田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

さっぽろラウンドウォーク反省会 & 懇親会

2024-10-28 20:13:41 | さっぽろラウンドウォーク
 札幌の周囲をグルっと一周する「さっぽろラウンドウォーク」140キロを完歩したと先にレポートした(10月14日)が、本日その達成を記念しての反省会と懇親会を開催した。静かな反省会 & 懇親会だったが、それぞれの中で達成感を噛みしめていたようだった。

 「めだかの学校」の有志による「さっぽろラウンドウォーク踏破クラブ」が10回に分けて140キロを完歩したことは先に報告したが、その達成を記念して本日午後、本家の「めだかの学校」のプログラムが終了後に反省会 & 懇親会を行った。そもそもはクラブの相談役的立場のN氏が発案したのを受けて、私が準備して実現したものだ。
 まず第一部を中央区民センターの一室をお借りして、ラウンドウォーク全体を振り返るパワーポイントを私が作成したものを全員で視聴することにした。私は慣れない資料作成に苦労したが、なんとか37頁の画面を作成した。ところがアクシデントが発生した。私の持参したノートPCと区民センターが貸し出してくれたプロジェクターの接続がどうしてもできなかったのだ。仕方なく、みんなでPCの小さな画面を見ながらの反省となった。苦労して作成した私としては残念無念な思いだった…。
    
 ※ 私が作成したパワーポイントの資料の第1頁です。「140キロの軌跡」と題しました。

 続いて、各人から感想を伺ったが、総じて「長距離ウォークで苦労はしたが、満足感を味わっている」的な感想が大半を占めていた。何せ平均年齢が76.2歳のグランドシニアが10回に分けたとはいえ、総計140キロを歩きぬいたのだから…。ルートの中には山あり、背丈以上の草叢を掻い潜るなどの難路も乗り越えながらの140キロだったのだから、そうした感想が述べられるのも当然といえば当然である。

    
  ※ 各セクションの実施日と参加者数です。

 ただ、問題は都合で日程が合わずに全区間を完歩できていない会員もいる。その方々を今後どう救済していくかが私たちの課題ではある。今年中とは言わず、互いに声かけあってなんとか完成できるよう応援したいと考えている。また、今回の反省会において具体的な提案はなかったが、皆さんが元気であれば、来年また何らかの別の提案があるかもしれない。それが楽しみでもある。

    
     ※ 各セクションの撮り貯めた写真を映し出しました。

 1時間程度で反省会を終え、場所を地下鉄「西11丁目駅」直結の「カフェ & バル ゆう」に移動して懇親会の席を持った。ところがなんとメンバーの半数がアルコールを口にしないという真面目(?)集団だった。黙々と料理(つまみ?)を口にするだけで、なんとも話題が広がらない。「めだかの学校」ではかなり長く交流を持っているのだが、飲食を伴う会合は稀なので、それも致し方がないのかもしれない。

    
    ※ 懇親会の始まりの乾杯の場面です。フラッシュを失念しました。

 ともかく、それぞれの中に苦労を乗り越えてやり遂げたという満足感を漂わせてくれていたようなので、主導した私としては一つのことに終止符を打てたことに別の意味の満足感を感じながら散会を告げたのだった…。

ついに完成!さっぽろラウンドウォーク セクション10

2024-10-14 19:30:37 | さっぽろラウンドウォーク
 70代のお爺たちがさっぽろラウンドウォーク140キロをついに完成することができた!最後のセクション10は、距離こそ約16キロと長かったものの、セクション9、2と険しいルートを体験したお爺たちにはむしろ易しいルートに映ったのではないだろうか?

     

 本日、ラウンドウォークの最後となるセクション10(すずらん公園渓流口 ⇒ 真駒内駅)を実施した。参加者はこのところのいつものメンバー6人が顔を揃えた。コンディションは絶好の秋晴れに恵まれ、私たちの最後を後押ししてくれた。
 9時20分、地下鉄「真駒内駅」に集合して、直ぐにバスに乗車してセクション10のスタート地点の「すずらん公園渓流口」に降り立ち、それぞれ準備して10時05分にスタートした。

   
   ※ 晴天、そして適度な冷気の中ラウンドウォークの始まりです。

 最初はすずらん公園沿いを走る道々453号線を15分ほど歩き、最初のポイント「真駒内滝野霊園」に導かれた。ルートは霊園を縦断するように設定されている。メンバーはお墓を横目に歩くが、さまざまな形のお墓がきれいに立ち並び、霊園の名のごとくまるで公園内を歩くように楽しんで歩いているようだった。

   
   ※ 真駒内滝野霊園内を往くメンバの方々です。

 霊園内の名所(?)の一つ「八角堂」のところでは、大きな鐘が釣り下がっており「一突き100円」と案内が出ていたので、100円を集金箱に入れ一突きさせてもらった。

  
    
    ※ 大鐘を突く私です。

 その後、さらに霊園の名所となっている「ストーンヘンジ」、「頭大仏」、「モアイ像」などを巡って歩いた。メンバーの中には初めて訪れたの人もあり、一つ一つが珍しいためか、なかなか前に進めず、時間がかかってしまった。

   
   ※ 真駒内滝野霊園の名物、モアイ像の前で記念写真を撮りました。

 霊園を後にし、再び道々453号線沿いを往き、今度は新興住宅地の「サンライズ真駒内」に導かれた。この時すでに11時45分。「真駒内 虹の緑地」という名の公園風のベンチで一休みすると、メンバーから「ランチにしよう!」との提案がありランチタイムとした。

   
   ※ 屋根が付き、陽光を避けての昼食です。

 ランチの後、「サンライズ真駒内」を縦断し、またまた道々453号線に出て、「札幌芸術の森」、「関口雄輝記念博物館」などを横目に見ながら、「札幌市立大学」へと歩を進めた。「札幌市立大学」は「真駒内川」の河岸段丘のような形状を利用して校舎を建築しているユニークな校舎であるが、ここも横目に見ながら先へと歩を進めた。
 そしてルートは道々453号線の裏側を流れている「真駒内川」沿いを往くルートを淡々と進んだ。途中、川沿いに造られた「石山こだま公園」で休憩を入れた後、今度は道々453号線を跨ぎ、札幌のユニークな公園として知られる「石山緑地」へと導かれた。「石山緑地」は「札幌軟石」を掘り出した跡を公園化したところであるが、初めての人もいたのでコースを若干外れたが、公園全体(南ブロック)を見て回った。

