マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

JRおおみや鉄道ふれあいフェア2008:トラバーサー篇

2008-05-27 10:30:15 | 写真撮影
えー、昨日は寄り道をしたらすっかり遅くなってしまいました。
死にそうなほど眠いので、今日はお茶濁しのような話題ですが、興味があったらお付き合い下さい。

テツの皆さんは、「トラバーサー」くらいはご存知だと思います。
浅いテツの方のために申しますと、工場など限られた敷地の中で、車両を水平方向に移動させるために使う移動機械です。ポイントを使って移動するとなると、転線の距離が長くなり、必要以上に広大な敷地を確保しなければなりません。特に工場の場合、上屋(建物)が必要となりますので、できるだけコンパクトにまとめる必要があります。
「トラバーサー」を設備することにより、ポイントの設置が不要となり、平行移動することによって工場内の何処の位置にも素早く転線することが出来ます。

今回は【動画】で撮ってきましたので、ご覧いただければイメージが湧くと思います。

時間は4分程かかりますので、時間のある方にオススメします。

また、移動時の音楽が大きく鳴りますので、深夜帯はボリュームを下げてご覧下さい。


[[youtube:vXPkL_cdZ6E&hl=ja]]
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JRおおみや鉄道ふれあいフェア2008:EL一挙公開篇

2008-05-26 01:10:20 | 写真撮影
こんばんわ!
昨日は沢山の方からポイントをいただきありがとうございました。
それにしても大変なアクセス数で驚きましたよ。一体何があったんでしょう?と言う感じです。

さて、今日は続きで、展示されていた電気機関車篇を一挙にアップいたします。


ED751015

まずは交流機代表のED75です。ちなみに昨年は1034号機でした。
EH500の登場により大幅に数を減らしています。ですので、今このような状態で整備されているということは、続行を約束されていると言うことなので嬉しい限りですね。



EH500-13 金太郎のロゴ

ED75にとって最強の脅威となるEH500型。昨年度は2両(2組)出演でしたが、今回は13号機のみ。分割されて連結部が見えるように配置されていました。
あまり良いアングルが取れなかったので、ロゴのみの撮影としました。いつも来ていただいている金太郎さんへのプレゼントです。



EF651075

こちらは展示外車両。ここには去年も車両が居ましたね。貨物色はあまり興味が湧きません。やっぱり似合わないよな。



EF651117

こちらは整備が始まったばかりと思われる1117号機。台車が抜かれて、良く見ると屋上モニタがなく、雨漏りする状態になっています。塗装の剥がれも目立ち、修繕は大変そうですね。



EF651095

たまたま通り掛かったらいきなり通路が通行止めとなり、一体何が始まるかと思いきや、展示されていた1095号機に吊架用具を付け始め、吊り上げるやいなや、空中移動を始めました。
昨年は展示車両が多かったため、このようなことはできなかったのかもしれませんが、いやいや、重たいのが解かっているだけに迫力ありましたね。



EF65535 & EF5893 の並び

今回のメインでしょうね。先般引退した535号機と常連のEF58青大将の並びです。



EF5893 「つばめ」

この祭りでは常連の93号機。今回は上野方がマークなし、東北側に「つばめ」のヘッドマークが掲げられました。さすがに通電はされていません。



EF65535 「さくら」


EF65535 惜別マーク


EF65535 マークなし


EF65535 東京区 区名札

今回の目玉となったEF65535。ヘッドマークは前後に「さくら」と「惜別」が付けられ、13時を境に前後を入換えるという力の入れ様です。
「さくら」は現役時代にあったとしても、「惜別」マークは貨物運用のためその道に詳しいファンしか撮れなかったことを考えると、今回の展示でこの「惜別」マーク付きを初めて撮った方が多い筈。JR側の心配りには感謝するばかりです。



ED6217 & EF651001 の並び

鉄博に近い側にも屋外展示がありました。こちらには事前予告の無かったEF651001が居ました。このカマも先般惜しまれつつ引退しました。私的には500番代よりもこちらの1001号機の方が馴染みもあり、親しみを感じます。
ED62も常連になりましたでしょうか。ただ、具体的保存の話も無く、今後の対応が気になります。



EF651001 「あけぼの」

この1001号機を見て何か違和感を感じたのですが、家に帰ってきて画像を見たら、スノープラウが付いていないんですね。馴れの問題でしょうが、私的には見慣れていないので何か気持ち悪いです。
結果的にJRになってからは、この「あけぼの」のヘッドマークを付けて走ったことは無かったのではないですかね。スノープラウも付いていない同機にとって、「あけぼの」のフリは貴重な姿ですね。

東北時代の1001号機 → http://diary.jp.aol.com/marutetsu/634.html

枚数は多く撮りましたが、今回は展示車数自体が昨年に比べると大幅ダウン。しかし、昨年は鉄博収蔵車の展示がメインだったようなので、比較は酷でしょうね。
それでも、今回はヘッドマークを付替えたり、走行クレーンを稼動させたりと大変楽しめました。来場者数も多過ぎなかったので、気分的には楽に回れたし、楽しめました。
来年の開催も期待したいと思います。

