文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

放送大学「舞台芸術への招待」の通信指導課題完了

2013-11-06 07:00:00 | 放送大学関係
舞台芸術への招待 (放送大学教材)
クリエーター情報なし
放送大学教育振興会


 今学期履修していた放送大学科目で、残っていた「舞台芸術への招待」の方も、レポートを完了した。第8章までで扱われているのは、オペラ、バレエ、ダンス、現代演劇。

 テキストには、それがどのような舞台芸術なのか文字で解説されているのだが、やはり実際に演じられているのを観ないと分かりにくい。放送大学の場合、ラジオ放送は、すべてネットで聴くことができるのだが、テレビ放送の場合は、一部しかネットでは視聴できない。

 残念ながらこの科目は、ネット視聴可能な科目に入っていないので、BSを録画して(たまにリアルタイムで)観ているのだが、やはり画像があると良く分かる。しかし、これだと、どんどん先に行くという訳にはいかないため、早く全テレビ科目とも、ネットで視聴できるようにしてほしいものである。

 
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書評:バレンタインは雪あそび

2013-11-06 06:54:07 | 書評:小説(ミステリー・ホラー)
バレンタインは雪あそび (創元推理文庫)
クリエーター情報なし
東京創元社


 レスリー・メイヤーによるコージーミステリー、主婦探偵ルーシー・ストーンシリーズの5作目に当たる「バレンタインは雪あそび」(東京創元社)。

 主婦業の他に地元の新聞の臨時記者をこなすなど大活躍のルーシーだが、今回はそれに加えて図書館の理事まで引き受けてしまう。ところが、初めての理事会の日に、図書館司書のビッツィが殺害されてしまった。更には理事の一人だったヘイデンが亡くなる。警察は、彼の死を、拳銃自殺と見なしていた。

 好奇心いっぱいのルーシーだが、二人の人物から事件に首を突っ込まないように言われてしまう。一人は、事件の捜査を担当する州警察のホロヴィッツ。もう一人は、夫のビルだ。ただし、理由はそれぞれ違う。ホロヴィッツは、自分の能力は棚に上げて、やたらプライドだけは高いので、素人には首を突っ込んでもらいたくないようだ。夫のビルの方は、最愛の妻に何かあったら耐えられないという理由からだ。二人はラブラブなのである。

 そうはいっても、そこがルーシーの主婦探偵たるところ。事件の方から、勝手にルーシーの方に関わってくるかのようだ。結局は、どっぷりと事件に首を突っ込んでしまうことになる。

 ところで、作者は、この作品中に、ちょっとした言葉遊びを織り込んでいることに気がついた。図書館に陳列されている歴史もののピューター(Pewter:しろめ)製タンカード(大ジョッキ)と、ルーシーの子供たちが夢中になっているコンピューター(computer)。それぞれ、古いものと新しいものを象徴するようなアイテムとして作品中に登場するのだが、うまい具合に音韻を合わせている。

 プライドばかり高くて無能な捜査官のホロヴィッツと、名探偵より迷探偵に近いルーシーの対決。果たして事件の顛末はいかに。

※本記事は、「本の宇宙」と同時掲載です。


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花咲稲荷社(京のぶらぶら歩き29)

2013-11-06 06:00:00 | 旅行:京都府



 佛光寺から次の場所を目指して歩いていると、小さなお稲荷さんを見つけた。「花咲稲荷」というこのお稲荷さんは、元々は、松永貞徳という人の屋敷の鎮守社だったらしい。つまり、この場所は、松永貞徳亭址だということである。

 私も調べてみて知ったことだが、松永貞徳という人は、江戸初期に活躍した俳人、歌人、国学者らしい。かっては秀吉の右筆も務めていたが、関ヶ原の後は、私塾を開いて、和歌や俳諧を指導していたとのことである。

 京都は、ちょっとした路地にも、このような歴史を感じさせてくれるものが存在するので楽しい。


本山佛光寺(京のぶらぶら歩き28)
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