖の上からのダイビング・コンテストも有名なのだそうだ。

 町は崖の上に建てられていて、この崖下の洞窟レストランも有名。
 
釣り糸を垂らすおじさんはなにやらカラフルな魚を釣り上げていた。

せっかくのきれいな海なので、手の一つも浸そうと先ほどの有名なビーチへ降りてみる。
 この橋の下へ降りると
 
石ころだらけのビーチには勇敢にも水着姿のおばさんが。水はまだそれほど冷たくなかったが、さすがにおばさんも足を漬けるぐらいで泳ぎはしなかったよう。
この小さなビーチが夏には足の踏み場もなくなるほどの人で埋まるらしい。

町の郊外にはバーリ生まれの芸術家、ピノ・パスカルの小さな美術館がある。
 
と言っても1960年代に32歳の若さで亡くなったと言うこのアーティストのことは何も知らないのだが
  
 
かわいらしい美術館の窓から見える海がきれい。

今日は晴れてよかった。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (霧のまち)
2018-11-15 08:51:05
濃い青空と青い海、やはり南なんですね~。
石造りの古くなった町の風景は日本には無い
いい感じの趣がありますね。
ホント、朝から甘い物いっぱいのメニューに
びっくり。 健康志向って無いんですかね~。
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霧のまち様、 (Lunta)
2018-11-15 20:18:46
海辺はやはり青い空が似合う。
晴れてよかったです。
甘いものを朝食べるのは理にかなっているそうですよ。
イタリア人はあれだけパスタなどを食べている割にはとんでもなく太っている人はあまりいないように思いました。
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Unknown (ヒョウちゃん)
2018-11-16 21:41:56
沢木耕太郎は訪れていないんですが、大沢たかおの「劇的紀行・深夜特急~ヨーロッパ編」では宿泊してますね。
長らくイタリアには行ってませんが、割と外国人にも寛容なところだと思っていたのに、排他的な政党が政権を取るし。
ま、それだけ、流入する居住者が増えてきたってことですかね。
そのあたり、いかがでしたか?
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ヒョウちゃん様、 (Lunta)
2018-11-17 18:20:14
イタリア人は確かに外国人に寛容で、ただでさえアフリカが近いのに移民にも緩かったので今は大問題になっているのだそうです。
最近イタリアに限らずヨーロッパの映画を見ると必ず移民がどこかにからんできて、それだけ身近な問題だということでしょうね。
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