    
    ※ 石山緑地内の中心「ネガティブマウンド(石の広場)」です。

 その後、石山地区市街地に建つ、歴史的建造物である「旧石山郵便局(ぽすとかん)」、「旧定山渓鉄道石山駅」を眺め、さらには「旧定山渓鉄道線路跡」も見ながら、地域の公園である「石山北公園」内を進んだ。
 「石山北公園」から、道路が幾重にも交差する「石山陸橋」を潜り、「北海道警察学校」を左手に見ながら進んだ。ここの歩道がユニークで、道路とは段差があり、森の中の一部を歩くような造りになっていた。
 そして最後は、地下鉄「真駒内駅」裏に広がる通称「桜山」(正式名:真駒内保健保安林)内を進んだ。緑に囲まれた「桜山」は地域住民の恰好な散歩道ともなっているようだった。

   
   ※ 「桜山」内の散策路を往くメンバーの方々です。

 そして「桜山」から道路に導かれると、そこはもう地下鉄「真駒内駅」のすぐ傍だった。
 ゴールにたどり着いたのは14時45分。昼食、休憩時間も含め4時間40分のウォーキングで、マップ上の距離は約16kmだが、私のスマホの歩測計では約18kmだった。

   
   ※ ゴールの地下鉄「真駒内駅」前で、最後の記念写真を撮りました。

 リード文でも触れたが、前回(セクション2)、前々回(セクション9)と比べると、今回のセクション10は起伏も少なく、気象条件も最高で、全員が気持ち良く最後のウォーキングを楽しめたようだった。
 とはいっても、メンバーの年齢が年齢である。一人Y女史だけは60代だが、男は皆70代である。平均年齢を計算してみたところ76.2歳と出た。この年齢で毎回10キロ以上の距離を歩き続けたのだから、私たちは自らを誇ってよいのではと思っている。
 最高齢のN氏からは、早くも来年の企画の提案を口にされた。今はひとまず、計画をやり遂げたことの充足感を味わいたいと思っている。

本番!さっぽろラウンドウォーク セクション2(旭山記念公園 ⇒ 宮の沢ふれあい公園)

2024-10-08 19:40:00 | さっぽろラウンドウォーク
 朝方に小雨がぱらつき心配だったが、雨が止んだこともあり予定どおり実施した。しかし、ルート後半の「西野市民の森」内はぬかるんだ状態のため大苦戦だった。それでも全員無事に踏破することができホッと安堵した一日だった。

 昨日(10月7日)、「めだかの学校」札幌ラウンドウォーク踏破クラブとして9度目となる「ラウンドウォーク セクション2」を実施した。
 「9度目でセクション2とは?」ちょっと不思議思われるかもしれない。その訳は、私が4月に事前踏査した際にルート上でクマの吠え声らしきものを耳にしたことで、危険を回避し、他のルートを先に実施し、セクション2の本番を後へ残しておいたルートだったのだ。
 その後、状況把握に努めた結果「今年はドングリが豊作ということもあり、クマが里に出てくる可能性が低い」と言われていることもあり、相談の結果、集団でクマ鈴やホイッスルを持参することで回避できると判断し、昨日実施することにしたのだった。
 参加メンバーは前回(セクション9)同様に、女性メンバー1人を含む6人のメンバーでの実施となった。
 朝、9時15分、地下鉄「円山公園駅」バスターミナルからバスを駆って「旭山記念公園」まで移動し、9時45分に前回ゴールした地点(「旭山記念公園」の山中)からスタートした。コンディション的には雨は止んではいたものの、何時降り出してもおかしくないほどどんよりと曇っていた。

    
   ※ スタート地点に立った私以外のメンバー5人です。 ここからいざスタートです。

 「旭山記念公園」の駐車場がある側を表玄関としたら、私たちは裏口にあたる円山西町方面に下っていった。「旭山記念公園」を抜けると直ぐに円山西町の住宅街が広がり、ルート上にあった「円山西町神社」、「真如苑北海道本部」などを横目に住宅街を進んだ。
 ルートは「円山動物園」の西側に広がる通称「ユースの森」という小さな森に導かれる。この時点でスタートから50分が経過していたので、「ユースの森」内の東屋でこの日最初の給水タイムを摂った。

    
    ※ 「ユースの森」内の東屋で給水タイムです。

 「ユースの森」を抜け、今度は宮の森の住宅街へと導かれたが、さらに進むと宮の森地区の高級住宅街の一角へ入っていった。参加した仲間は広~い邸宅を眺めながらそれぞれが品評しているようだった。
 私はここでこの日2度目のルート選択のミスをした。私は地図アプリを見ながら先導しているのだが、絶えず見ているわけではない。一度事前踏査をしている自信からアプリを確認せずに先へ進んだためにミスリードをしてしまったのだ。幸い、両方ともに100~200m程度進んだところで間違いに気付いたために大事には至らなかったが、完全にリーダーとして失格の行為だった…。
 高級住宅街の一角にある「本郷新記念札幌彫刻美術館」の横を通り、「三角山公園」から西区のシンボル「三角山」の「宮の森口」からちょっとした急登を登った。私たちは「三角山」の山頂を目指すのではなく、中腹を巻くように三角山の裾野を歩き、「山の手口」に降りて、道々に出て琴似発寒川を渡り、琴似発寒川沿いに伸びる「発寒緑地」を上流に向かって歩いた。

    
    ※ 三角山の中腹の周回道路の様子です。秋はまだ来ていない?

