7月30日の原始感覚美術祭オープニングの日は朝から大雨だった。
宿舎の台所で夜半に来られたらしいこけし作家の黒田将行さんに初対面。
午前中海ノ口公民館の受付なのでいくと一足早く来て黒田さんが和室にたくさんのこけしを並べていた。
こういう並べ方もあるんだとひとつひとつながめたらユニークなこけしさんばっかりだ。
彼がこけしの形を作ったようだが絵付けはいろんな人たちがしたらしい。
私は子供のころ美しく書かれた人形やこけしの顔を見ていると急に怖くなったことがあり人形類は苦手だったが黒田さんが並べたこけしは楽しくて見飽きない。
彼のお母さんがこけし好きだったことからこけしって何だろうとの思いがうまれ、こけしとかかわるようになったと言っていた。
”こけしあそび”とはどんな遊びか聞く間もなく黒田さんは並べてすぐ帰られて会うことはなかった。
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