冗長な連載なのだが今回は面白い。60年代に流行った建築の「メタボリズム」の展覧会を見て、「メタボリズムする単位」の懐疑を提言している。(注 メタボリズムとは成長する建築のようなもので、中銀カプセルタワーのように住戸ユニットの付け替えや将来展開のできる良い建築の運動 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%9C%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0 ) 生命体はカプセルを取り替えるようなマクロでは新陳代謝せず、ミクロな分子の粒のレベルで分解と合成を繰り返しているとある。<o:p></o:p>
その通だ。建築もゆったりとリニューアル工事などで変わるが、大きく変わるのは寡聞にして聞かない。都市も同じでゆったりミクロの住民や起業によって変わる。<o:p></o:p>
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それにしても福岡伸一は自分のことを「ハカセ」というのはどうにかならんか。<o:p></o:p>
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