 その途中から、私が札幌市内で最も整備され、美しいと思っている「西野緑道」に導かれた。時間は12時過ぎだったこともあり、「西野緑道」の入口にあった東屋で昼食を摂った。
 「西野緑道」は長さにして1,300m程度と長くはないが、期待どおりにとても整備されていた。その整備は行政だけではとても手が回るとは思えず、地域住民が積極的に整備していることが想像された。

    
    ※ 西野緑道のシラカバ並木を往くメンバーの方々です。
    
    ※ こちらも同じ「西野緑道」です。見事に整備されています。

 「西野緑道」を抜け、西野地区の住宅街を「西野市民の森」へ向けて一直線に向かった。いよいよヒグマの出没が心配される「西野市民の森」である。全員気を引き締めて市民の森内へ入っていった。私は絶えず笛を吹きながら先導した。特にヒグマの心配はなかったものの、代わって敵は市民の森内を流れる「中ノ沢川」の源流だった。夜半から朝方にかけて降った雨のため、源流部分はぬかるみ、油断をすると足首近くまでぬかるむ箇所が何ヵ所もあった。幸い私は登山靴だったので、先導しながら危険個所を伝えたこともあり、靴を汚しながらも水没したメンバーはいなかった。
 さらに市民の森内は起伏に富んでいて、メンバーたちは予想外のルートの様子にかなり戸惑われたようだった。

    
    ※ 「西野市民の森」の最高到達地点で給水タイムです。

 苦戦はしたもののなんとか「西野市民の森」抜けた私たちは、続く「宮丘公園」を抜け、この日のゴールである「宮の沢ふれあい公園」に着いたのは14時50分だった。

    
    ※ 「宮丘公園」は公園内の生物保護のため、公園の下に道路を通しました。
    
 苦戦はしたものの、何事もなく無事にセクション2を終えることができ安堵している。残るはいよいよセクション10を10月14日に予定しているが、それを終えるとさっぽろラウンドウォーク140kmの完成である。

    
    ※  この日初めて6人揃った写真をゴールの公園で写しました。

 なお、この日もコースはマップ上では約13kmとなっているが、私のスマホの歩数計では18.3kmとなっていた。私のルート選択のミスも影響しているかもしれないが、それにしてもいつもその違いに首をかしげている…。

本番!さっぽろラウンドウォーク セクション9(アンデルセン福祉村 ⇒ 滝 野すずらん公園渓流口)

2024-09-30 20:16:33 | さっぽろラウンドウォーク
 この札幌ラウンドウォーク始まって初めて6人揃ってのウォークとなり、気温も適度で楽しいウォークとなった。しかし、白旗山自然歩道、札幌ふれあいの森、有明の滝自然歩道と歩き継ぐルートはけっこうワイルドな15.5キロだった。

      

 本日(9月30日)、「めだかの学校」札幌ラウンドウォーク踏破クラブとして8度目となる「ラウンドウォーク セクション9」を実施した。
 メンバーは、このウォーク始まって以来最高の6人のクラブ員全員が揃ってラウンドウォークとなった。コンディションは曇り空、気温もそれほど上がらずグッドコンディションだった。歩き始めに微かな小雨があり心配したが、その後は直ぐに上がり何の問題もなかった。

   
   ※ スタート直後の道路の歩道上を往くメンバーの方々です。

 このルートを実施するにあたって、唯一私が事前踏査をしなかったルートだったため、ルート上の細かな情報が皆無だったのが少々心配だった。何せ、一人で踏査するには山道が大半を占めるため「もしも…」のことが気になり勇気が出なかったのだ。
 ルートは「アンデルセン福祉村」を出て、「白旗山競技場」に向かう。「白旗山競技場」はFIS公認の本格的なクロスカントリースキーコース(25km)のスタート&ゴールが設けられているところである。私は当初その競技場を横目に見ることができるのでは?と期待していたのだが、ルートはその外側を往くルートだった。
 「白旗山競技場」を過ぎると直ぐに白旗山々中に入り、「白旗山自然歩道」となった。とはいってもルートは車が通行できる広い道で、斜度も緩く、メンバーも淡々と歩いていたように思えた。約1時間のウォーキングで白旗山の山頂直下に辿り着いた。ルートは白旗山山頂へは向かわず「札幌ふれあいの森」へ向かって伸びていた。

   
   ※ 白旗山々頂を目ざす入口のところにベンチがあり給水タイムです。

 山頂を体験することも考えたが、私が以前登った際に眺望が全くないことを知っていたため、それを話すとメンバーも山頂へ向かうという強い希望がなかったので、ラウントウォークのルートどおり「札幌ふれあいの森」のルートを通り麓にある「ふれあいセンター」を目ざした。

   
   ※ 札幌ふれあいの森のルートはご覧のような野趣あふれるルートでした。

 こちらにルートはいかにも自然歩道という感じで、谷川に沿って細い山道が続くルートだった。私はここでネットを通じて購入して持参したクマよけ(?)の「おどし玉」を試してみた。「おどし玉」は見事に爆ぜたが、中国でよくお正月に行われている爆竹の単発版かな?という程度で効果のほどは???であった。
 この谷川の細いルートは、私にとってはすっかり遠ざかってしまった登山時の下山を想起してしまった。下山時のひと時ではあったが楽しい山道歩きとなった。
 そしてちょうど12時近く、白旗山の一方の登山口となっている「ふれあいセンター」に着き、芝生広場のベンチでランチタイムとなった。

   
   ※ 昼食タイムを終え、「有明の滝自然歩道」に向かうメンバーの方々です。

 約30分の昼食休憩後、厚別川を挟んで「札幌ふれあいの森」と対を成すようにそそり立つ「有明の滝自然歩道」に入った。ルートは最初からぐいぐいと上っていく。そして15分も上がったところに「有明の滝」がルートから少し横に入ったところにあった。落差13mの滝ということだが、小規模とはいえなかなか立派な滝だった。

   
   ※ 有明の滝の前では、全員が一人ずつ写真を撮らせてもらいました。

 問題はこの後だった。ルートは滝を後にしてさらにぐいぐいと高度を上げていった。私は「有明の滝」、そして「有明小滝」ともに体験しているが、その時は二つの滝を別々に道路からアクセスしていた。今回のように自然歩道を歩いて二つの滝を結ぶコースは初めてだった。後で資料を見てみると、この山中の自然歩道は約7kmということだったが、山中を上がったり、下がったりの7kmは70代のメンバーにとってはかなりタフなルートだった。

   
   ※ 自然道はいち早く落葉したホウの葉が道を埋めていました。
   
   ※ 山奥高いところを流れる小川の脇を往くメンバーの方々です。

 私は大忙しだった。責任上トップを切りながら、アプリでルートを確認し、全体のペースを考え、さらには私たちが行く前に山親爺さんなどが出現しないか注意を怠らず、そして頼まれてもいないのに、時には記録写真も撮らねばならないという一人三役も四役もこなしながらのウォークとなった。しかも前述したように事前踏査をしていなかったことからルート選択を2度も間違えてしまうミスも犯してメンバーに迷惑をかけてしまった。メンバーもかなり疲労を蓄積したようだった。もちろん私も…。

