2階レベルで通路を通している。( http://www.grandfront-osaka.jp/office/index.html )阪急梅田にもデッキがかかるようだ。1階レベルの街の賑わいに疑問がある。何でもデッキでつなげるとOBPやハーバーランドみたいになり2階の回遊は良いだろうが、1階の回遊と周辺エリアへの波及は疑問だ。都市回廊や賑わい軸( http://grandfront-osaka.jp/project/urban.html )の商業の張り付きも内向きの様でもある。大型開発でも、日本設計の中国 天津市・濱海新区での「泰達MSD(ModernServiceDistrict)」コンペ当選案では歩車融合の設計だ。空中回廊は楕円形で補助的な位置付けと見える。<o:p></o:p>
A,Bブロックとも広いワンフロア商業面積で、9,10階のスカイロビーからオフィス・エレベーター乗換で阪急百貨店梅田や朝日新聞フェスティバルゲートのオフィスタワーと同じ仕組みだ。このように、縦型複合用途開発(MXD)では縦シャフトの輻輳、セキュリティ確保、車回しからの動線に課題が多い。また共用部・専用部及び設備の色分け・持分など複雑だ。もともと複合機能で集客をとの狙いだろうが、多目的ホールが無目的ホールになる陥穽と同じ危うさがありはしないか。<o:p></o:p>
ともあれ、複合施設の将来のリニューアルなど現在は課題になっていない。むしろ、うめきたの竣工後に人の流れが北に移った場合は、西梅田ハービスにおいて複雑な商業部分のリニューアルなどが具体化する可能性がある。<o:p></o:p>
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何度も繰り返すが、開発のパラダイムはMXDの相乗効果から可変性・柔軟性に変わった。縦型MXDより変化に対応する分棟(品川グランフロントや西梅田北側)を更に発展させた分棟・用途区分型が良いと提言する<o:p></o:p>
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