これも自然の造形といっていいのか白壁の部分が長年の風雨ではがれ板に縄を巻いて泥を塗った一部が白壁の部分と良いバランスで露出した場所にひがんばなさんはペットボトルをセットした。
どこで探し出してきたのかランプまで素材として組み込んでいる。
それも2個も・・・・
探すのだって時間がかかるし白壁が露出して見えるリズミカルな縄の巻き方を見てるだけでも時間はすぎる。
彼女より”すぎなさんの作品”へ皆の作品を見るゆとりがなくて反省している趣旨のコメントが入っていたが彼女が悪いのではない。
こんなに創作意欲をかきたてる素材や場所があるところへ採集、水揚げ作業まで組み込んで3時間のワークショップを企画した私が悪かった。
誤算といえば誤算だがうれしい誤算でもあった。
私は企画している野草(イエツァオ)野外教室は5:30分起床で散歩から始まりゆっくりと創作モードに持っていき創作。
自分と向かい合い生まれた作品はすべて最高とし参加者仲間に見てもらう。
参加者は作家であり見学者であり作業場は移動美術館と称している。
もう34回催した。
ベテラン参加者が3時間と区切っても手抜きしてくれることはなかった。
前後2泊してやってきたひがんばなさんは他の参加者の作品を見る時間も作り出せずに出来上がったのは17時前(13~16時のワークショップ)。
10月には従来の野外教室を開きます。
第35回野草(イエツァオ)野外教室参加者募集
日時 23年10月8日(土)~10日(月 祝)一泊でも可。
場所 ギャラリー作唯 畑 山小屋
電話 0896-72-6808
畑では巨大糸瓜やカボチャ類が育っています。
(写真はクリックすると大きくなります)