   
   ※ 有明の滝自然歩道の途中にあった唯一の休み処で小休止です。
   
   ※ 写真のように上がり下りが連続して訪れ、かなり苦労しました。

 「有明の滝自然歩道」の山中を上り下りすること約1時間半、私たちはようやく「有明小滝」を道路(道々341号線)からアクセスできる道路に辿り着いた。そして間もなく、その道路脇を落下する「有明小滝」(落差5m)を横目に見ながら、道々341号線に出た。

   
   ※ 落差5mの「有明小滝」です。

 後は、「滝野すずらん公園」の「鱒見口」から公園内に入り、公園の遊歩道を歩き14時50分、無事にこの日のゴールの「滝野すずらん公園渓流口」に着いたのだった。

   
   ※ 自然道では見なかった紅葉がすずらん公園内で見ることができました。
   
   ※ 私はこの光景が大好きなのです。

 途中、若干遅れ気味となるメンバーもいたが、私たち70代のメンバーは全員健脚揃いである。ゴールした全員がまだまだ余裕しゃくしゃく、バスを待つ間も楽しく談笑しながら待つ余裕があった。

   
  ※ この日のゴールのすずらん公園渓流口でようやく6人一緒の写真が撮れました。

 次回は、 これまでパスしていたセクション2(旭山記念公園 ⇒ 宮の沢ふれあい公園)を踏破する予定である。
 なお、この日のコースはマップ上では約13kmとなっているが、私の歩数計では15.5kmとなっていた。

本番!さっぽろラウンドウォーク セクション8(上野幌 ⇒ アンデルセン福 祉村)

2024-09-17 19:28:45 | さっぽろラウンドウォーク
 ちょっぴり秋らしい気候を覗かせてくれた昨日、厚別区と清田区の縁辺を歩いた。コンディションが良かったこともあり、参加者5名は快調に歩を進めることができた。最後になって思わぬアクシデントに遭遇してしまったが…。
     

 昨日(9月16日)、「めだかの学校」札幌ラウンドウォーク踏破クラブとして7度目となる「ラウンドウォーク セクション8」を実施した。
メンバーは、ここまで皆勤だったY女史がクラス会のため参加できず、男性のみ5名での実施となった。
 午前10時、スタート地点の「JR上野幌駅」に集合した5名は駅前で近くにいた人にシャッターを押してもらい集合写真を撮った後、直ちにスタートした。

    
    ※ JR上野幌駅前にグランドシニア5人組が元気に勢ぞろいしました。

 スタート直後、小さな森、そして里塚の新興住宅街を抜け、「東部緑地」に導かれた。「東部緑地」は札幌市と北広島市の境界に広がる大きな緑地である。境界には「大曲川」が流れている。その緑地を縦断するように森の中を進んだ。秋の陽が木漏れ日となって心地良い中、歩みを進めた。

     
    ※ 木漏れ日の中、東部緑地内を往くメンバーの面々です。

 その途中で森に繁る木の一部の地面に接する幹の部分に何か囲いがしてあった。皆で検討したのだが、それが何かは分からなかった。私が緑地管理の担当部局にお聞きすることにしていたが、今日現在まだ聞くことはできていない。

    
    ※ この幹の周りを覆うものはいったい何?何の目的なの?

 「東部緑地」を抜けると「里塚緑が丘緑道」という小さな緑道を抜け、住宅街へと進む、そして「道央自動車道」を跨ぎ、「平岡公園」へと導かれた。「平岡公園」は、清田区の総合公園でもあり、梅園と湿地植物の宝庫として知られている。その公園もまた縦断するのだが、もちろん梅の花の季節は遠く過ぎていることもあり、公園内は閑散としていたが、それでも公園で憩う人たちが陽気につられて散策している姿があった。

    
    ※ 梅園は季節外れで閑散としていました。

 「平岡公園」の駐車場横に東屋があり、ちょうど昼時となっていたので、そこで弁当タイムとすることにした。

    
    ※ 弁当を頬張った平岸公園駐車場横の東屋です。

 「平岡公園」を過ぎると、清田区の住宅街が広がっていた。ここで素晴らしかったのは、住宅街を貫くように伸びていた「緑の道(私が勝手に命名したのだが)」である。私が記録したのでは「わんぱく公園」、「平岡緑道」、「きのこ公園」と繋がり、さらにその先「平岡東公園」、「杜の道」、「ハルニレ公園」と緑の道が延々と続くところは、散策路としても、憩いの場としても、住民のひとたちから重宝されていることを伺わせてくれた。

    
    ※  このような緑の道が住宅街の中に延々と続いていました。

 「緑の道」を過ぎると、「厚別川」沿いのコースとなった。コースは「厚別川」の右岸堤防を延々と遡るコースだった。この「厚別川」の両岸は縦にパークゴルフ場がいつくもいくつも連なっているのが特長である。私は3~4年前に札幌市内のパークゴルフ場全コース制覇などということに挑んだが、その際この「厚別川」両岸のコースを何度も行き来したことを思い出していた。

    
    ※ 厚別川沿いの堤防上を往くメンバーの方々です。

 「厚別川」沿いを遡るコースは延々と続いた。目測ではあるが、おそらく5キロ以上続いたのではないか?上流のほうになると堤防上の整備も行き届かず、雑草が生い茂る中を進むことを強いられた。

    
    ※ 厚別川の上流ではこのような道なき道を進みました。

 「厚別川」沿いから、その支流の「土井川」に移ったところで小休止をとった。実は帰りのバス時間に間に合わせるために、昼食後はややペースを速めたためにメンバーも多少戸惑った方もいたかもしれないが、ゴールまでの時間の目途も付いたため、ここからは再びゆったりペースでゴールを目ざした。
 「土井川」沿いから、札幌市が誘致を進めた「ハイテクヒル真栄」のゾーンに入った。ハイテクヒルにはそれなりに企業が進出しているようだが、建物は見えても辺りは森閑とした感じだった。それもそのはず、その多くは企業のロジステックセンターのようなものが多かったようだ。

    
   ※ 「ハイテクヒル真栄」内にはこのようなロジスティクスセンターが目立ちました。

 その「ハイテクヒル真栄」の一角に、この日のゴールの「アンデルセン福祉村」があった。「アンデルセン福祉村」とは、社会福祉法人ノテ福祉会が運営する特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、在宅支援サービス、さらには日本医療大学などを開設した福祉コミュニティだそうだ。大きな建物が何棟も点在していた。ゴールしたのは14時40分だった。

