文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

最近の興味の方向

2013-11-04 15:10:51 | セミナー、講演会他
 私は、既に90以上の資格試験に合格しており、このブログも元々は、これから受験する人のために、その体験を公開しようということが原点だった。

 しかし、現在は資格試験の受験ということにはそれほどの熱意はもっていない。一応区切りとして、100まではいきたいとは思っているが、生涯学習というのは、何も資格試験だけが対象となる訳ではないからだ。若いころなら、仕事の幅を広げるために、資格試験にチャレンジすることは大切だと思う。しかし、ある程度の年齢になると、資格のような個々の狭い知識よりも、もっと幅広い教養と言ったものの方が、人生を豊かにするためには大切だと思う。

 現在では、読書をしてその本の書評をすることが、私の勉強の一番多くの部分を占めている。こうやればインプットだけでなくアウトプットもできるので、内容が頭に残り易く、そのうえ文章修業にもなる。ただ、書評を書くというのは、勉強の手段のはずが、最近はだんだんと目的化していたようで、少し反省をせねばならない。つい読みやすい本を読んでいることも多いので、もっと物事を考えて教養の幅が広がるような本を増やさなければならないだろう。
 
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放送大学「日本の物語文学」の通信指導課題完了

2013-11-04 13:05:15 | 放送大学関係
日本の物語文学 (放送大学教材)
クリエーター情報なし
放送大学教育振興会


 今学期放送大学で履修している科目のひとつ、「日本の物語文学」の通信指導課題(レポート)が完了した。実際の提出期間は、11月13日から29日であるが、いつも慌てて取り組んでいるのだが、今回は珍しく早めに取り組んだ。

 レポートの対象となるのは、第8章までで、「竹取物語」から始まって、「伊勢物語」、「うつほ物語」などの前期物語を経て、前半の中心部ともいえる「源氏物語」へと続く。このテキストでは、前半8章のうちの3章が「源氏物語」についての解説になっている。

 講師は、「源氏物語」本編は壮大な失敗作と述べている。それは、この物語が「幸福の探求」に失敗しているからだ。源氏も女たちも、誰も幸福にはなれなかった。だからこそ文芸的に見れば類稀なる傑作になり得たのであるという。

 しかし、紫式部は、なおも男と女の関係にこだわり続け、宇治十帖を含む「源氏物語」第3部を書き続けたと講師はみている。実は源氏物語は全部を紫式部が書いたのかという疑問が昔から呈せられているのだが、講師は、すべてが式部の作であるという見解だ。しかし、その理由がどうにも感覚的、文学的で、ロジックにもなっていないように私には思える。

 ところで、源氏の時代は、40歳になったら「四十の賀」を祝われて老人の仲間入りをするらしい。おそらく満年齢ではなく数え年だろうから、実際には38歳か39歳で老人という訳になる。これはちょっとショックかも(笑)。

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本山佛光寺(京のぶらぶら歩き28)

2013-11-04 09:14:21 | 旅行:京都府





 ここは、真宗佛光寺派の本山佛光寺。地下鉄烏丸線の四条駅の近くにあり、京都駅からの交通の便はすこぶる良い。

 寺伝によると、この寺は、親鸞聖人が越後への流罪を許されて京都に帰った時、山科に草庵を結んだことに始まるとのことだ。かっては、寺勢が本願寺をも超える時代もあったとのことだ。訪れた時は、観光客の姿も見えず、街中にあって、ひっそりとした感じであった。

 訪れたのは夏だったので、とても暑かった。ここでお茶を飲みながらしばらく休憩して、次の場所を目指すことにする。


六道珍皇寺(京のぶらぶら歩き27)
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