原始感覚美術祭の会場である木崎湖湖畔には生活の中にたっぷりの自然が残っている。
公共交通の不便さはある意味ありがたいことでもある。
車を気にすることもなく野辺の道をゆっくりと歩く東京よりやってきた仲間は日常を忘れ今を楽しんでいるようだ。
久しぶりに見たチゴザサの群生も見事だと思っていたらやっぱし仲間達からは”あれはなんの草?”と聞かれてうれしかったががっかりしたこともある。
来てすぐ見つけて感激し前々日に確認したにもかかわらず小川に沿って咲き誇るワスレナグサが仲間達を案内したときはきれいに刈られていた。
草刈後でも大事に残されている花もあるのに。。。。。
自然たっぷりの木崎湖湖畔で過ごしていても一週間もたつと金生町で毎日通っていた畑がとても懐かしくしくなっていたところ仲間と泊まった宿舎には畑があった。
早朝畑の野菜たちを見学していたら海のない長野県の畑で海岸植物のツルナが美味しそうに育っていた。
ここへ来る前畑へ蒔こうと海岸で種を採ってきたばかしだ。
いっそう畑への懐かしさがこみ上げてきた。
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