久しぶりの男同士のランチ。時には珍しい店に入ってみようと、台湾食堂を選んだ。渋い(?)妙齢の男たちのランチの場としては若干そぐわないライトな感じの店だったが、台湾の食を楽しんだ。
以前はよく飲み、よく語った仲だったが、このところのコロナ禍に怯えすっかり会うことを躊躇っていた。コロナ禍が収まったわけではないが、やや小康状態ということもあり、昨年末以来約三カ月ぶりに「ランチでも…」ということで会うことになった。
ところが会うのは一決したのだが、肝心の店選びは決まっていなかった。札幌駅前地下歩行空間(通称:チ・カ・ホ)に面する店をあちこちとブラついたがなかなか決まらない。そこで私から「これはブログの話題として使えるかも?」との思いから、目に付いた店の中から「ちょっと珍しいので台湾食堂はどうですか?」と問うたところ。幸い賛同を得て入店することにした。
選んだ店は札幌ミレドに入店する「台湾食堂FORMASA」(台湾語で「福爾摩沙」と表記して「フォルマサ」と発音するようだ)という店だった。ところが店の前に来て「あちゃー」と思った。店のレイアウトがいかにも軽い感じのピンクを主体とした内装なのである。妙齢(?)の男たちが食事をする場所としていかがなものか?と一瞬逡巡したのだが、そこは「えいっ!やっ!」と入店を決めた。
※ 「台湾食堂FORMASA」のエントランスです。
※ キャッシャーの背後のテイクアウトメニューがタイル地に印字されているのも台湾らしい?
スタッフに案内されて着席すると、やはり客席には若い人たちが目立った。しかし、三人のオヤジ達は気にするそぶりも見せず、メニューに目をやった。そして三人が選んだものは、私が「牛肉麺」、H氏が「海老塩鶏湯麺」、S氏が「台湾香辛料麺」を頼んだ。併せて三人で味わおうと「台湾小籠包(3個)」も頼んだ。私は初台湾料理店ということで、本来なら「台湾ラーメン」を頼みたかったのだが、「辛さ3倍」の表記を見てビックリ!断念してしまった。辛さは私が最も苦手としているのだ。
※ 店内客席の様子です。
さて肝心の「牛肉麺」だが、台湾料理の特徴なのだろうか?香草の香りがやや気になったが、トッピングされた牛肉がとても柔らかく、麺は一見沖縄そばにも似た麺だったが、全体としては美味しくいただくことができた。「台湾小籠包」の方は、つけ汁が私にはイマイチに思えた。H氏、S氏の麺の評価は聞くことができなかったが、果たして?
※ 私が食した「牛肉麺」です。
※ H氏が食した「海老塩鶏湯麺」です。
※ S氏が食した「台湾香辛料麺」です。
台湾は訪れたことはないが、旅レポなどでは食の豊富さが良く伝えられる。訪れた「台湾食堂FORMASA」もメニューが豊富のようだ。次に訪れる時には「台湾炒飯」などご飯類を食してみたい。
【台湾食堂FORMASA-福爾摩沙 データー】
電 話 011-211-6617
営業時間 11:00~22:30
定休日 無
駐車場 無
座 席 40席
入店日 ‘21/03/23