バス篇が残っていますので、できれば今晩帰宅後にアップしようと思っております。
また、昨日も沢山の方にご訪問いただきありがとうございました。御礼申し上げます。

2007年の同フェアの様子はこちらにまとめました。よろしければご覧下さい。
http://diary.jp.aol.com/marutetsu/174.html
http://diary.jp.aol.com/marutetsu/176.html
http://diary.jp.aol.com/marutetsu/177.html
http://diary.jp.aol.com/marutetsu/178.html
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JRおおみや鉄道ふれあいフェア2008:はたらくくるま篇

2008-05-25 18:05:20 | その他乗り物写真館
寝不足で昼寝したら爆睡してしまった・・・夜が心配。
恒例の昼間のアップはその他ネタ。今日はフェアの中でもはたらくくるまの展示があったのでご紹介したいとおもいます。

昨年の展示では見た記憶すら残っていなかったのですが、軌陸車があったので写真を撮ってきました。



一般的には空中作業車という部類に入りますが、コレはパンタグラフまで装備しており、一体どんな種類の工事に用いられるのか良く分りません。説明をおいていただけると助かりますね。
それにしても、全部装置を延ばされてしまうと結構な高さがあり、広角の利かないデジカメにはキツイですな。




こちらは機材運搬車のようです。赤色灯が搭載されているので、緊急自動車の指定を受けているようですね。

これら2台とも軌陸車のため、車輪が出て軌道上を走行することが可能ですが、外観からは車輪の様子を殆ど窺うことが出来ず、あからさまには軌陸車であることが分りませんでした。
以上2台とも三菱ふそうのキャンターです。




こちらは、構内で見付けた展示とは一切関係ない車両ですが、あまり外では見ることが出来ないので撮っておきました。こちらはただの自動車で、軌陸車では無いようです。
何故かこちらも三菱ふそうのキャンターでした。






今回は、なぜか大宮消防署のPRコーナーがあって、消防車が1台来ていました。
まあ、私的には消防車も撮影の対象ですし、空作(空中作業車)と言うのも滅多に撮ることができませんのでラッキーだったかなと。これも作業台を延ばしていますが、写真は撮りづらかったですね。
母体は日野レンジャーで、88ナンバーから推測するとかなり古いタイプ。私的には持って来いの車両でした。欲を言えば、この間国道17号で浦和消防署前を通った時、前2軸のはしご車がいましたので、できればそいつを連れて来て欲しかったですね。
さいたま市消防局さん、次回は宜しくお願いいたします。

以上、「はたらくくるま」をご案内いたしましたが、くるまに興味の無い方はスルーしてくださいね。
JRバス関東も来ていましたが、カテゴリ違いなので別枠で明日にでもアップいたします。
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JRおおみや鉄道ふれあいフェア2008:EC・DL篇

2008-05-25 02:00:26 | 写真撮影
こんばんわ。
昨日5月24日は「JRおおみや鉄道ふれあいフェア」が開催され、大宮工場が一般開放されました。
昨年度も訪れており、過去ログでもご紹介させていただいておりますが、今回もネタ探しのため行って参りました。昨年は1人でのレポでしたが、今回はFe4のメンバーであるシービーさんと2人で訪れています。

写真枚数的にもボリュームがありますので、今回も5回くらいに分けてご紹介させていただきます。
第1回目は、電車とディーゼル機関車をまとめてみました。



天気予報では朝から雨ということですが、今朝は強烈な日当たりで暑苦しくて目が覚めました。雨どころか、雲は多いものの晴れ間も出ており、雨の降る様子はありませんでしたね。雨が降るとどうしてもテンションが下がってしまいますから、コレ幸いと出掛けていきました。シービーさんとは移動状況をメールでやり取りし、大宮駅1・2番線の喫煙所で集合。無事に正門へ辿り着きました。

去年は鉄道博物館への収蔵車両を一堂に介していたため展示車両数が多かったのですが、今年はそれと比較してしまうのは酷ですが、車両数はかなり少なくなっています。
ただ、電車に関しましては、去年はクモハ40073の1両だけだったのですが、今回は房総地区からお客さんが来ておりました。


左から、257系500番代、255系、185系。


房総特急用255系


185系「特急」表示

展示場所が狭いので、いずれも先頭車のみの展示です。まぁ、あんまり好きな車両というわけでもないので取り敢えず撮って終わり。185系だけ「特急」のヘッドマークを掲出していますが、今までこのマークで走っている姿は見たことがありません。この辺りは粋な演出ですね。




今回の試乗列車はE233系1000番代。普段通勤で乗っているので別にどうってことは無いのですが、今回は運転するたびにありえない行先表示を掲出しているので面白かったと思います。ただ、LED表示はスローシャッターでないと写し込めないため、ファン泣かせな装置です。この先一生苦労させられるんでしょうね。

