文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

放送大学面接授業「広島の風土と人々の暮らし」(2日目)

2013-11-10 17:48:53 | 放送大学関係

 今日は放送大学の面接授業、「広島の風土と人々の暮らし」の2日目だ。今日は8コマのうち2コマのみの授業である。

 そのうちの一つは、「民族と伝承芸能」と題して、ひろしま神楽についての話だった。なんと広島県は、講の数が300と宮崎県に続いて日本で2番目。神楽の種類は6種類と多く、ひろしま神楽は日本一だとのことである。

 広島でそれほど神楽が盛んだとは意外だった。そういえば、よく神社のお祭りなどで見かけていた。私は元々広島の人間ではないので、神楽というと、石見神楽や備中神楽を連想してしまう。神楽を見かけても、てっきり島根県の方から出張して来てもらったものと思い込んでいたのだが、考えを改めないといけない。しかし、備中や石見に比べると、ブランド力がないなあ。


放送大学面接授業「広島の風土と人々の暮らし」(1日目)
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書評:街道をゆく6 沖縄・先島への道

2013-11-10 08:53:54 | 書評:その他
街道をゆく 6 沖縄・先島への道 (朝日文庫)
クリエーター情報なし
朝日新聞出版


 司馬遼太郎の「街道をゆく」シリーズの第6集となる「街道をゆく6沖縄・先島への道」(朝日文庫)。もともとは、1974年に週間朝日に連載されていたもので、それまでのアメリカ占領時代から本土復帰を果たしてまだ2年足らずの沖縄を、著者が歩いた旅の記録である。時代性もあり、戦争に関係した話題が多い。

 著者が訪れたのは、沖縄本島、石垣島、竹富島、与那国島。タイトルの先島(さきしま)というのは、本島よりずっと南西にある宮古諸島、八重山諸島のことを一括した呼び方だそうだ。端々に、伝説、民族、民俗や言葉などに関する話題が折り込まれて、さすがに司馬遼太郎だと感心する。

 面白かったのは、石垣島のタクシーの運転手さんが言っていたこと。沖縄言葉、八重山言葉と関西弁は、感じが似ているので、その運転手さんはうまく聞き分けられるそうだ。沖縄と関西の言葉が似ているとは意外な感じだ。司馬氏によれば、これらは南海道の言葉に入ると言う。海の交流を通じて、言葉が分布して言ったのだろうか。

 ところで、沖縄地方は、多くの島々から成り立っているが、本書には地図が付いていないので、地理に詳しくなければ、その位置関係が分かりにくい。位置関係は、本書を読む上でも重要なので、最初のページにでも地図を一つ入れて欲しかった。

 私は、沖縄本島に、仕事がらみで行ったことがあるだけで、その他の島には行ったことがない。司馬遼太郎がこ本書を書いた頃に比べると、かなり様子が変わっているだろうが、一度は行ってみたいと旅情を誘われる。

☆☆☆☆

※本記事は、「本の宇宙」と同時掲載です。
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JR山陽新幹線新尾道駅

2013-11-10 06:00:00 | 旅行:広島県


 ここは、JR山陽新幹線の新尾道駅だ。この駅は、在来線が接続していないので、新幹線専用の駅である。しかし、停車するのはほとんど「こだま」だ。それも1時間に1本程度。通過する新幹線はものすごく多いのに、実際に乗降しようとすると、新幹線駅にしては非常に情けないローカル駅になってしまう。

 在来線の尾道駅とは路線バスが連絡している。観光地は、在来線の尾道駅の近くに集中しており、こちらには殆どなにもないのでご注意を。




 こちらは、新尾道駅にあった公衆電話のBOX。相当年季の入ったBOXだが、上部をよく見て欲しい。何か付いている。これは、寺の多い尾道でも有名な寺の一つである「浄土寺」の多宝塔を模したものだろう。こういったものを見つけると、案外と楽しい気分になる。 
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