    
    ※ ゴールの「アンデルセン福祉村」の前には施設名が掲げられていました。

 ここから地下鉄「福住駅」行は15時10分なので30分間あったので、皆ゆっくりとバス時間を待つことにした。ところが!!!なんと!そのバス時間は平日のバス時刻表だということが判明した!一大事である。その後にはバス便はもうないのである。うわー、タクシーを呼ばねばならない、と頭をよぎった。その時、バス時刻表を見ていた某氏が「いや、福住駅行はないが、すずらん公園行がありそうだ」という。よく見ると14時52分にすずらん公園行のバス便があったのだ!ぐるーっと遠回りにはなるが、すずらん公園でバスを乗り継げば地下鉄「真駒内駅」に行きつくことができると判明したのだ。

    

 私たちリタイア組にとっては毎日が日曜日とはよく交わす言葉である。曜日などはあまり意識することがない。この日が「敬老の日」だったとは皮肉である。
 それでもセクション8もなんとか無事に終えることができたことにホッとしている。
 なお、この日のコースはマップ上では約14kmとなっているが、私の歩数計では16.3kmとなっていた。

さっぽろラウンドウォーク 事前踏査 セクション10

2024-09-13 19:57:32 | さっぽろラウンドウォーク
 体調を崩していたため久しぶりのロングウォークだった。本来なら事前踏査はセクション9なのだが、事情があり(後述)セクション10の「スズラン公園渓流口 ⇒ 地下鉄真駒内駅」間を事前踏査した。

      

 このところちょっと体調を崩していたため運動などは控えていたのだが、やや回復を見せ始めたので本日特に予定もなかったので懸案の「さっぽろラウンドウォーク」の事前踏査に出かけることにした。
 本来であれば今回はセクション9(アンデルセン福祉村 ⇒ すずらん公園渓流口)なのだが、セクション9のコースの大半は白旗山を縦断するコースなのだ。ということはほとんどが山道である。札幌の山道となると “ヒグマ” が懸念される。単独登行ではどうしてもその点が気になってしまう。そこで危険を回避してセクション10を先に踏査することにした。
 本日、地下鉄とバスを駆ってスタート地点の「すずらん公園渓流口」に向かい、午前10時05分、渓流口をスタートした。コンディションは曇り空、秋に入ったとあって気温も低めでロングウォークには適していた。

    
    ※ スタート地点のすずらん公園渓流口の広場です。

 コースはすずらん公園の渓流口を出て、道々341号線を札幌市内へ向かって進むが、直ぐに「モアイ像」や「頭大仏」で知られる「真駒内滝野霊園」に導かれる。霊園内を縦断するように進むが、霊園からイメージされる暗さはなく、公園内を往くような感じだった。

    
    ※ 観光客に大人気のモヤイ像(上)と「頭大仏」(下)です。
    

 一度、道々に戻るが、またまた「サンブライト」という新興住宅街に導かれた。真駒内の奥にこうした住宅街があることを初めて知った。
そして、「札幌芸術の森」、「札幌市立大学」の前を通り、「真駒内川」沿いの右岸、そして左岸を長々と歩かされた。

    
    ※ 札幌芸術の森の入口のゲートです。
    
    ※ 地形を利用した札幌市立大学の建物です。(上部の窓の階から奥に大学は伸びています)

 ここまでで休憩場所としては「真駒内滝野霊園」内で一度取り、昼食は「札幌芸術の森」の入口付近の東屋で適当かな?と見通しを付けた。
 「真駒内川」沿いを離れ、今度は道々341号線を跨ぎ、「石山緑地」に導かれる。「石山緑地」内の石のベンチで一休みもいいなぁ、と目途を付けた。

    
    ※ 石山緑地の入口に建つ、水が流れる彫刻スパイラルスプリングです。

 「石山緑地」から進み、旧定山渓鉄道の駅舎や札幌軟石性の旧石山郵便局を横目にし、今度は「豊平川」沿いに造成された「石山北公園」内の遊歩道をしばらく歩く。
 「石山北公園」を離れ、国道453号線の陸橋の下を潜り、北海道警察学校の前を通る「平岸通」をゴールの「真駒内駅」を目ざすが、途中から道路沿いを離れ、「真駒内駅」の背後に広がる通称「桜山」と呼ばれる「真駒内保健保安林内」に導かれ、真駒内駅直前で「桜山」を離れ地下鉄「真駒内駅」にゴールした。ゴール時間は14時30分だった。休憩、昼食時間を含めて所要時間約4時間30分だった。

    
    ※ 北海道警察学校の校舎です。
    
    ※ 桜山内の緑豊かな遊歩道です。

 距離はマップでは16Kmとなっているが、私の歩数計では18.3Kmと出ていた。おそらく10のセクション間でも最も長距離だと思われるが、コース自体はそれほど難しくない。ラウンドウォークの最後のウォーキングを楽しめるのではないか?と思えるコースだった。

    
    ※  ゴールの地下鉄「真駒内駅」です。

 ◇事前踏査実施日 9月13日(金)
 ◇事前踏査距離  約18キロ(マップ上では約16キロとなっているが…)


本番!さっぽろラウンドウォーク セクション7(新札幌 ⇒ 上野幌)

2024-08-26 19:34:58 | さっぽろラウンドウォーク
 暑い期間を避けて、53日ぶりの再開で、さっぽろラウンドウォークの後半戦を開始した。狙いは当たり多少汗はかいたものの、気持ち良いコンディションの中でセクション7を歩き通すことができた。
  
     

 本日、「めだかの学校」札幌ラウンドウォーク踏破クラブとして6度目となる「ラウンドウォーク セクション7」を実施した。
 メンバーは常連であり、我がクラブの相談役的立場のN氏が所用のために不参加となったが、初顔のO氏が加わり5名での実施となった。
(男性4人、女性1人)
 9時30分、地下鉄「新札幌駅」に集合との約束だったが、9時20分には全員が揃ったので、早速スタートすることにした。
 事前踏査でスタート前に、ぜひ参加する方々に見てもらいたいと考えていた「新札幌アクティブリンク」に案内した。アクティブリンクは、病院4棟、高層マンション、商業施設、ホテルなどの施設を空中回廊で繋いだ新しい施設だが、さらにはJR「新札幌駅」、地下鉄「新札幌駅」とも繋がっており、まさに雪国北海道にとってはある意味で理想的な施設が誕生したともいえる施設である。参加した方は「写真では見ていたけど、素晴らしい!」と感想を述べられていたのが印象的だった。

