マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

知ってますか? キハ391 ガスタービン動車

2008-12-12 00:50:25 | 特急型気動車
こんばんわ。
昨夜は沢山の方々から励ましのコメント&ポイントをいただき誠にありがとうございました。
また、体調の回復が遅れていることに関しまして、ご心配お掛けいたしまして申し訳ございません。
色々考えるところではありますが、ブログの引越し作業というのを年末年始の忙しい時にやらなければならないというやっかいな問題もありますので、年内はこのままのペースでブログを続けて行きたいと思っています。

さて、今日のネタです。





ご存知ですか?キハ391系、ガスタービン動車、試作車です。

昭和47年に国鉄大宮工場で製造され、川越線内での試運転の後、陰陽連絡の重点路線である伯備線や山陰本線で試験運転が行われました。

気動車と言えばディーゼルがメジャーですが、その歴史を辿ると、最初は蒸気機関を搭載した蒸気動車、ガソリンエンジンを搭載したガソリン動車がありました。その後、燃費やトルク、大型・大出力化などの利点からディーゼル動車が普及していきました。

ガスタービンは、燃料の反応熱等で生成された高温のガスでタービンを回し運動エネルギーを得る内燃機関のことで、ジェット機やヘリコプターに使われている原動機です。



平成5年11月28日 国鉄大宮工場(現大宮総合車両センター)にて

車体を見ると、当時製造中だったキハ181と酷似したお顔、これまた当時開発された振子車同様に背の低い車体、そして、当時の国鉄では導入を見送っていた連接式の台車など、非常に特徴があります。

ガスタービンは、専用の中間車のみに搭載され、両端のキハは付随車となっています。ただし、連接構造で片側を動力車としているため、「キクハ」ではなく「キハ」とされています。

非電化の幹線における特急列車のスピードアップを目指して開発されましたが、ちょうどオイルショックに掛かって燃料費が高騰してしまったこと、燃費の悪さ、騒音対策の問題が顕著となり、計画が頓挫してしまいました。


この写真を撮影したときは、非常にキレイな状態で整備されており、中を見学できるようにしてありました。この時は今の嫁と一緒に訪問しており、もちろん2人で車内見学もして参りました。

言わば失敗作となってしまったキハ391ですが、可能性を追求した国鉄研究陣の魂のような車両でもあり、製造された大宮工場で現在も保存されています。

ただ、今年のふれあいまつりで同所を訪れた時、非常に悲惨な姿で所の片隅に留置されており、今後の保存方法なども決まっていないと言う心配があります。


現在の高速振子気動車の礎になったのかどうか良く分かりませんが、可能性に挑んだ国鉄魂を後世に伝えていくためにも、大切に保存していただくことを切望いたします。

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コメント (10)
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