続いてディーゼル機関車篇です。


DD51856

整備中のDD51型です。こちらの建物はJR貨物の所管となる「JR貨物車両所」のため、機関車のみの展示となっています。
この塗装のDD51の実物を見るのは初めてでした。基本的に塗色変更車は興味が湧かないので、撮ろうと思ったこともありません。で、コイツはどこのカマだと思って調べたら、なんと愛知機関区所属のようですね。わざわざ名古屋から検査にやってくるとは、国鉄時代では考えられないですね。



DE101546

こちらは何の点検中でしょうか。それともこれからでしょうかね。小奇麗ですが、あまり手を付けられていないようでした。
ちなみに、こちらも愛知機関区の所属のようです。DD51と一緒にやってきたのでしょうか?



DE101663

こちらは現在バラバラ中。ですが、このとなりのコーナーにパーツごとの車体があり、ピッカピカに塗装が出来上がっていました。お陰で工場の中はペンキ臭いことッたら・・・。
ちなみに、新鶴見機関区の所属で川崎派出在籍となっています。

今回はディーゼル機関車は3台だけ。工場内も昨年より寂しく感じました。電気機関車の方が多いのは、時代の趨勢というところでしょうか。



帰り道であったSuicaペンギン。写真を撮るために追いかけました。
途中で子供に引っ掛かったりしていたのですが、何やら早く帰りたいらしく、かなり慌てているようでした。しかし、如何せん足が短いため、走っているのに思うように進んでいないようです。今日は暑いし、中の人も大変でしょうな。

電気機関車篇は明晩、バスやトラック篇は日中にアップする予定ですのでお楽しみに!
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EF58 5 : 最後の鋳鉄製先台車装備車

2008-05-24 01:27:12 | EF58のアルバム
こんばんわ。
今日は何と4ヶ月ぶりのEF58シリーズです。
結構頻繁にEF58の写真をご紹介してまいりましたが、今年1月にHさんからフィルムスキャナをいただいて以降、フィルムスキャンをするに連れEF58写真がバンバン出てきてしまい、収拾が付かなくなって先送りとなっておりました。
一通りスキャンも収束し、今日は資料を調べる時間も出来たので久々のアップとなります。

で、今日のネタは鋳鉄製先台車を装備して一際目立った存在であった5号機です。



昭和54年8月頃 品川客車区構内にて

初めて逢った5号機。この頃は鋳鉄製先台車とかいった興味は無かったように思います。ただ単に1ケタのEF58に逢えただけで嬉しかったことを憶えています。
電柱の支線が非常に邪魔な構図ですが、特徴のある先台車がくっきりと写っており、今となっては良かったと思います。



昭和56年8月21日 東海道本線 函南~三島間にて 

こちらは5号機の牽引する荷物列車です。日本を一周した「駅(station)号」が運転されたとき、待機中に来た荷物列車を偶然撮影していたものです。
東北本線では最若番でも50番代以降くらいでしたから、1ケタというだけでバンザイな状況だったのです。ただ残念なことに、半逆光だったため特徴のある先台車があまりよく写っていなかったですね。



昭和58年6月29日 浜松工場留置線にて

そして、3回目として最後に逢ったのが浜松工場で解体待ちをする5号機でした。
折りしも飯田線の80系や戦前型旧国の大部分が廃車となるため浜松工場に送られた情報を聞き、飯田線撮影の帰り道に同工場の留置線に寄った際、偶然にも留置されている同機を見付けました。
同留置線には80系やクモニ83100、合の子流電のクモハ53007など多数の飯田線引退車が留置される中、このEF58の姿を見つけた時にも時代が大きく変わっていることを痛感しました。ちなみに、一緒に手を繋いでいるのは1号機です。

5号機についてはあまり詳しいスペックが判りませんが、昭和22年7月17日に日立で落成、沼津区に配置となっています。その後の経過は不明ですが、私の知る限りは浜松区の配置が続いていたようで、昭和59年1月6日廃車となっています。休車になってからはかなり長い期間に亘って留置されていたようですね。
外観から推測すると正面窓のHゴム化、エアフィルタのヨロイ戸化が施工されており、耐寒装備はありません。車体更新後はSG(蒸気暖房発生装置)を搭載、パンタグラフのPS14と鋳鉄製先台車については生涯原形のままであったようです。

鋳鉄製先台車は、この5号機の他に28・29・30・45号機に施行されており、いずれも日立製です。28~30号機は昭和53年~54年にかけて廃車されており、45号機だけは東海道荷物列車のEF62への橋渡し役として下関区に転属、5号機よりも遅くまで活躍していましたが、昭和56年に廃車となった他のEF58の先台車と交換されてしまったため、5号機が最後まで残った鋳鉄製先台車装備車となっていました。
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