    
    ※ 様々な施設と繋がった新札幌アクティブリンクです。

 さて、ラウンドウォークの方は「野津幌川」河畔から連絡通路的な散策路を通り、その支流にあたる「小野津幌川」河畔を下流に向かって歩き、スタートから1時間10分後にJR「森林公園駅」に至った。コンディションは曇り空、気温もそれほど高くはなくやや汗ばむものの、この季節としては上々のコンディションだった。皆さんまだまだ元気そうだったが、最初の休憩をとった。

    
    ※ 野津幌川河畔を往く参加メンバーの方々です。
    
    ※ 散策路で早くも紅葉し、通路に落ちている葉を見ました。
    
    ※ JR森林公園駅の近くの公園で一休みするメンバーです。

 休憩後、目指すは「道立野幌森林公園」である。野幌森林公園では、昨年撤去された「北海道百年記念塔跡」の寂しい風景を眺め、公園内に点在する「北海道博物館」、「北海道開拓の村」の前を通り、これも公園内に存在する「瑞穂の池」を目ざした。途中、「北海道開拓の村」の前でこの日唯一の5人揃っての写真を撮ってもらうことができた。

    
    ※ 「北海道開拓の村」前で5人が揃った写真を撮ってもらいました。

 「瑞穂の池」の前には東屋があり、トイレもあったので昼食ポイントと考えていたので、着いたのが11時40分と昼食を摂るにはやや早いかな?と思われたが予定どおり昼食とすることにした。

    
    ※ 「瑞穂の池」の前の東屋で昼食をとっているところです。

 昼食に30分間を取り、再スタートして森林公園内を進み、「瑞穂口」から公園を抜けた。私たちは 公園内に設けられた五つの出入り口の「記念塔口」から森林公園に入り、「瑞穂口」から出たのだが、森林公園の一部を縦断した形となった。
 森林公園を出て、この日二度目となる「北星大学付属高校」を眺めながら、再び「小野津幌川」河畔を今度は上流に向かって歩き続けた。この辺りは江別市との境界近くを歩いていたことになる。「小野津幌川」の川向には一時期脚光を浴びた「下野幌テクノパーク」が広がっていたが、現在はなんとなく静かな感じがするのだが、実際はどうなのだろうか?
 その先に興味深いところがあった。「札幌秘境100選」という著書の中で、著者の青木由直氏が札幌・江別・北広島三市境界点が存在することを紹介している。私たちはそのすぐ近くまで行ったのだが、現地は雑木林が繁り、とても足を踏み込めるようなところではなかったため、残念だったが境界点を探すことは諦めた。

    
    ※ メンバーの中で最も若いY女史はいつも颯爽と先頭を切ります。

 ルートは北広島側に移り、札幌市との境界点に近い住宅街を歩いた。すると一軒の住宅の前で小学生に出会った。その子に「君は北広島市民ですか?」と尋ねたら「そうです」と答えてくれた。「直ぐそこからが札幌市だよね」と聞くと、この問いにも「そうです」と答えてくれた。まさに私たちは札幌市と北広島市との境界線上近くを歩いていたのだ。
 住宅街を抜けると、もうゴールのJR「上野幌駅」は直ぐ近くだった。その近くの丘には今夏の甲子園大会に駒を進めた札幌日大高校の校舎が聳えていた。

    
    ※ 小高い丘に聳える札幌日大高の校舎です。

 ゴールのJR「上野幌駅」に着いたのは14時40分。私の歩数計で約17km。休憩・昼食時間を除くと、4時間30分ほどかかったことになる。年齢相応の歩き方かな?と思われる。

    
    ※ この日の子゛―ルに着いたメンバーです。背中に安堵感が漂っています。

 初参加のO氏に感想を伺うと「先輩の方々が元気良かった」とのことだが、多分にヨイショしているようにも聞こえたが…。
 ともかく今回も特に事故なく、全員が無事にゴールできたことが何よりだった。

さっぽろラウンドウォーク 事前踏査 セクション8

2024-08-16 20:33:39 | さっぽろラウンドウォーク
 悪戦苦闘の18キロだった。汗が出るのを嫌って、このところ歩くことが極端に少なくなっていたツケが露呈してしまった…。それでもなんとか所期の目的を果たして帰宅することができた。
   

 朝起きた時、空は雲に覆われていた。開け放った窓からは涼しい風が吹き込んできていた。「これはチャンス!」と懸案だったラウンドウォークの事前踏査をすることを決めた。
(スケジュールは入っていたのだが、キャンセルすることにした)
 地下鉄とJRを乗り継ぎ、JR「上野幌駅」をスタートしたのは午前10時だった。

    
    ※ スタート地点の「上野幌」駅です。乗降場は駅舎の屋根より上にあります。
    
    ※ JR千歳線を潜って進みます。

 早速試練が待っていた。JR千歳線、自転車道のエルフインロードの跨線橋を潜ると、周りに住宅のない森に導かれた。この森の中が小さな山坂が広がり複雑だった。何度も道を誤り、その都度「さっぽろラウンドウォーク」のアプリで確認しつつ歩を進めた。アプリの威力を再確認した瞬間だった。

    
    ※ いきなりの上りでちょっと予想外でした。

 その後、少しだけ住宅街を横切り、北広島市との境界に広がる「東部緑地」に導かれた。 この緑地には私も一度プレーしたことのあるパークゴルフ場があるが、全体は鬱蒼とした樹々が繁る緑地である。

    
    ※ 私もプレイした経験のある東緑地パークゴルフ場です。
    
    ※ 東部緑地内の散策路です。

 この細長い緑地を北から南へ縦断した。緑地内には東屋が点在していた。少し早い気はするが給水タイムには適した場所かな?とチェックした。東部緑地の縦断は2キロくらいだったろうか?やがて里塚地区の住宅街に導かれた。里塚の住宅街を横断し、その先の「道央自動車道」も跨ぎ、コースは梅園と湿生植物で知られる「平岡公園」に導かれた。「平岡公園」は梅の季節も過ぎ、訪れる人はいたものの閑散としていた。私の目的は休み処をチェックすることだったのだが、確かにたくさんのベンチが配置されていたが、屋根がないのが難点だった。ここはパスするしかないかな?というのが私の現時点の判断なのだが…。

    
    ※ 道央自動車道を跨ぐ橋の上から撮りました。
    
    ※ 「平岡公園」の梅園の様子です。

 「平岡公園」を過ぎ、平岡地区の住宅街に入ると「わんぱく公園」、「平岡緑地」、「きのこ公園」と緑が連続して続いていた。その中の「きのこ公園」に屋根が付いた東屋があり、昼食ポイントとして時間的にも適しているかな?と思われた。
 その後も、平岡地区は計画的に街づくりが進められたようで、「平岡東公園」、「杜の道」、「はるにれ公園」と緑が連続していて地域の人たちの散歩道として重宝されているのではと思わされた。ここで自慢のアプリが何故か機能しなくなった。アプリが機能しなければ、私のウォークはお手上げである。スイッチを何度もOn、Offをくり返して何とか回復させることができホッとしてウォークを続けた。
 コースはやがて清田区を縦断するように流れる「厚別川」沿いに導かれた。
ここからが難行苦行だった。

    
    ※ 「厚別川」河原にはこうしたパークゴルフ場が何ヵ所も設置されています。

 コースは「厚別川」の堤防をひたすら上流に向かって遡るのだ。結局何キロ遡ったのだろう?私的にはおそらく8キロ以上遡ったのではないかと思われた。この辺りではかなり疲れも蓄積していたようで、私は周りを何も見ていなかったことに帰宅してから気付いた。さらに堤防上には何一つ休憩できるような施設はなかったが、本番ではどう対処するか一つの課題である。堤防上の道も下流では整備されていたが、上流に遡るにつれてだんだん心細くなり、しまいには道そのものが判然としないような状態のところを歩いた。

    
    ※ こうした堤防道路が延々と続いていました。

 長い「厚別川」沿いが終わると、今度は「厚別川」の支流の「山部川」沿いの堤防に導かれた。「厚別川」でも見られたが、「山部川」でもおそらく高校生かと思われる学生たちが暑さから逃れるために水浴びをしていた。

    
    ※ 山部川で涼む高校生?そして釣りを楽しむ親子。

 「山部川」沿いを離れると、いよいよゴールも近くなる札幌市が造成した新産業団地「ハイテクヒル真栄」に入る。主として各企業のロジティクスセンターが入っているようだ。この日のゴールはその先にある「日本医療大学」の「アンデルセン福祉村」というバス停だった。私がゴールにたどり着いたのは14時20分だったが、地下鉄「福住駅」に行くバス便は15時10分のため50分間待たされたが、これは致し方のないところか。
(山部川以降の写真が一枚もありません。写真を撮る気力も残っていなかったようです)

    
    ※ 日本医療大学の本部(?)建物です。
    
    ※ バス停「アンデルセン福祉村1丁目」です。    

 ところで、「アンデルセン福祉村」とは、特別養護老人ホームを核とした「地域包括ケア」の実践拠点のようである。その福祉村を運営する人材を育てるのが「日本医療大学」という位置づけなのかな?                                                                      
 さて、私の目的であったセクション8の事前踏査であるが、前半は休憩ポイントも適度にあり、昼食ポイントも目途が付いたが、後半は腰を下ろして休憩するところが見当たらなかったのが不安な点である。
 それにしてもさすが札幌は広い。私は相当に札幌の市内をこれまで歩いてきたが、今日のコースではおよそ3/4が未踏のところだった。
 ◇事前踏査実施日 8月16日(金)
◇事前踏査距離  約18キロ(マップ上では約14キロとなっているが…)

さっぽろラウンドウォーク 事前踏査 セクション7

2024-07-28 20:47:53 | さっぽろラウンドウォーク
 天候をにらみながら満を持しての事前踏査だった。このところ体調を崩していたこともあり、かなり苦戦したがなんとか事前踏査の目的を達成することができたのではないか、と思っている。

   

 ラウンドウォークの事前踏査に取り組むのは実に50日ぶりだった。ラウンドウォークが夏の暑さを避けるため夏休みに入ったこと、私が体調を崩してしまったことから事前踏査に取り組むことができなかったからだ。
 なんとか体調も回復気味となり、夏の暑さを避けられる日をねらっていた。そうすると、昨夜から今朝にかけて降雨となり、午前中に雨は止んだが陽が照ることはないと判断し、午前12時近くになって決行を決断した。
 セクション7は、地下鉄「新札幌駅」からスタートである。地下鉄で移動し、「新札幌駅」をスタートしたのは12時35分だった。
 「新札幌駅」をスタートして直ぐに、本番の時にはぜひともマップにはない新札幌の新しいシンボル「アクティブリンク」に皆さんを導きたいと思い、そのルートを探索した。「アクティブリンク」とは、医療機関などが空中回廊で結ばれ、さらに地下鉄「新札幌駅」からも外へ出ることなく結ばれている新札幌の新名所である。そのルートをなんとか見つけることができた。

    
    ※ アクティブリンクを外から眺めたところです。
    
    ※ 内部はこのように廊下になっていて、各医療機関に繋がっています。

 その後は「野津幌川緑地」「小野津幌緑地」を相次いで歩いて、JR「森林公園駅」を目ざす。「森林公園駅」まで約1時間15分。ここを第一の休憩地と予定する。駅舎内のトイレも確認した。

    
    ※ 野津幌川緑地の散策路です。
    
    ※ JR「森林公園駅」です。

 「森林公園駅」からは「野幌森林公園」を目ざす。森林公園で「北海道博物館」、「北海道開拓の村」の横を通ったが、目指すは森林公園内の「瑞穂池」である。深い森の中を一人往くのはちょっと不気味だったがスタート2時間後に到達した。「瑞穂池」の畔には東屋とトイレがあり、昼食ポイントの候補になり得るなと判断した。

    
    ※ 森林公園内に建っていた「北海道百年記念塔」の跡は更地となっていました。
    
    ※ 「瑞穂池」に向かう散策路はちょっと不気味でした。
    
    ※ 野幌森林公園の奥部に佇む「瑞穂池」です。
    
    ※ 「瑞穂池」の傍には東屋が建てられており、昼食ポイントに最適?

 「瑞穂池」を後にし、森林公園を抜けると、なんと「森林公園駅」を目指していた時に目にした「北星学園大学付属高校」の校舎を再び目にすることになった。なんとコースは ぐるっと一周して戻ってきたのだった。
 その後は「小野津幌川」の支流にあたる「ポンノッポロ川」沿いに造成されたサイクリングロードをひたすら歩くウォークとなった。
 コンディションは狙ったとおり気温はそれほどでなかったが、雨後ということで湿度は高く汗はかなりかいた。さらには久しぶりのウォークとあって、後半は足が重くなりスピードものろまなカメさん状態だった。 
 サイクリングロードと分かれ新興住宅街を抜け、セクション7のゴールのJR「上野幌駅」に到着したのは3時間45分後の16時20分だった。 

    
    ※ セクション7のゴール地点のJR「上野幌駅」です。

 マップによると距離は約14kmと表示されていたが、私の歩数計では16km以上と出ていた。私の感覚では歩数計の距離の感覚だったが、はたして正解は???  
 表記した休憩箇所、昼食ポイント以外にも休憩できるベンチの箇所、トイレの場所をチェックすることができ、事前踏査も目的は達成することができたと自己評価している。
 なお、本番の方は8月下旬までは夏休みの予定である。その間にもう一回くらい事前踏査ができたらと思っている。  
 ◇事前踏査実施日 7月28日(日)
 ◇事前踏査距離  約14キロ

本番!さっぽろラウンドウォーク セクション6(モエレ沼公園 ⇒ 新札幌)

2024-07-04 20:08:10 | さっぽろラウンドウォーク
 モエレ沼、雁来新川、雁来川、豊平川、月寒川、望月寒川、北白石川、厚別川、と絶えず川面を眺めながらのウォーキングとなったセクション6だった。改めて札幌市内には川がたくさん流れていることを感じながら歩いた。

   

 本日、「めだかの学校」札幌ラウンドウォーク踏破クラブとして5度目となるラウンドウォーク セクション6を実施した。
 メンバーは脚を痛めて前回休まれたS氏が復活して5人でのウォーキングとなった。(男性4人、女性1人)
 今回のスタート地点である「モエレ沼公園」に向かう途中、恐れていた雨が降り、心配されたがスタート時には晴れ上がり、午前9時10分にモエレ沼公園のガラスのピラミッド前をスタートした。

    
    ※ スタート直後のメンバーたちです。

 最初は「モエレ沼」を左に見ながら進み、直ぐにモエレ沼と繋がっている人工河川の「雁来新川」沿いの堤防上を進んだ。「モエレ沼」、「雁来新川」沿いは砂利道の上、除草が十分でなかったことから、雨上がり後の露が雑草に残っていて、シューズが濡れたが大きな影響がなくホッとした。
 続いて、「雁来新川」の本流(的)河川である「雁来川」沿いを往く。この「雁来川」は2017年に河川改修がなされ直線的な河川となり川沿いも整備されて気持ちの良い散策路となっていた。川沿いには、大和ハウスの物流センター、札幌サッカーアミューズメントパークなどが並んでいた。

   
   ※ S氏の歩測によると、幅250mという長大な大和ハウスの物流センターです。

 スタートして1時間、事前踏査で適当な休憩箇所がなかったことからホームセンターDCMの店舗で、給水・トイレ休憩をとった。

   
   ※ この日であった川で、最も水量豊かだった豊平川の流れです。

 ウォーク再開後、「豊平川」に架かる「雁来大橋」を渡り、「豊平川」沿いを歩く。豊平川沿いには「雁来運動公園」、「白石清掃工場」、「東部スラッジセンター」などを横目に歩を進めた。気温は高かったが、雲に陽光が遮られていたこともあり、それほど暑さを感ずることなく歩を進めることができたのは幸運だった。

   
   ※ 豊平川沿いに建てられた「東部スラッジセンター」の建物です。

 途中から「月寒川」が「豊平川」に流入する合流点から「月寒川」沿いを進むルートに変わり進んだ。その途中では「望月寒川」が流入する地点も確認することができた。

   
   ※ 月寒川が豊平川に流入する合流点です。

 「月寒川」沿いはやや単調なところもあったが、私の提案でコースを少し外れて「大昌寺の大仏」を見学した。「大昌寺の大仏」は、高さ13.7mもあり周りを睥睨しているようにも見えるが、設置の趣意は人種や宗派を超えて、全ての人々の心身の病を冀う(こいねがう)象徴として設置したとのことである。

   
   ※ 大昌寺の大仏を見入る会員の方々です。

 その後、「北白石川」沿いを通り、昼食ポイントとして予定していた「川下公園」に着いた。「川下公園」内に造られていたカナールには事前踏査時には流れていなかった水が流され、夏を感じさせてくれる光景だった。

   
   ※ 「川下公園」のカナールを横目に昼食ポイントに向かうメンバーです。

 「川下公園」には「リラックスプラザ」という施設があり、そこには休憩所のようなところがあったので、そこで昼食を摂ることにした。さっぽろラウンドウォークでは初めて靴を脱いで昼食を摂ることができた。

   
   ※ 川下公園内の「リラックスプラザ」内で昼食を摂りました。

 午後、「川下公園」から「厚別川」沿いにコースが変わった。午前中は雲に遮られていた陽光が顔を出し、しかも午後になって気温も上がってきたためにメンバーたちも暑さが相当気になったようだ。予定になかった給水タイムを多めに取って対処した。

   
   ※ 午後、気温が高くなった中、厚別川沿いを歩くメンバーの方々です。

 「厚別川」沿いのウォークは3キロ弱くらいあったと思われるが、特徴的な光景には特に出会わなかった。「厚別川」沿いを離れる前にJRの「函館本線」、「千歳線」の二つの鉄橋の下を潜り、コースはJR「新札幌駅」を目指して「千歳線」沿いにルートを取った。この「千歳線」沿いの高架下沿いを歩く最後のルートがメンバーにとってもコースの最終盤でもあり、最も苦しかったところではなかったかと思われる。

   
   ※ JRの鉄橋下を潜って進みます。
   
   ※ JR新札幌駅に近い高架下をゴールに向かって急ぎました。

 やがて「新札幌駅」近くの繁華街に至り、ゴールの「新札幌駅」に13時55分に到着した。
 レポの中でもしばしば紹介したが、この日のコースは川との付き合いが多いコースだった。某講座において、札幌の一帯は古代は海であり、陸化した後も低湿地帯だったという。その名残りが今の札幌に遺っているということなのだろう。札幌の周縁を巡るという今回の「さっぽろラウンドウォーク」は、これまで知り得なかったことをいろいろと教えてくれる貴重な機会となっている。
 なお、このラウンドウォークはちょうど全体の1/2を終えたことになる。メンバーと話し合い、当初予定どおり酷暑の夏を回避して夏休みを取り、8月下旬からラウンドウォークの再開し、完成を目指したいと思っている。